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●創刊して7月20日で丸9年を迎え、10年目に入りましたが、ここまで毎日欠かさず配信を続けられた秘訣はなんですか? |
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仲間からの圧力のことを「ピアプレッシャー」といいますが、業界の方々からの視線です(笑)。「土井はついにやめたか。ついに折れたか」って、言われたくないじゃないですか。それが大きいですね。今では口コミやメディアで紹介されたりして広がっていったことで、56,000人まで読者が広がっていますが、そのうちの約4,000人は創刊当初の購読者で、おそらくほとんどが業界の方なんです。 ビジネス書はもちろん好きですが、それだけじゃ続かない……やっぱり"強制力"が大事です(笑)。僕の中での強制力、それは出版業界の先輩方をはじめ、いろんな方々からのプレッシャーだと思います。 あとは、常にたくさんの本(出版社等からの献本)が送られてくるので、それを読まなきゃな、という責任感もありますね。 |
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●忙しくて手がまわらない、紹介する本の選択に悩むなど、今までで苦労したことはありますか? また、そうした場合にはどうやって乗り切りましたか? |
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いちばん辛いのは、仕事がすごく忙しいのにお酒まで飲んじゃって、集中力が落ちているのに書かなきゃいけないとき。仮眠をとってから書くこともあります。 ただ、そういうしんどいときは何度かありましたが、やめるほどではなかったですね。 |
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●原稿は毎日書いているんですか? まとめて書いてはいないんですか? |
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毎日書いています。まとめて書くのは旅行のときだけです。だから、実は海外旅行の前がいちばんしんどいです。 先日、ギリシャとドバイに10日間行ったんですが、そうすると、10日分書き溜めなきゃいけないじゃないですか(笑)。1日何通書くって計画を立てるんですけど、やっぱり最後にしわ寄せがくるんですね(笑)。だから結局、旅行の前日に7〜8通分書くハメになって。ちなみに、今まででいちばんまとめて書いたのは、1日11通分です。 本自体は読み溜めてあるので、選ぶのは大丈夫なんですけど、書くのはやっぱり大変ですね。いつも徹夜になるんですが、ギリシャの場合、時差があるので、寝ないで行くとちょうどいい(笑)。だから、朝フラフラで成田に行って飛行機に乗るのが、意外と都合がいいんですね。 僕はもともと週刊誌「Tokyo Walker」のライターをしていたので、眠くても徹夜でもやる、というハードワークには慣れているんです。だから毎日でも続けられるんだと思います。若いころの訓練の賜物ですね(笑)。 (次週に続く) |
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いかがでしたか? 次回も土井英司さんのインタビューをお届けします。 お楽しみに! |
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