東門をくぐり、さっそく境内へ。広大な境内は東院と西院に分かれ、あわせて45万?にもおよびます。まずは、西院に足を踏み入れました。ここは誕生院ともよばれ、弘法大師個人に関する空間とされています。中央には弘法大師の御影(自画像)を安置することから「御影堂(みえどう)」ともよばれる大師堂があり、右に聖霊殿や護摩堂、親鸞堂などを配置。一方、仁王門を出て伽藍とよばれる東院に入ると、本堂のほか五重塔、佐伯家の廟などが整然と並んでいました。
建物以外にも広い境内には「御影の池」や「樹齢1000年を越える大楠」など見所はたくさんあります。いつものように本堂・大師堂を参拝。この時点で時刻は17時をまわっていました。今日は、ここで打ち止めにし、予定通り善通寺の宿坊に宿泊することにします。
翌朝、8月13日、遍路四十日目。御影堂における僧侶たちのお勤めに参加し朝食をとった後、寺を出発。次の札所は第七十六番金倉寺で、寺までの道のりは約3.8kmです。まず赤門を出 | | 同、朝のお謹め風景
道中風景
●今回の歩数と総歩数
七十五番札所・善通寺〜 七十六番札所・金倉寺
歩数:5520歩
一番札所・霊山寺から
総歩数:156万3593歩 | |