ゲームアイドル・杏野はるなちゃんが懐かしゲームをレビュー! どこが面白いとかスペックだとかの話だけじゃなく、 脱線をモリモリしつつゲームの魅力をご紹介します! |
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マニアックプロレス (PCエンジン・1990年発売) |
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突然ではありますが、はるなはプロレス、格闘技にはわりと疎いのです。
とはいえ、漫画では修羅の門や、バキ、餓狼伝、軍鶏、他まで読んでいます。が、実際にプロレスや格闘技を会場に観に行ったのは数回なのです。
しかしッッッ! その熱い魂は分かっているつもりなのだ。なので、今回「マニアックプロレス」を選んでみたッッ!!
このゲーム、元々はPCエンジンというハードから発売されていたもので、PCエンジンでは実は相当やりこんだ……。一見アクションっぽいのですが、実はそうではなく、どっちかというと育成シミュレーション的ゲームなのであります。そして、なによりはるなが好きなのが、ゲーム中に漂う尋常でなくシュールな雰囲気……。
これはやっていただかないと、なかなかわからないと思うのですが、もちろん主人公は、ザ!主人公!! って感じの男前。
そしてライバルや敵達も、ザ!ライバル!! って感じのメンツがそろっています。なのですが、なのですが、どことなく平和といいますか、どことなく舞台劇的な雰囲気が溢れているのです。
そういった意味でこのプロレスゲームは非常に斬新!! それまではプロレスゲームといえば、リングの上のキャラクターを操作して、ちょこちょこと動き回り、Aボタンがパンチ……的なものが多かった中で、この舞台劇的なプロレスゲームを世に送り出す勇気はすごいと思うのです。さらに、はるなが好きな演出がありますそれは敵に「絞め技」をかけるとこに成功するとこれがすごい。
一番単純で効果があるといわれている「ヘッドロック」という技、これは相手の頭を脇と腕ではさみ締め上げるというものなのですが、このゲームでこれが決まると、「ギリッ、ギリッ、ギュオ、ギチギチギチ」といった感じで、実況にもあるように、本当に万力で数ミリずつ、いや、コンマ何ミリの単位で筋肉が相手の頭を内部の血管を確実に締めている感じなのです。この演出は是非見ていただきたい!!
と、少々興奮してしまったのですが、アクションゲームでもないのにこれほどエキサイティングできるプロレスゲームは他にない! と言ってしまっても過言ではありません。プロレスとかちょっと苦手〜、という方も是非やってみてください、きっと変にシュールな部分と、カッコいい部分がバランス良く融合したこのマニアックプロレスにギリッ、ギリッ、っと引き込まれていくでしょう。
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