縁起によると、郷照寺は神亀2年(725)、行基によって開基。大同2年(807)に弘法大師が訪れ、仏法有縁の地であると感得し、大師自身の像を彫造して厄除けの誓願をしました(この木造の大師像は「厄除うたづ大師」としていまも広く信仰されています)。その後、正応元年(1288)、時宗の開祖・一遍上人によって念仏修行の道場に。このときから浄土易行の法門の伝統が加わり、真言・念仏の2教の法門が伝わったといわれています。元亀、天正の兵火で伽藍を焼失しましたが、江戸時代に入り、高松藩主・松平頼重により再興。その際、宗旨を真言宗とともに一遍上人を偲んで時宗も奉持することにし、寺名も「郷照寺」と改めたとのこと。今なお真言宗と時宗の両宗にわたる寺としては四国札所唯一の寺です。
さて、いつものように本堂・大師堂を参拝した後、寺を出発。次の札所は第七十九番天皇寺で、寺までの道のりは約5.9kmです。まず、寺を出て北東へ進みます。宇多津網の浦郵便局、西光寺を通り過ぎた後、大束川を渡りました。川を渡って、500mほど宇多津の住宅地を歩くと、 | | 同、大師堂
同、本堂
●今回の歩数と総歩数
七十八番札所・郷照寺〜 七十九番札所・天皇寺
歩数:8778歩
一番札所・霊山寺から
総歩数:158万8379歩 | |
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