2014年4月3日木曜日

JALカードアメックス入会キャンペーン中/九州では国道脇に地獄が!?桜に彩られる北斎も描いた名橋とともにご紹介【旅まぐ】

2014/04/03 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
旅まぐ
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【今週の旅の目次】
郷愁の原風景

家族で九州ダイナミック

まぐまぐからのお知らせ

旅まぐ写真館
 
【編集部より】
 『郷愁の原風景』、桜を巡る旅の第二弾は山口県岩国市をご案内。錦帯橋に岩国寿司情報などもご紹介します。『家族で九州ダイナミック』では、大原家が訪れた「国道脇の地獄」をレポート。
 それでは今週も『旅まぐ』をごゆっくりお楽しみください。
 

 全国の桜が美しい街を巡る旅、第二弾。今回は山口県の岩国市をご案内します。

 岩国といえば錦帯橋(きんたいきょう)。岩国城と城下町をつなぐ目的で架けられ、葛飾北斎の浮世絵の題材にもなった名橋は今、満開の桜に彩られています。

 その数およそ3000本。ソメイヨシノをメインに18種類もの桜たちが美を競い合う様は壮観ですらあります。

 日が暮れる頃にともる300基ものぼんぼりの灯りに淡く浮かび上がる桜もまた格別。ライトアップされた岩国城、錦帯橋、そして夜桜をフレームに収めようとカメラを構える愛好家たちの姿も、岩国の春の風物詩の一つとなっています。

 橋のたもとにひっそりとたたずむのは「巌流ゆかりの柳」。

 巌流こと佐々木小次郎を岩国の生まれとした作家の吉川英治はその著書『宮本武蔵』の中で、小次郎がこの地で柳と燕を相手に独力で必殺の剣「燕返し」を編み出したと記しました。

 そんな小次郎が巌流島で武蔵に敗れて400年余り。ゆかりの柳は今も若葉を風にそよがせています。

 さてさて、岩国を訪れたらぜひ召し上がっていただきたいのが「岩国寿司」。写真を目にして「ただの押し寿司では?」と思われた方、是非その製作過程をご覧いただきたい!

 一度に3升から1斗は入ろうかという大きな木枠に寿司飯と具を重ねて重石で押し固め、日本刀と見まがうほどの特製包丁を用いて切り分けるという豪快さです。味の方はと言いますと──、その製法からは想像もつかないほどの繊細さ。岩国城内で食べられていたことから「殿様寿司」とも呼ばれる郷土食をお楽しみください。

 お城に見守られ、桜を身にまとい一段と美しさを増す春の錦帯橋。年に一度だけの景色を愛でつつ美味なる岩国寿司に舌鼓を打つ旅に、あなたも出かけてみませんか?

■ 憩いの宿 半月庵
創業明治2年、宇野千代の『おはん』の舞台にもなった名宿。
上品かつ繊細な郷土料理が自慢です。
■ 錦帯橋HP
これさえチェックすればあなたも錦帯橋博士。
「昔の錦帯橋写真展」のコーナーも。
■ 岩国寿司食べ歩きMAP
新旧名店の岩国寿司を写真でご紹介。
イラストMAPつきなのでそのまま印刷して持ち歩けそう。
 
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 国道の脇に地獄が!? 長崎県雲仙市
 "九州のよか処"をご紹介する不定期連載、第3弾は長崎県の雲仙温泉をご案内します。

 島原半島のほぼ中央に位置し、1934年には日本初の国立公園に指定された雲仙温泉。明治〜大正期にかけては上海租界の欧米人たちが数多く避暑に訪れ、「雲仙でひと夏を過ごす」ことが彼らのステイタスとなっていたそうです。



 
 しかし我々大原家的には雲仙と言えば「雲仙地獄」、火山性ガスを含む白い噴気が立ち上る様はまさに地獄と呼ぶにふさわしいと聞きます。さっそく訪れてみたのですが……、驚きました。



   「そんなガスが噴き上がるような"地獄"はきっと山深い場所にあるのだろう」と勝手に想像していたのですが、街の中心部、国道のすぐ脇からガンガンに白煙が上がっているのです。This is dynamic!九州、ダイナミックです。

 「大叫喚」「お糸」「清七」などの名がつけられた地獄は30あまり。遊歩道が整備されており、30分ほどで地獄めぐりを楽しむことができます。入場無料、夜間も立ち入ることも可能なのですが、闇夜の地獄に足を踏み入れる勇気は私にはありません。

 そしてここ雲仙地獄は江戸時代、キリシタンへの拷問が行われ、多くの信徒たちが殉教した地でもあります。

 地獄から沸き立つ熱湯を柄杓で信者に少しずつ浴びせ、焼けただれた傷を手当てし、再び熱湯を浴びせる──。

 「雲仙地獄責め」というこの拷問は遠くヨーロッパにまで知れ渡っていたそうです。21世紀の現在、地獄を見渡せる場所に建つ碑が33名の殉教の信徒たちを讃えています。

 そんな雲仙には、ここ数年ほんの少しだけ話題になっているパワースポットがあります。



   温泉神社の脇に立つ「夫婦柿」。年季の入った立て看板には次のように記されています。

「夫婦柿(樹齢200年以上) 家内安全 勝運祈願 必願成就 子孫繁栄 恋愛祈願」

 すべての物事にご利益があると謳っています。そしてその祈願作法は──

「両手で柿の木をだき二つ一緒にしたから上になで上げ口で唱えながら祈願する 続いて神水をあびる」

 とあります。これは祈願しない手はありません。妻と次男坊が試みますが、子どもの体躯では二本の木を同時に抱えるのは厳しかったようです。

 ここでなにか忘れていることに気づきました。そういえばまだ温泉卵をいただいていません。

 マニアと言っても差支えないほどに温泉卵に心惹かれる大原一家は、温泉地ではかならず温泉卵を食べてきました。街行く人に伺うと、雲仙地獄の北側入り口付近で女性が露店を出しているとのことで、早足で向かってみると──



   「雲仙の味 本物 地獄湯けむり温泉玉子」の幟を上げたお母さんが。「本物」というのはどういうことか尋ねてみると、付近の土産店で売られているのは機械で蒸した「偽物」なんだとか。皆さんも雲仙にお越しの際にはご注意ください。

 この露天でのお値段はひとつ80円。決してお安いとは言えませんが、普段つましい生活をしている分、旅先では豪気に振る舞いたいというのが我が家風です。

 4つで300円におまけしていただきその場でほおばってみたところ、白身にきちんと硫黄の香りがしみていて大変おいしい。幼少期は毎夏、母の実家があった東北地方の温泉街で過ごしていた自分は危なく涙を流すところでした。小中学生がこんなことを標語にしてしまうのも頷けます。

 幕末期には吉田松陰も訪れたという雲仙温泉。地獄めぐりのほかにも湯せんぺいの手作り体験、懐かしい駄菓子やおもちゃが並ぶおもちゃ博物館などなど、ご家族で楽しめてしまう温泉街に皆さんもぜひ。



大原広軌(おおはら こうき)
1969年、東京生まれ。フリーランスライター、構成作家。妻は漫画家の大原由軌子。2011年、家族とともに妻の実家がある長崎県佐世保市に移住。現在は夫婦でメルマガを配信しつつ、様々なメディアに寄稿する日々を送っている。
『大原さんちの九州ダイナミック』
月額315円 毎月第1〜第4金曜日 好評配信中
 
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旅まぐ写真館

読者の皆さんと一緒に作るコーナー『旅まぐ写真館』。
今週はtomotomoさんからの投稿です。
愛知県の名古屋城で撮影した1枚。
素敵なお写真、ありがとうございます。


『旅まぐ写真館』では、毎週1点を掲載させていただきます。
皆さんが旅先で撮られた渾身の1枚をお送りください。
素敵なお写真、お待ちしています。
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