2014年4月22日火曜日

英語はこの81文で何でも話せる聞ける!?/聞いてあきれる議員の歳費!審議の仕方もちょっとアレ!国民が知らない国会の内幕を政治家が語るメルマガをちょい見せ!【ちょい見せまぐ!】

2014/04/22 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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今回のちょい見せ LINEUP!
 ≫ 『議員歳費二割カット継続は当然です』 石川ともひろ
 ≫ 『なぜ事前に賛否がわかるの?』 河野太郎
ちょい見せ! その1
 
ちょい見せ! その1
石川ともひろの汚名返上!第二章
 
小悪党の雑巾がけ
【議員歳費二割カット継続は当然です】
 
 「あのー、議員歳費の給与明細を預かっているのですが・・・」

 りそな銀行の衆議院支店を訪れた際に突然、声をかけられた。 衆議院議員及び秘書などはりそな銀行(旧大和銀行)の衆議院支店を利用している人が多い。衆議院及び参議院の中にはりそな銀行と郵便局しか金融機関は無いのでそこを利用することになる。

 だからこそ陸山会事件の時にりそな銀行の職員を巻き込んでしまったわけである。

 議員バッチや秘書バッチなど記章が無いと議員会館には手続きをしないと入れないため、一般の銀行よりも混んでない事も魅力だ。議員の給与明細はりそな銀行から渡されていたのだが辞職後に取りに行っていなかったために保管されていたようだ。改めて給与明細を見てみると、「現職の時は随分、税金を頂いていたな」とつくづく感じた。

 さて、国会議員歳費の2割削減が今月末に期限切れを迎える。もともと東日本大震災の復興財源を確保するために議員自ら身を削ろうと始めたものだ。当時の私は活動費と裁判費用を捻出するために気のおけない身内から借りた借金を返すため、毎月50万円を返済にあてていた。この返済がちょうど返し終わる時だった(うーん、大変だった)。

 ようやく来月から「いやー、毎月50万円の謝金返済が終わるから50万円分で秘書給与を出せるな」(私設秘書の分は企業献金やパーティー収入が十分で無い議員は、歳費から捻出しているのが普通です。小選挙区が無い比例単独議員はそんな必要が無いので辞める頃にはマンションが買えるのです。例→杉村太蔵)と思っていたところへ、【毎月50万円のカット】となる【国会議員の歳費及び期末手当の臨時特例に関する法律】が成立したのだ。

 私としてはもともと50万円少ない中でやりくりしておりあまり痛みは感じなかったが、他の議員からは「いやー、被災者のためだから何とも言えないけど苦しいよね」と言う声が聞こえてきた。まあそんなのに限ってあまり選挙運動していない人だったが・・・。

 さて、議員歳費の削減を継続するかどうかについて私の意見を言わせて貰えば、継続しないで給与を戻すとなれば「言語道断」である。

 維新の会とみんなの党が3割削減の法案を共同提出となっているが当然である。消費税も上がり、復興も進んでいない。議員だけが歳費を戻すなんて事をしたら国民を馬鹿にするにもほどがある。但し、私はまじめに活動している議員に経費申請をさせる仕組みを作るべきだと思う。毎月の文書通信交通滞在費も一律で100万円渡しているのはおかしい。東京に家がある議員になぜ滞在費が必要なのか?

 まじめな活動とはどういうことかというと質問作りのために文献を購入したり、海外視察のための旅費などに手当を出したりするべきだということだ。それこそ削った50万で衆議院奨学金、参議院奨学金にして被災地出身の子供達の奨学金にでもすべきだろう。

 たくさんの法案が期限切れが近づくにつれて自動的に延長となっている。その現実を国民は知らないからお伝えする。ほとんどの議員が何の関心も無く、本会議場でそれらの法案の継続に賛成して法律が延長されているのである。自分達の給料に関わる法案だけ真剣に議論などしていたら国民から笑われるだろう。

 議員を辞めて思う。国会議員が「台所事情は厳しい(自民党の佐藤勉国対委員長)」などと言うのは不届き千万だ。
 
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ちょい見せ! その2
ごまめの歯ぎしり 応援版
 
今週の歯ぎしり
【なぜ事前に賛否がわかるの?】
 
 衆議院の決算行政監視委員会が開かれた。国の決算は遅れている。今、たしか平成26年だと思うが、平成21年度の決算が終わっていない!平成21、22、23、24、25年度の決算が未了になっている!(この他にも昭和19、20年度の外地特会がいくつか決算未了になっているが、それはちょっと別な話だ)。

 今回の決算委員会では、平成23年度、24年度の一般会計、特別会計等の予備費と平成24年度国庫債務負担行為総調書の決算が審議された。

 委員会が開催される前には必ず、その委員会の理事会が開催される。理事会では質疑時間と質問者の確認、出席大臣及び政府参考人(官僚のこと)の確認が行われる。そして、その後、委員長からフツーに、「それでは各党の賛否の確認を」という言葉が出る。それに対して各党から、フツーにわが党はこれこれに賛成、これこれに反対という回答が続く。

 ちなみに、全部で10項目につき、採決が必要になるが、予備費が9項目、国庫債務負担行為が1項目。予備費のうち7項目に関しては、全会一致で承認、1項目(平成24年度一般会計経済危機対応・地域活性化予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書)に関しては、維新・結い・社民の三党が反対、もう1項目(平成24年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書)については社民党が反対。平成24年度一般会計国庫債務負担行為総調書は社民党が反対。

 そこで委員長は「では採決は全部で4回。まず全党賛成の7項目に関して一括して採決し、その後、予備費で3党反対の項目、社民党のみ反対の項目、そして国庫債務負担行為についてそれぞれ採決します」

 さて、あなたはどう感じるだろうか。

 これから予備費と国庫債務負担行為の審議をする委員会が開かれるのに、すでに各党が賛否の態度を決めている!?しかも、委員一人一人の賛否ではなく、「各党」の賛否の態度が回答されている(記録に残るのも各党の賛否だけだ)。

 では、これから開かれる委員会は何なのだろうか。

 しかも、この10項目の質疑に立つのは6人、時間にして2時間30分。質問する6人以外の委員は座っているだけ。予備費などの「本当の」審査はどこで誰がやっているのか。

 これは決算行政監視委員会だけの話ではない。すべての委員会、そして本会議も同じだ。だから本会議では、異議なし採決、つまり議長の「ご異議ございませんか」に対して議場から「異議なし」という声が上がって可決されるという採決が行われる。

 異議なし採決のためには、採決の「前に」、異議がないことが確認されていなければならない。日本の国会では、首班指名、本予算、内閣不信任案以外のほとんどの採決は異議なし採決か起立採決で行われる。起立採決は、事前に「各党」の賛否が記録されている。

 いったい、国会の委員会、本会議の審議は何なんだろうか。

 国会に提出される法案のうち、自分が所属する委員会に付託される法案のうちいくつかについては、運が良ければ委員会で質疑ができる。それ以外の法案に関しては、一人一人の議員が意見を述べたり、議論したりする機会はない。与党議員の場合、議員の数が多いことと審議を早く終わらせるために、質問の時間や機会は非常に少ない。国会対策委員会の幹部がよく自らを天婦羅屋と呼ぶが、それは国対は、(内容にかかわらず)法案をあげる(揚げる)のが仕事だからだ。
こんな形骸化、儀礼化した議会、世界を見渡しても他にない(北朝鮮などの独裁国家を別にすれば)。

 国会改革というと議員定数や議員歳費の話がよくマスコミに取り上げられるが、国会の審議のあり方が取り上げられることはほとんどない。

 一般には分かりにくい話だが、国会が審議をしていなかったら、定数や歳費どころの話ではない。今のやり方は、執行部にとっては非常に都合がよくできている。 だから変えようという声は内からだけでは大きくならない。

 国会のありかたはこれでよいのか、ぜひ、外からも声をあげてほしい。
 
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霞が関の人からメルマガに書いたことについて、「ちょっとその件でご説明を…」なんて電話がかかってくることもあります(笑)。
 
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【ちょい見せまぐ!】 2014/04/22号(毎週火・木曜日発行)
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