今週末は伝統の一戦である「巨人×阪神」戦が行われます! なぜ"伝統の一戦"と呼ぶかというと──、1934年に大日本東京野球倶楽部(東京巨人軍)が日本初のプロ野球球団として開設され、翌年に大阪野球倶楽部(大阪タイガース)が生まれました。そのため、日本初のプロ球団同士の対戦が巨人VS阪神戦。そして、展覧試合や村山VS長嶋、江夏VS王など、数々の名勝負を生み、常に試合は満員の観客で盛り上がっていました。そんなわけでいつしか「伝統の一戦」と呼ばれるようになったのです。 今年のプロ野球は、巨人の独走か!と言われていましたが、蓋を開けてみれば広島・巨人・阪神の三すくみとなっており、熱い順位争いが繰り広げられています。 上位争いを繰り広げている巨人・阪神が今週末に対決しますが、ポイントはピッチャーでしょう。両チームとも強力打線がウリなだけに、いかに先発投手が試合を作れるかがポイント。 中でも巨人・内海選手に注目です。巨人のエースである内海選手ですが、現在、登板6回で0勝3敗。4月は1勝も上げることができませんでした。4月8日広島戦では危険球退場など、いまいち波に乗り切れていませんが、投球内容自体は悪くないだけに、阪神戦は期待できるのではないでしょうか。 内海選手といえば、大きく曲がるカーブが印象的ですが、今回のポイントは右打者の膝元へのストレートと、シンカー気味に沈むチェンジアップ。これがきれいに決まる日は、右打者にはまず打たれることはありません。しかし、調子が悪い日にはチェンジアップが真ん中付近に流れていってしまい、それを痛打される場面が多く見られます。 阪神には、新井良太選手、マートン選手、ゴメス選手と右の強打者が多いので、チェンジアップが真ん中に集まってしまうようだと危ないでしょう。 ちなみに、内海選手は地元・福井県で『酒楽家 うつ海』という飲食店をプロデュースしています。内海選手のユニフォームなどが店内に飾られており、内海選手の弟さんがお店に出ているそうですよ。福井県にお出かけの際は、お寄りになってみてはいかがでしょうか。 |
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