一般論の話をします。一般的に、麻薬で検挙されるケースって、実は平成23年のデータが最新になるんですけど、14,200件となります。22年は14,965件、21年は15,417件となります。薬物が原因で逮捕されるケースはここ3年間、わずかずつではありますが減少傾向となります。 とは言え、年間、15,000件ほどの検挙件数があるんですよね?要は毎日毎日、全国各地で40人が覚せい剤で逮捕されているということになります。ちなみに、この件数ってどういう件数かというと、同じ年に東京都で「万引き犯」が検挙された件数が(少年含む)7000件ほどなんですよね。中学生がちょびっと万引きしましたよ、と。それ全部合わせても、人口3000万人近い東京で7000件ほどです。麻薬取締法違反は実に年間15,000件ほどです。 簡単に言うと、皆さんのように普通に生活している人たちにとっては理解できない数字かもしれないですが、皆さんが考えている以上にものっすごい数、起きているのが麻薬犯罪の真実だったりします。 ちなみに、同じく平成23年度のデータに関して言うと、日本人が生涯で麻薬を経験する数値は1.5%ほどだそうです。100人の日本人がいたら、1.5人が麻薬経験があるって訳ですね。全く同じ調査をアメリカでやったところ、41%だったそうです(笑)。ヨーロッパ諸国でも25%以下のところなんてほぼ無いみたいで、考えてみたら、麻薬って、日本では信じられないほどの犯罪だと捉えられているんですが、世界的にはそこまで思われていなくて、アメリカなどでは麻薬の中にも合法のものが普通にあったりしてるんです。 なので、一つ押さえて頂きたいのは「皆さんが思ってるよりも、やってる人は多い」っていう事実です。検挙されてる中で、芸能人はただ「目立つ」っていうケースである可能性はあります。 もう一つなんですが、麻薬を売りさばいている段階で、黒い組織からの購入であることがほとんどだと思われますが、そうなると、けっこうな金額がかかります。普通の人には手の届かない金額である可能性があります。いや、手が届いても、そんなに頻繁には手に入らないケースがほとんどだと思います。もし、芸能人の麻薬使用ケースが多かった場合、想像するに、「お金を持っているから」と考えられるかもしれません。これも理由として考えられるポイントです。 ただ、もう一つ大きいのは、その「販売組織」の存在です。先ほども言ったように、麻薬を売りさばいている段階で、相当にまずい連中であることは間違いありません。そういった連中は…金をひねり出すためなら何でもする連中です。芸能人はその格好のネタになります。 具体的に、ASKAさんのケースに関して言いますと、僕の知る範囲の話ですが、ASKAさんは反社会的な組織に属する人間から違法な薬物を貰い受けているはずです。そして、その場で吸引し、その場をビデオで隠し撮りされています。その反社会的組織はそのビデオを週刊誌各社に売り込んでいます。金額は当初は100万円で、誰も相手にしなかったため、後々、50万円に値下げされているはずです。でも、芸能人って、そんな風に簡単に金儲けのネタには出来ます。だって有名人だし。 世間では皆さんは思ってるよりもずっとずっと、麻薬ははびこっている可能性があります。そして、その中には芸能人も、同じように含まれているとして…それが表ざたになり、公表されるってことは芸能人には多いのかもしれないですね?善良な市民から麻薬を買うってことは絶対にありえないので。 |
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