2014年5月8日木曜日

クレジットカードがどうしても必要な方へ!/ニューヨークに猫カフェ!!ナイジェリアの女生徒誘拐事件の闇とは?米国トヨタ自動車移転!世界の今が分かるメルマガをちょい見せ!【ちょい見せまぐ!】

2014/05/08 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
ちょい見せまぐ!
まぐまぐ!はオフィシャルメールマガジンをお届けすることによって
無料でメールマガジンを配信するシステムを提供しています。
 
■クレジットカードがどうしても必要な方へ! [PR]
クレジットカードがどうしても必要な方へ!
 
今回のちょい見せ LINEUP!
 ≫ 『ニューヨークに猫カフェ!!!』 りばてぃ
 ≫ 『ナイジェリアの女生徒誘拐事件の闇』 冷泉彰彦
 ≫ 『米国トヨタ自動車の移転に思うこと』 海部正樹
ちょい見せ! その1
 
ちょい見せ! その1
メルマガ「ニューヨークの遊び方」
 
多様性のもたらすもの
【ニューヨークに猫カフェ!!!】
 
 世界は広い。

 毎回、お伝えしているとおり、この世界には、多種多様な文化や価値観やライフスタイルを持つ多様な民族や人種が存在する。最近、話題になっている韓国のフェリー沈没事故の報道を見ていても、いかに物事の考え方や行動が、日本人と違っているのか、よくお分かりになるだろう。

 しかし、そんな多様な世界においても、あらゆる違いを飛び越えて、理解され、共感され、支持される物事というものもあるのだ。

 例えば、ペットへの愛情。「遊んでョー!!!」と子犬や子猫がじゃれてきた時、民族や人種の違いに関係なく、多くの人々は、ほとんど同じような反応を見せるだろう。また、日頃、ほとんど感情を表すことのない頑固で怖いオジサンですら、愛犬、愛猫の前では、思わず笑顔になる・・・なんてことは、昔からよくある話だ。

 違いを超えてみんなに支持される物事や現象は、極めて興味深い。特に「多様性の街」などと呼ばれるニューヨークでは、なおさらだ。

 そんなわけで、先週、ペットフードメーカーのキャンペーンとして期間限定でオープンしていた猫カフェ(Purina One Cat Cafe)へ行ってきた!!!まぁ、自分が猫好きってこともあるけどね(笑)。なお、ニューヨークでは、衛生管理関連の法律により、動物を飲食店内に持ち込めない決まりになっている。つまり、日本のような猫カフェは法律上作れない。だから、これまで何でもあるニューヨークにも猫カフェは1つもなかった。

 今回の猫カフェは、通常、主に貸ギャラリーとして利用される広大な店舗内に、飲食スペースと猫ちゃんと遊べるスペースを、完全に分離した構造で作り、NY史上初の猫カフェとなった。まさに、歴史的な出来事で、数多くの地元メディアに取り上げられたのだ。

 さて、その猫カフェ。よくある普通の企業キャンペーン・イベントの調子で、初日になんとなく立ち寄ろうと思ったら、お店の前に長蛇の列が!!!なんと3時間待ちを超える行列ができていたのだ。

 なんてことだ。それだけ猫カフェが、多種多様な人々の心にアピールする証拠と言えるだろう。仕方がないので、翌日、午前10時の開店時間の1時間半も前の朝8時半に再訪してみたのだけれど、そこにも行列がどーん。開店時間前に行っても、1時間待ち。とんでもない人気ぶりに、スタッフの方々もビックリしていた。

 場所がニューヨークだけあって、店内には、いろいろな民族や人種の人々が集まっていたのだけれど、皆さん、全員、猫好きという普通あまりない環境だったということもあって、実際に、現場を訪れて、いろいろと感じることがあった。

 まず、通常の開店時間前からできた長時間の行列にならんでまで、猫カフェに入りたい、猫ちゃんに会いたい、猫ちゃんと遊びたい、・・・などと思う方しか店内にいないってことは、結果的に、この常識破りの行列は、フィルターのような効果を発揮しているということだ。

 辛抱強く行列にならんでいた方々の多くは、おそらく今も猫を飼っているか、かつて猫を飼っていたんじゃないかなって気がする。そうでもなけりゃ、そこまでして猫カフェ行こうって気にはならないだろう。猫ちゃんたちも、そういう本物の猫好きな人間を見分ける能力があるらしく、店内で大喜びして遊んでもらっていた。

 また、集まった人々の様子を少し観察してみると、自分のこだわりを持っているファッションやカバンなど、一見、お洒落で器用そうな女の子が多い気がした。

 また、みんなどこか内気そうで、周りの他の方々へ心配りをしながらも、一人でいることを好んでいる雰囲気の方が多めな気がした。

 要するに、猫ちゃん好きで有名な日本のタレントの「しょこたん」さんみたいな雰囲気の女性がたくさん集まっていたのである。

 まぁ、たいていかなりの猫好き(≒猫を飼っている、またはかつて飼っていた)という方々は、それだけペットの猫ちゃんの世話もちゃんとしていたわけで、それだけ気遣いや心配りもでき、意志や責任感も強く、確固たる自分のこだわりもある・・・ってことなのだろう。

 こういう特性は、企業のお客さんとして考えると最高だ。

 まったく想像してなかったけど、よくよく考えてみると、「猫カフェ」フィルターを通して得られるのは、普通ありえないくらい極めて良質な潜在的な顧客の支持なのかもしれない。日本の企業の皆さんは、この「猫カフェ」効果を覚えておいた方が良いだろう。

 だって、なんてったって、そもそも「猫カフェ」は、日本が発祥地なのだから。

 今回のPurina Oneの猫カフェも、開店前の報道では、まだお店自体が存在してなかったということもあって、猫カフェのイメージ写真として、日本の猫カフェの写真が、こちらのメディアに掲載されていたりしたほどなのである。

 それにしても、日本の文化ってのは、伝統的なものでも、現代的なポップカルチャーでも、文化や価値観や民族や人種の壁をこえて支持されるものが、本当にいっぱい存在する。
 
お試し読みはこちら>>
 
●メルマガ「ニューヨークの遊び方」
http://www.mag2.com/m/0001574911.html  月額864円 週刊
読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報を書いていこうと思っています。
 
■<送料無料>DHA&EPA+セサミンE [PR]
<送料無料>DHA&EPA+セサミンE
 
ちょい見せ! その2
冷泉彰彦のプリンストン通信
 
イスラム武装集団「ボコ・ハラム(Boko Haram)」
【ナイジェリアの女生徒誘拐事件の闇】
 
 ナイジェリアの東北部で4月14日に200人以上の女子生徒が武装集団に誘拐された事件がありました。この事件ですが、5月5日になって、イスラム武装集団「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が犯行声明ビデオを発表すると、世界には衝撃が走っています。

 このボコ・ハラムというグループですが、ナイジェリアの中で「シャリーア(イスラム法)」の適用と、反西欧文化をイデオロギーとして掲げた活動を行っており、結成されたのは2002年ですから、911と、これに対するアメリカの反タリバン戦争に触発されたものと見ることができます。

 その後、このグループはナイジェリア政府と何度も戦闘を繰り返しており、内戦に近い状態になっています。創設者のモハメド・ユスフという人物は、2009年の政府軍との戦闘で死亡しており、現在の指導者はアブバカル・シェカウという男で、国際的に指名手配されています。

 今回のビデオには、このシェカウ本人が登場して犯行を認めているばかりか、笑いながら非常に挑発的なセリフを吐いているのです。アメリカで報道されているのは以下のような内容です。

「お前らの娘たちを誘拐したのは俺様だ。」
「俺様は、アッラーの神様の思し召しにより娘たちを市場で売っぱらう」
「人間を売っぱらう市場というのがあるんだぞ」
「アッラーの神様はそうせよと言われた」
「俺様は女たちを売り払う」
「俺様は女たちを売り払う」

 オリジナルのビデオは1時間以上あり、もっと陰惨な文言が含まれているようですが、これだけでも十分に心が凍りつくような内容です。

 もっとも、シェカウ以下のグループは、こうした活動を行うためにこの武装集団を結成したようで、その名前の「ボコ・ハラム」というのは、「イスラム法に基づかない教育」を「禁ずる」という意味であり、欧米的な教育を行っている学校や、そこで学んでいる生徒をターゲットにして暴力活動を行うことが設立の目的であったというのです。

 現在も200名弱の少女たちが拘束されており、仮にシェカウの脅迫が本当であるのならば、彼女らは暴力によって「売られ」てしまい、何者かの妻にさせられるということになる可能性があるわけです。彼女等が拘束されている場所は、サンビサの森林地帯にある一派の拠点であるようですが、場所の特定は難しく、ナイジェリアの当局が彼女等を救出することは、非常に困難であると報じられています。

 アメリカの視点からは、「激しい怒りと何もできない無力感が交錯する」ような感覚があるのですが、当面はとにかく被害者と被害者家族に対して「いかに精神的な連帯を示すか」ということが中心になっています。いずれにしても、何とか救出ができないか、続報が大変に気になるところです。
 
お試し読みはこちら>>
 
●冷泉彰彦のプリンストン通信
http://www.mag2.com/m/0001628903.html  月額864円 毎第1〜第4火曜日
アメリカ北東部のプリンストンからの「定点観測」です。テーマは2つ、「アメリカでの文脈」をお伝えする。「日本を少し離れて」見つめる。
 
ちょい見せ! その3
ロサンゼルスで起業してしまったボクの本気メルマガ!
 
ロサンゼルス起業日記
【米国トヨタ自動車の移転に思うこと】
 
 先日、トヨタ自動車が北米本社機能をテキサス州ブレイノに集約すると発表しました。移転の対象は、カリフォルニア州にある米国トヨタ自動車販売と金融関連会社のトヨタ・モーター・クレジットの2社、ケンタッキー州の研究開発・生産統括会社、そしてニューヨークにある北米事業全体の渉外や広報などを担う子会社で、ニュースによれば3か所の拠点から5000人ほどが新本社に移るようです。全米レベルでは(日本でも)あまり話題にはなっていませんが「カリフォルニア州のトヨタ自動車販売」とは、私の住んでいるトーランス市にあるので、地元では大変な話題です。 というのもトーランスの本社では5300人が働いているのですが、全員がテキサスに移れるとは限らないからです。

 新聞記事によればトヨタが米国に進出したのは1957年でした。その翌年、つまり営業活動初年の1958年の年間販売台数は287台のトヨペットクラウンと1台のランドクルーザー。それから56年たった2013年の販売台数は220万台に増え、その75%以上は米国内で生産されています。主な工場はテキサス、ミシシッピ、ケンタッキー。トーランスはロサンゼルス港に近く、日本で生産した車を米国に輸出するときは都合の良い立地でした。ところが、現地生産が増えるとその魅力は減退したわけで、むしろ生産拠点に近い方が良いという判断が出されたわけですね。

 自動車産業の米国展開は、輸入日本車から米国製日本車へ脱皮が続いてきたのは知っていましたが、その総仕上げだなという感触をもちました。

 これから3年くらいかけて、徐々に移転は進むようです。 ローカルではありますが、このトーランス市、あるいはカリフォルニア州にはこれから影響が出てくると思います。実はトーランスは日本人が非常にたくさん住む「日本人町」。日本風のスーパーもあるし日本食レストラン、日本風洋食レストラン、ラーメン、居酒屋なども充実していています。値段も手ごろで味も良い。ところがトヨタ自動車の移転にともなって関連会社も動くかもしれず、そうなるとトーランス市の日本人が減ってしまうかもしれません。市場の縮小で、せっかく充実している「日本人町」機能がさみしくなるのは一大事です。

 トヨタ移転問題に関し、さしあたり私にできることは、せっせと一杯呑みに行くことだと思っています。(笑)
 
お試し読みはこちら>>
 
●ロサンゼルスで起業してしまったボクの本気メルマガ!
http://www.mag2.com/m/0001574883.html  月額864円 第1・第3火曜日
政治家の二世なのですが、テレビディレクターやアニメプロデューサーになりました。しかも42歳で渡米、その後ロスで起業と来た日には、人生どう転がるかわかったものではありません。
 
■16673人が実践した秘密の英語上達法 [PR]
16673人が実践した秘密の英語上達法
 
 
【ちょい見せまぐ!】 2014/05/08号(毎週火・木曜日発行)
配信中止はこちらから
メールアドレスの変更はこちらから
ご意見&ご感想はこちらから
発行元 株式会社まぐまぐ
広告掲載をご検討の方はコチラよりお問合せください。
配送技術 株式会社アットウェア
「まぐまぐ」は株式会社まぐまぐの登録商標です
株式会社まぐまぐは、プライバシーマーク認定企業です
【ちょい見せまぐ!は、転載、複写、大歓迎です】
まぐまぐ

0 件のコメント:

コメントを投稿