今年で10年目を迎えるプロ野球のセ・パ交流戦。両リーグのこれまでの戦績を見ると、セ・リーグが勝ち越したのは2009年の一度だけ。優勝も2012年の巨人のみとなっています。これは、セ・リーグとパ・リーグの戦術の違いが大きな要因になっていて、セ・リーグはち密な野球、つまりバントや走塁までデータを生かしチームワークで戦う戦術を取っており、対してパ・リーグは「個」の力で戦うのが特徴。データがそれほど生きない短期決戦では、個人個人の局面の打開力がモノを言うため、パ・リーグ優位となっているのでしょう。 交流戦で注目したいのは、やはり、日本ハムの二刀流・大谷翔平選手と阪神の藤浪晋太郎選手でしょう。両選手とも、190cmオーバーの恵体、150kmを優に超えるストレートが魅力の1994年生まれの19歳。 藤浪選手は現在、7試合に投げて2勝2敗。勝敗には恵まれていませんが、ローテーションをきっちり守って、7登板で防御率3.74はとても立派な数字です。 そして二刀流に挑戦している大谷選手ですが、今年は大活躍中。ファンからは「分裂してくれないかな……(笑)」なんて言われているほど、打者・投手でそれぞれ結果を残しています。現在、投手では6登板で4勝1敗。打者では67打席で3割9分の好成績を記録しています。 この二人の対決が見られるのは、交流戦かオールスター、日本シリーズのみなので、要チェックですよ。 ちなみに、1994年生まれのスポーツ選手には、フィギュアスケートの羽生結弦選手や村上佳菜子選手。ロンドン五輪の水泳・400mメドレーで銅メダルを獲得した萩野公介選手など、数多くの有名・有望な選手が揃っています。1994年生まれから目が離せません! |
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