2013年10月10日木曜日

急な出費には即日融資や無利息が嬉しいよね/安芸の小京都に北陸の小京都。歴史情緒あふれる街並みに皆さんをご案内。沖縄からはフクギの並木道を【旅まぐ】

2013/10/10 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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【今週の旅の目次】
郷愁の原風景

沖縄、その聖なる気だるさ

まぐまぐからのお知らせ

旅まぐ写真館
 
【編集部より】
 今回の『郷愁の原風景』は好評の全国小京都巡り第4弾、京都下賀茂神社ゆかりの安芸の街並みほか情緒あふれる各地の小京都をご紹介します。『沖縄、その聖なる気だるさ』では、美ら海水族館からほど近いノスタルジックな集落をレポート。

 それでは今週も『旅まぐ』をごゆっくりお楽しみください。
 

 ご好評いただいている全国小京都巡り、第4弾の今回は広島県竹原市からご案内です。

 江戸の後期から明治の初期にかけて建てられた家々が当時のまま残されている竹原の別名は「安芸の小京都」。もともと本家の京都下賀茂神社の荘園地として開墾されたとだけあって、市内を流れる川の名も「賀茂川」と、まさに小京都の名にふさわしい街です。
 江戸時代の街並みのほぼ全域が残るという上市・下市は特に人気の地区で、漆喰塗の大壁と格子が美しい通りを歩くと「タイムスリップしたかのような感覚にとらわれる」ともっぱらの評判です。もちろん生活道路としても普段使いされているので、集団下校の小学生たちとすれ違うことも。「こんにちは」という元気な挨拶がとても心地よい、というのも竹原を訪れた皆さんの口からよく聞く評判です。

 「安芸の小京都」が竹原なら、福井県大野市は「北陸の小京都」。戦国時代、織田信長からこの地の統治を任じられた金森長近が、京の町にならい碁盤の目状に整備した町割りが今も残る歴史情緒あふれる街です。

 そんな大野で今月26日・27日の土日に催されるのが「越前大野小京都物産五番まつり」。大野をはじめ、全国の小京都の特産品がずらりと並ぶお祭りです。「舞子さん・芸妓さん変身体験」などイベントも盛りだくさんなので、お出かけなさってみてはいかがでしょうか。

 坂道が印象深い小京都といえば、大分県の杵築市。南北の高台に武士が住み、その谷間に商人たちが暮らしていた「サンドイッチ型」とも呼ばれる城下町の形状が独特の雰囲気を生み出しています。現在、無料の観光ガイドによる案内も実施。その名ガイドぶりは観光関係者からも「すごい!」と驚嘆の声が上がるほどだといいます。これは体験しないわけにはいきませんね。

 秋の行楽シーズンに、歴史と伝統が息づく小京都を訪ねる旅にあなたも出かけてみませんか?
■ 汀邸 遠音近音
せっかく竹原まで出かけたのなら泊まってみたい宿。
ミシュラングリーンガイド1つ星を獲得した鞆の浦に佇む隠れ家。
■ 白浜荘
福井に行ったら越前がにを食べなきゃはじまらない!
イチローと共演したむきむきみっちゃんに会いに行きましょう。
■ 山香温泉 風の郷
大分の星空を見上げてのんびり入浴。
山香温泉の柔らかいお湯でお肌しっとりです。
 
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備瀬のフクギ並木
 
 今回ご紹介したいのは、沖縄本島北部、本部(もとぶ)町備瀬(びせ)のフクギ並木。フクギ(オトギリソウ科)とは沖縄県が北限とされるフィリピン原産の常緑広葉樹で、台風の多い沖縄(特に海の近くにある集落)では、古くから防風林として利用されてきました。屋敷の周囲に植えられたフクギは、垣根としての役割も果たしていたのですが、現在、沖縄のほとんどの集落の垣根はブロック塀へと変化しています。
 
 ただし、ここ備瀬は今でも集落全体がフクギに囲まれた数少ない場所。備瀬集落に広がるフクギ並木は沖縄本島では最大規模を誇り、集落全体のあらゆる道に、数千本に及ぶと言われる木々が隙間なく立ち並んでいます。ちなみに、最も古いフクギは、樹齢300年、高さは20mになるそう。  
古民家の宿

 さて、備瀬集落は、沖縄を代表する観光スポット、美ら海水族館から車で5分ほど北へ向かったところにあります。まずは無料駐車場に車を止めて、さっそく歩き始めました。舗装されていない白い砂地のスージ道。両脇にはフクギが立ち並び、やさしい木漏れ日が差し込む穏やかな空間です。心地よい風がときどき吹き抜け、耳を澄ませば静寂の中に小鳥のさえずり。三線の音色が聴こえてきたので、フクギの間から古民家をのぞき見ると、オジイがまったりと演奏していました。その傍では、猫が昼寝。なんともほほえましい光景です。その他にも草むしりをするオバアにヤギ等、のどかな沖縄がてんこ盛りの集落でした。


伊江島を望む

 しばし時間の流れを忘れゆっくりと歩いていると、あたかも昔の沖縄にタイムスリップしたかと錯覚するほど。さらに歩いていると、潮の香りがしてきたので、誘われるように浜へ。フクギのトンネルを抜けて海へ出ると、そこには、白い砂浜のビーチが広がり、沖に浮かぶ伊江島のタッチュウやエメラルドビーチなどを望むことができました。
 浜で一休みした後は、ふたたび集落内を散策。ところで、フクギ並木は備瀬崎まで1kmほど連なり、往復するとけっこうな道のり。でも、ご心配なく。集落内にはレンタサイクルや水牛車などもありますよ(もちろん有料)。


フクギ並木道の向こうは海
 
 
 さあ、あなたもノスタルジックな沖縄を味わってみませんか。日常のあわただしさを忘れてゆっくりと散策をするのにもってこいのスポットですよ。ちなみに集落内には古民家を改築した宿等もありますので、宿泊するのもいいかも。夕日の沈む海。満天の星空。地元の海の幸に、泡盛。うーん、最高じゃないですか!ぜひ、心の洗濯をしに行かれてみては。

伊波 一志(いは かずし)
1969年、沖縄生まれ。写真家。香川大学法学部卒。
2007年夏、44日間で四国八十八カ所1,200kmを踏破。現在、沖縄県在住で、主に『母の奄美』という作品撮りのため奄美大島を撮影中。家族は、妻と三人の子。

 
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旅まぐ写真館

読者の皆さんと一緒に作るコーナー『旅まぐ写真館』。
今週はたなかまさおさんからの投稿です。
埼玉県の小江戸として有名な川越で撮影した1枚。
素敵なお写真、ありがとうございます。


『旅まぐ写真館』では、毎週1点を掲載させていただきます。
皆さんが旅先で撮られた渾身の1枚をお送りください。
素敵なお写真、お待ちしています。
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【応募要領】
(1) ペンネーム(本名でも可)
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(3) 撮影日時
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【旅まぐ】 2013/10/10 号(毎週木曜日発行)
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