まず大前提として僕のiPadやiPhoneの理解は、ハードではなく「iOSに箱をくっつけたもの」なんです。そして、そのOSと連動するソフトウエアが大事で、それはアップルの場合はiTunesでした。 すなわち、iOSとiTunesの出来が良ければ、実はハードやデザインはどうでもよく(あとでどうにでもなる)、その「箱」でもっとも大事なのはサイズ感だけになります。 その点でiPhone6およびiPhone6 plusは、失敗だと思います。実に両機種とも半端なサイズです。 アップルは「わかってる」企業だったはずですが、「わかってない」企業になってしまったと感じます。いまは、マーケティングで製品を作りはじめているのでしょう。iPhone6 plusは、明らかに中国市場向けです。 あとはiOSの進化ですが、iOS7でフラットデザインを投入したあたりからおかしくなりました。僕がジョブズであれば、あのような半端なものは絶対に投入しない。するなら、サードパーティ全メーカーに、フラットデザインを強要して、従わない企業を追い出したでしょう。結果、アイコンを見ても、フラットなものと、そうでないものとが混合になり、アップルらしくないカオスな世界になりました。ですので、iOSは6まで、ハードは4sまでが、僕のなかのiPhoneなんです(実際、そのセットアップで僕はまだ使っています)。 また、Apple watchの驚くべきダサさに驚きましたが(Newtonを感じる!)、これもOS次第。このOSの出来不出来で製品の未来が決まるでしょう。OSが駄目だと、協力者がいなくなりますので、いわゆる「エコシステム」なるものが形成できません。ですので、OSの出来にかかっていますね。デザインは二号機でどうにでもなりますから。すなわち、SDK=WatchKit次第です(カーネルはiOSで、Cocoaフレームワークしょうね)。 ちなみに、Apple Payはそこまで定着しないと思います。理由は、長期的にAppleが信頼に足る会社ではなくなってきているからです。僕は、やがてAppleはハリウッドに手を出し、SONYと同じ末路になると思います。というわけで、今年は期待はずれのガジェットばかりの「様子見」の年になりそうです。 |
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