2014年9月25日木曜日

英語この81文で何でも話せる、聞ける!?/ズバリ!iPhone6って買いなの?下取り祭りの行方は?iPhone6特集号!【ちょい見せまぐ!】

2014/09/25 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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英語この81文で何でも話せる、聞ける!?
 
今回のちょい見せ LINEUP!
 ≫ 『「わかってない」企業に成り下がったアップル』 高城剛
 ≫ 『早くも消耗戦に突入したiPhone6下取り祭の行方』 石川温
 ≫ 『iPhone 6発売騒動から考える多様性』 りばてぃ
ちょい見せ! その1
 
ちょい見せ! その1
高城未来研究所「Future Report」
 
iPhone 6、6 plus、Apple watchはズバリ買い!?
【「わかってない」企業に成り下がったアップル】
 
 まず大前提として僕のiPadやiPhoneの理解は、ハードではなく「iOSに箱をくっつけたもの」なんです。そして、そのOSと連動するソフトウエアが大事で、それはアップルの場合はiTunesでした。

 すなわち、iOSとiTunesの出来が良ければ、実はハードやデザインはどうでもよく(あとでどうにでもなる)、その「箱」でもっとも大事なのはサイズ感だけになります。

 その点でiPhone6およびiPhone6 plusは、失敗だと思います。実に両機種とも半端なサイズです。

 アップルは「わかってる」企業だったはずですが、「わかってない」企業になってしまったと感じます。いまは、マーケティングで製品を作りはじめているのでしょう。iPhone6 plusは、明らかに中国市場向けです。

 あとはiOSの進化ですが、iOS7でフラットデザインを投入したあたりからおかしくなりました。僕がジョブズであれば、あのような半端なものは絶対に投入しない。するなら、サードパーティ全メーカーに、フラットデザインを強要して、従わない企業を追い出したでしょう。結果、アイコンを見ても、フラットなものと、そうでないものとが混合になり、アップルらしくないカオスな世界になりました。ですので、iOSは6まで、ハードは4sまでが、僕のなかのiPhoneなんです(実際、そのセットアップで僕はまだ使っています)。

 また、Apple watchの驚くべきダサさに驚きましたが(Newtonを感じる!)、これもOS次第。このOSの出来不出来で製品の未来が決まるでしょう。OSが駄目だと、協力者がいなくなりますので、いわゆる「エコシステム」なるものが形成できません。ですので、OSの出来にかかっていますね。デザインは二号機でどうにでもなりますから。すなわち、SDK=WatchKit次第です(カーネルはiOSで、Cocoaフレームワークしょうね)。

 ちなみに、Apple Payはそこまで定着しないと思います。理由は、長期的にAppleが信頼に足る会社ではなくなってきているからです。僕は、やがてAppleはハリウッドに手を出し、SONYと同じ末路になると思います。というわけで、今年は期待はずれのガジェットばかりの「様子見」の年になりそうです。
 
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今後世界はどのように変わっていくのか、そして、何に気をつけ、何をしなくてはいけないのか、をマスでは発言できない私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。
 
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ちょい見せ! その2
石川温の「スマホ業界新聞」
 
キャッシュバックに代わる「下取り」でMNP競争激化
【早くも消耗戦に突入したiPhone6下取り祭の行方】
 
 予想通りというべきか。

 今回のiPhone6/6 Plus販売競争では「下取り」が大盛り上がりを見せた。

 口火を切ったのはNTTドコモ。予約開始日である12日に価格を発表できず、14日になってようやく公表した際に、飛び出したのが「MNP下取りiPhones 5s 4万3200円」だ。1年経過した端末に対して、4万円以上の値付けにしたことにビックリした。

 発売セレモニー後の囲みで、加藤社長が「我々がiPhoneを扱わない時に、少し残念な思いをしたのは正直なところ。ぜひともドコモにお戻りいただき、サービス、料金、ネットワークをフルにご活用いただきたいという気持ちが表れているとご理解いただきたい」と語っているように、2年前以上前にNTTドコモから流出したユーザーを狙い撃ちするかのようなキャンペーンをぶつけてきたのだ。

 この6月から始まった「カケホーダイ&パケあえる」では、家族でのパケットシェアがひとつの強みになっている。

 2年以上前に、家族全員がNTTドコモを使っていたにも関わらず、子どもが「iPhoneが欲しい」と言って、NTTドコモからポートアウトした人も多いはずだ。いま、NTTドコモに帰ってくれば、家族全員でドコモになり、パケットが分け合える。しかも、下取りでポイントがもらえ、解約時のポイントが返ってくるとあっては「新しいiPhoneを買うなら、NTTドコモに戻った方が得」という計算も成り立つわけだ。

 ソフトバンクモバイルとKDDIも追随せざるを得ないほど、この金額にはインパクトがあった。

 実際のところ、この「下取り」というのは実に上手いことできている。

 まず、ユーザーは2年未満で残債があっても、下取りと言う言葉で機種変更やMNPを考えるようになる。これまでの「2年縛りが明けるまで無理」という発想が覆される。

 キャリアとしては、「キャッシュバック」は総務省からの圧力があって自粛せざるを得なかったが「下取り」といえば、エコロジー的にもいいような雰囲気もあり、世間の風当たりもさほど気にならない。

 機種変更やMNPが促進されるので、端末メーカーにとっても商機は増える。いまのところはiPhoneしか売れない状態であり、KDDIやソフトバンクがXperia Z2やGALAXY S5なども下取り対象にしてしまったことで、Android陣営が巻き取られ、さらにアップルのシェアが拡大することが予想されるが。

 しかし、いずれにしても機種変更が促進されるのは業界にとっては望ましいことだ。

 さらにソフトバンクモバイルは、下取り金額を、毎月の通信料を割り引くという施策にしているのも上手い。毎月の割引にすれば「下取り分は得しよう」と思って解約しにくくなる。

 キャッシュバックであれば、現金や商品券をもらって、すぐに逃げるということもできたが、下取りで毎月の割引にしてしまえば、ユーザーをつなぎ止める効果が出てくるというわけだ。

 下取りされたiPhoneは、リフレッシュされ、海外に中古品として流通されるという。ソフトバンクが買収したブライトスターはまさに下取り品を中古品として流すのに長けた企業と言える。

 iPhone5sといった1年前のモデルが中古品として流れれば、新興国のユーザーは喜んで購入するだろう。

 結果として、iPhoneの新興国でのシェアは伸びることが期待される。アップルがわざわざ「廉価版」を作らなくても、中古品が安価で流通すれば、それは立派な「廉価版」というわけだ。

 下取りによってお得に機種変更できるユーザー、ユーザーを囲い込めるキャリア、中古品でシェアを伸ばせるアップル。下取りキャンペーンは、まさにWIN-WIN-WINの関係性と言えるだろう。
 
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ケータイに関する膨大なニュース記事があるなか、果たして、どの情報が重要なのか。石川 温が独自の取材網を生かしたレポート記事を執筆。
 
ちょい見せ! その3
メルマガ「ニューヨークの遊び方」
 
多様性のもたらすもの
【iPhone 6発売騒動から考える多様性】
 
 いろいろとニュースにもなっているので、ご存知の方も多いと思うが、発売前のお店の前に中国人の転売屋とみられるグループが大勢並んでいたというのだ。

 報道によると、発売前日、18日午後10時に表参道店前で取材したところ、並びは900人前後で、そのうちの6割以上!!!が「中国語をしゃべるグループ」だったとのこと。道路には、ワゴン車が何台も並び、元締と思われる人間が、各グループを巡回しながら声をかけ、組織的な動員をかけている様子が伺えたという。

 銀座のアップルストアでも同様で、19日午前0時の時点で540人前後の並びの半数程度が中国語をしゃべるグループだったとのこと。

 銀座の行列では、もう一つ、80人から100人程度のホームレスと思われる高齢者のグループがあって、銀座に並んでいた人に話を聞くと「ホームレスと思われるグループは、発売.日前の16日夜から並んでいる。元締と思われる人が連れてきていた」とのことで、こちらも組織的に動員されていた。

 ニューヨークのマンハッタン内には、5つもアップルストアがあるが、そのいくつかの前には、日本ほど目立つ集団ではないが、やはり、転売目的の中国人が行列を作っていたと報じられている。

 なんでこんな現象があちこちで起こっているかというと、今年、iPhone6とiPhone6 Plusはアメリカや日本と同じ19日には中国でも販売される予定だったが、中国の認証が下りていないこと等から発売が延期になっており、ブラックマーケットを通じた中国でのiPhone6とiPhone6 Plusの価格が高騰しているため。現時点でも、中国国内では発売時期が今のところ未定のため、ここに目をつけた中国マフィアが転売目的で多くの人を派遣して購入させたと報じられている。

 まぁ、他の方々への迷惑など気にしない、いかにも中国人的な発想だと言えるだろう。

 また、19日、日本の大阪にあるアップルストア心斎橋店は、「中国人100人が店に押しかけてきて、一部が暴れている」と110番通報した。同署員が駆けつけると、店内の1階に約30人、店の前の歩道上に100人以上の客がいて、中国人とみられる客らが「iPhoneを買うために中国からきて48時間も並んだのに、品物がないとはどういうことだ」などと大声で騒いでいたという。

 信じられないが、本当にそんな騒動が起こったらしい。裏で中国マフィアが関係していたからというのなら、本当に普通に中国から来た中国人が騒いで暴動寸前になったというより、まだ少しだけ納得できて、マシかもしれないが、どっちにしても、まったく酷い話だ。

 最終的に、大阪府警のパトカー9台と警察官約50人が出動。同署が、店の前を走る御堂筋の側道を歩行者用に確保して交通整理などして、騒動は約1時間で沈静化した。たかがiPhoneを買うだけの話で、暴動が起きそうになって、パトカー9台と警察官約50人が出動しなきゃいけないなんて、日本人の常識ではまったく考えられないだろう。

 ニューヨークでそんなことしたら、すぐに逮捕されると分かっているためか、ニューヨークではそこまでの騒動を起こす中国人はいなかったが、日本の警察はそれだけ甘く見られているのかもしれない。

 いずれにしても、このiPhone 6発売に関する一連の騒動も、明らかな文化や価値観の違いによる出来事と言えるだろう。

 この手のアップルの新商品の発売前のお店の前には、ただその商品が欲しいから・・・というだけでなく、世界中から注目が集まり、取材が殺到するということで、何かの宣伝やプロモーションのために行列に早くから並ぶ方々もたくさんいて、特にニューヨークの5番街店(ここのアップル・ストアは24時間営業)の前は、以前から大きな注目が集まる。

 さすがに、その5番街店前には転売目的の中国人は少なかったようだが、アップルストア前に大勢の転売目的の中国人が並んでいたり、店内で暴動寸前の警察沙汰の騒ぎを起こすような中国人を放置していたら、中国全体のイメージも間違いなく悪化する。

 中国政府は何か対策を打たないの?

 などと不思議に思ってたら、中国に入国する際に、必ず通過する税関で、新型iPhoneの密輸を防ぐため監視の目を一層光らせてるそうで、申告せずに密輸しようとしたiPhoneは、すべて没収してるそうだ。おそらく申告しても持って入れるのはせいぜい1台とか合理的な範囲だろうから、ここで転売目的の新型iPhoneをごっそり取り上げようという狙いである。

 また、現地警察はメディア向けに押収品を公開しており、数多くの新型iPhoneが没収されていることも確認できるとのこと。現時点では、これが中国政府ができる精一杯の対策なのだろう。

 とにかく、同じ文化や価値観を持つ人々の中で暮らしていると、その文化や価値観が、当たり前になり過ぎて、よく分からなくなってくる。

 たまに、今回のiPhone 6発売に関連した中国人の動向のような明らかに異質な現象を見ることで、世界にはいろいろな文化や価値観があるんだなーと改めて考えさせられるような気がする。

 こういう現象が起こらないと、文化や価値観の違いは、なかなか分からないってことは、特に日本国内にいらっしゃる日本人は、意識しておいた方が良いだろう。そしたら、日本国民以外に選挙権を与えたり、移民の受入なんて、そんな簡単な話じゃないってこととか、むしろ、社会的なコストが増えてデメリットがあるかもしれないってことが、よく分かるんじゃないだろうか。

 あと、ちなみにもう1つ、今回のiPhone 6発売関連の騒動で、日本人のホームレスにお金を渡して行列に並ばせていたら、ホームレスがそのままお金を持ち逃げして、中国人の転売屋が激怒して捜索していた、という話題もあった。

 バカバカしいけど、すごい話だ。

 中国人の転売屋は、たとえボロボロの身なりをしたホーレスでも、日本人ならちゃんと並んでiPhone 6を買ってきてくれると思っていたっぽい。

 この出来事は、それだけ日本人は海外の人々(中国人からも)信頼されているということを示す事例の1つと言えるだろう。
 
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【ちょい見せまぐ!】 2014/09/25号(毎週火・木曜日発行)
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