いよいよ今晩、ハビエル・アギーレ監督率いる新生・日本代表の試合が行われます。記憶に新しいW杯ブラジル大会では、一勝もできず1次リーグ敗退に終わっただけに、「アギーレジャパン」にはこれからの4年間を有意義に使ってしいですね。 ところでアギーレ監督ってどんな人かご存知でしょうか。1958年生まれの55歳。現役時代のポジションはFW、MF、DFを経験し、メキシコ代表選手として1986年ワールドカップ・メキシコ大会に出場。引退後は母国の代表監督として2002年ワールドカップ・日韓大会、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会の2大会で指揮を執っています。クラブの監督としては、当時弱小クラブだったリーガ・エスパニョーラのCAオサスナを導き、2005-06シーズンには4位という結果を残しました。さらに昨年のチャンピオンズリーグ優勝のアトレティコ・マドリードでも監督経験があります。 このように実績は申し分ない同監督。戦術はどちらかというと守備的なフォーメーションを執ることが多いのですが、選手の特性に合わせて攻撃型のチームも作ることができます。就任会見では4-3-3を基本布陣とするとの意向を述べていたこともあり、日本代表でどういった指揮を執るのかは注目したいところですね。 今回召集された本田選手、長友選手をはじめとした23人のうち、初招集は5人。中でも注目は、アギーレ監督が視察に訪れた試合で2得点を挙げた、東京のFW武藤嘉紀選手。現役慶応大生のプロサッカー選手でイケメン。神は彼に三物を与えました……。思い切りの良さが持ち味のサイドアタッカーで、攻撃だけでなくディフェンスでもハードワークする泥臭さも持ち合わせています。ウルグアイ戦では先発とはいかないでしょうが、後半の足が止まる時間帯に出てきて、持ち味を存分に生かして、サイドから相手をかく乱してゴールを決めてもらいたい! また、4年後に向けて注目したいのが、鹿島のMF柴崎岳選手。天才と称されている同選手は、繊細なタッチでボールをさばき、そこから精度の高いパスを供給します。FWへの美しいスルーパスは、思わず見惚れてしまうほど。最近では決定力も増してきており、8月16日のヴァンフォーレ甲府戦でのロングシュートはコースもタイミングも完璧。こういったロングシュートは今までの代表戦ではあまり見られませんでしたが、彼なら一発決めてくれることでしょう。 新生日本代表の船出となるウルグアイ戦。今後4年間の試金石となるこのゲームはぜひとも勝ちたいところ。皆で代表を応援しましょう! |
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