2014年9月24日水曜日

円安の影響は?今買いの銘柄をあなただけに/急激な円安でも、焦りは禁物!?ここは順張りではなく逆張りだ!市場環境は良好だが、反動安を招くこともありうる?【株のまぐまぐ!】

2014/09/24 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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市場環境が良好!反動安に注意 月額(税込)10,000円
北浜 流一郎 北浜 流一郎
株式評論家。慶應義塾大学商学部中退後、コピーライター、週刊誌記者、作家業を経て個人投資家向けの株式投資のアドバイザーに転身。20年以上にわたって儲かる個人投資家を育て続ける。『北浜流一郎の「一株開運」資金倍増株リッチ新聞』では注目の銘柄を配信している。
もちろんこのまま上昇が続き、17,000円台に進んで欲しいところです。しかしそうは問屋が卸さないでしょう。

スローな動きが常態化していた東京市場が、9月に入り驚くほどのスピードで上昇しているのです。これは明らかに異例。そのためここはスピード調整が欲しいところで、実際目先浅い調整があってもおかしくない状況です。

私は先週18日、日経平均が16,000円を越えた時から高値警戒に入っていますが、19日も続伸したので、そろそろ22日あたり小反落があり得ると見ています。

しかし相場は勢いに乗ってしまうとどんどん上に行ってしまうこともあるため、もちろん22日の続伸もあり得ます。それはそれで好ましいことではあるのですが、新規投資については、いまは慎重な上にも慎重であることが求められる状況です。

トヨタ自動車など輸出関連株を中心にあれこれと上がっているため、急いで投資しなくては買い遅れてしまう。いまはこんな心理になりやすい状況となっているため、それらの銘柄を追いかけ買いしてしまうのです。

それが成功することもありますが、大抵はうまく行きません。自分が投資したとたんに動きがあやしくなるのが株式投資だからです。

そのため、今は理想的には、キャッシュポジションが上がっている。つまり現金比率が高くなっている。これが望ましく、そして調整が入ればそれを次第に投じていく。こんな投資のやり方が望ましいといえます。

なにしろここで取り上げた蛇の目ミシンのような銘柄がボンボン値を飛ばしているのです。蛇の目といえば、かつての仕手株であり、低位株です。通常は滅多に買われることがないのに、これまた先週取り上げたJUKIとともに現在人気株となって値を飛ばしているのです。

それだけ市場環境が良好。こういうことになりますが、一方でそれは反動安を招くことがあります。いまはこの点を警戒したいところです。

ただ市場全体が大きく崩れるようなことはまず考えられません。詳しくは後述するように、いまは過熱感がないからです。

多くの投資家は、今回の昨年来高値の更新を遠くから眺めている。こんな感じになっているのが実際で、まだ市場に参加していないのです。

この点、好ましく、目先調整があっても浅いものに終わるといえます。

なお先週末の米国市場はNYダウ13.75ドル高、NASAQ13.64ポイント安。両市場はまちまちの動きでした。それでもNYダウは実に5日続伸し、3日連続での過去最高値更新でした。スコットランドの英国からの独立が回避された、アリババの上場があった。これらが支援材料となったといえます。

どちらも大きな材料でしたが、アリババの上場で特に驚くようなことが。アリババの首位株主はソフトバンク。14年前に孫社長がアリババに20億円投資、それが先週末、いくらになったか。

8兆円です。

実に4000倍。

もう度外れていて、唖然とするばかりですね。
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円安傾向は続くが急激でない方が望ましい 月額(税込)1,500円
山崎 和邦 山崎 和邦
野村證券、三井ホームエンジニアリング社長を経て、武蔵野学院大学名誉教授に就任。大学院教授は世を忍ぶ仮の姿。実態は投資歴51年の現職の投資家。著書に「投機学入門ー不滅の相場常勝哲学」(講談社文庫)、「投資詐欺」(同)、「株で4倍儲ける本」(中経出版)等。 『山崎和邦の投機の流儀』では経済動向を解説。
5月下旬から下値支持線と上値抵抗線とが上方シフトしたが、先週でまた「格上げ」されたと見て、一旦は上値を試す展開もあるかもしれない。GPIF運用方針の見直しも近く公表されるだろうし、週初からNY訪問する安倍さんの発言は「強気」だろうから追い風とはなろう。

本稿で昨年の夏から言い続けた「中長期では強気」という地下にある買い意欲の熱いマグマは充分に感じさせるが、短期的には騰落指数は「120%」に接近し、25日線との乖離率も「5%」に接近したし、8月上旬の長大陰線のあとは、(短い陰線を一本入れながらも)5本の陽線、しかも3→4→5本目(先週)と陽線が順次長く形成している。多少の過熱感は出易い。

本稿では一貫して円安傾向は続くと言い続けたが、本当はあまり急激でない方が望ましい。だが、相場は望ましいことばかりはしてくれない。円安趨勢は中長期的には続くと本稿では述べ続けるが、投機ポジションの調整で短期的には多少の円高に振れよう。一服するのは円安趨勢の継続としては結構なことだ。

だが、繰り返すが円安趨勢は中長期には生きていて、多くの企業は円ドル105円、円ユーロ135円を前提としていようから、企業業績の上方修正は必ずある。「壮年期相場は為替と業績次第だ」とかねてから言い続けたが、この見方も継続する。

ボックス圏を抜けて、そろりと緩慢に上昇第3波動に入ることが望ましい。そういう姿なら年末は高いだろうが、顔相の悪い相場つきならトガメが出る。2週連続で外国人買い、下には政策期待まちの押し目買い勢力、上からは国内景気の灰色と年末の消費増税決定可否論、こうした中で一貫したスタンスは「焦らない逆張り」に分がある。

ボックスを抜けたと仮定しても「勢いにつく順張り」は、筆者ならしたくない。

昔、一世を風靡したニコラス・ダ─バスの「ボックス・セオリー」というのがあった。彼の伝記も邦訳されているが、結果として成功裏に終わった彼のやり方は、一言で言えば「ボックスを抜けたら相場について行け」という典型的な順張り戦法だ。アメリカの実証的論文で「順張りより逆張りの方が最終的には利益が上がる」と種々の統計から結論付けている論文がある。が、筆者は30年くらい前から専ら逆張りで生きてきた。人にはそれぞれの方針があり、筆者の3年先輩で順張り専門の人がおり結構成果を上げているが、筆者と比較してどちらが勝ちかは検討したことはない。

資金の性格により、大げさに言えば価値観の相違により、人それぞれのやり方がある。一律のアドバイスなんていうものはあってはならないものだと思う。

本稿では「筆者ならこうする」というのみである。

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【株のまぐまぐ!】 2014/09/24 号
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