2014年1月9日木曜日

59才の男が「スッポンの8倍」を飲むと…/寒波は温泉で乗り切る!身も心も温まる秘湯をご紹介。沖縄からは米兵たちの歓楽街として栄えたストリートをレポート【旅まぐ】

2014/01/09 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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59才の男が「スッポンの8倍」を飲むと…


【今週の旅の目次】
郷愁の原風景

沖縄、その聖なる気だるさ

まぐまぐからのお知らせ

旅まぐ写真館
 
【編集部より】
 『郷愁の原風景』は今週から「日本全国秘湯の旅」がスタート。初回は秋田県の名湯をご紹介します。『沖縄、その聖なる気だるさ』のコーナーでは、米兵たちの歓楽街として栄えてきた「金武社交街」をレポート。

 それでは今年初めの『旅まぐ』をごゆっくりお楽しみください。
 
新春お年玉付きアンケート
 

 一時的に寒さのピークから解放された感のある日本列島ですが、明日金曜日からは今シーズン一番の強烈な寒波に見舞われるとの予報が。ここはひとつ、温泉に浸かってやり過ごすとしましょう。『郷愁の原風景』、今週からは「日本秘湯を守る会」の会員宿を中心に、一度は訪ねてみたい温泉をご紹介して参ります。初回は秋田県特集をお届けです。

 秋田の秘湯として真っ先に名前が挙がるのが乳頭(にゅうとう)温泉郷。中でも、鶴が湯あみしている姿をマタギが発見したことに由来する鶴の湯温泉の一軒宿・本陣は、出羽久保田藩第二代・佐竹義隆も湯治に訪れたという名湯です。その鄙びた雰囲気はまさに秘湯と呼ぶにふさわしく、リピーターが多いというのも頷けます。

 乳頭温泉郷と並んで、出羽国の秘湯の代表格とされるのが泥湯温泉。お察しのとおり泥のような濁り湯であったためにその名がつけられたこの温泉の開湯は1200年前とされ、江戸時代には安楽泉の別名で親しまれた湯治場だったと言います。湯の素晴らしさもさることながら、時代劇のセットに迷い込んだのではと錯覚するほどの古い街並みも魅力のひとつ。日常を忘れるのにはもってこいの温泉街といえるのではないでしょうか。

 今回最後にご紹介する蒸の湯(ふけのゆ)温泉は、"番外"とでも言いましょうか──。というのもこの温泉、実は季節営業で、4月中旬〜11月上旬までしか入ることができないのです。そのようなわけでこの時期に入湯するのは不可能なのですが、マイナスイオンの含有量は日本最大と言われ、八幡平の雄大な景色を見上げながら楽しめるこの温泉をぜひ知っていただきたくあえてご紹介しました。

 一軒宿のふけの湯は総木造り。夏場の湯治の候補地に、子宝の湯としても知られる蒸の湯温泉を加えてみてはいかがでしょう。

 派手さはありませんが、心の底からリラックスできる秘湯を巡る旅に、あなたも出かけてみませんか?

■ 乳頭(にゅうとう)温泉郷 鶴の湯温泉
周辺にはスキー場など冬のレジャー施設も充実。
存分に汗をかいた後の温泉はまた格別です。
■ 泥湯温泉 奥山旅館
栗駒国定公園内に建つ宿。
日本三大霊地のひとつ、川原毛地獄がすぐ傍に。
■ 蒸の湯温泉 ふけの湯
青森ヒバ材で作られた浴槽が自慢。
子宝を授かった湯治客が奉納した「金勢さま」も見ものです。
 
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『金武(きん)社交街』 沖縄県国頭郡金武町
 
 沖縄本島北部にある金武町は、町の大部分を米海兵隊の訓練基地であるキャンプ・ハンセンが占め、基地の街として有名な場所のひとつです。
 
 今回ご紹介したいのは、このキャンプハンセン・ゲート1の正面に広がる「金武社交街」。言わずもがな米兵達の盛り場として栄えてきたエリアです。

 沖縄自動車道を金武インターで降り、国道329号線をしばらく北へ走ると、左手にキャンプ・ハンセンのゲート1があります。
 

 そして国道をはさんで正面には、あたかもアメリカにいるかと錯覚するような街並みが広がっています。

 こちらのエリアが「金武社交街」。古びたコンクリートビルの商店は、英語の看板でびっしり埋め尽くされています。島の反対側にある恩納村はリゾート地として栄える一方で、こちらは観光地の臭いは皆無、寂れた風情が気だるく漂っていました。

 戦後日本の片隅、沖縄の外れにあるこの小さな街で、アメリカと沖縄の文化が濃密にチャンプルーされてきたのでしょう。社交街の入り口には星条旗と日の丸がかたどられたアーチがかかっています。

 さっそく、アーチをくぐり社交街へ。しばらく散策してみることにします。まず、キャンプ・ハンセン正門の向かい側から続くメインストリート「フレンドシップ通り」を歩きました。築40年は経っていそうなコンクリート造りのお店がずらりと並んでいて、米軍統治時代の盛り場の雰囲気をそのまま残している印象でした。

 
 コンクリート壁に直接書かれた薄れた横文字の看板。壁に描かれたウォールアート。異国のような独特の町並みを30分ほど散策しました。昼間は閑散としていて、人もまばらですが、夜は街の表情が一変して連れ立って歩く米兵たちでにぎわうそう。もっとも、お店の経営者の多くはウチナーンチュで、社交街の近隣には地元の方々のリアルな生活があります。ですから、社交街の中心部の広場で地元の子どもたちが遊んでいたりもします。

 ほとんどが米兵相手の店ですが、たこやき、おでん、やきとり屋等も混在し、昭和レトロな雰囲気もあります。このちぐはぐな感じも、沖縄らしくて楽しいかも。

 さて、金武町といえば忘れてならないのがそう、ここはタコライス発祥の地(タコライスは、タコスの具である挽肉・チーズ・レタス・トマトを米飯の上に載せた沖縄料理。辛みをつけたサルサを乗せて食べる)。

 タコライスは、「パーラー千里(せんり)」「キングタコス」の創業者、儀保松三さんが米兵のために考案し、1984年(昭和59年)に生まれたそう。当時の円高により、それまで主な客であった米兵が外食を控えるようになったため、タコミートを利用してタコスよりもボリュームがありコストパフォーマンスのよい新メニューとして考え出されたのが始まりだとか。

 せっかくなので、発祥の店「パーラー千里」で食べてきました。タコライスは400円と安いのですが、僕のおすすめはタコライスチーズヤサイ(600円)です。すごいボリュームで、食べていると必ずテーブルを汚してしまう一品。  

 見た目ほど派手な味ではなく、意外にあっさりしていて、口の中で合わさるタコス、チーズ、レタスの絶妙な味のバランスは癖になります。


 ちなみに、「パーラー千里」の近くには姉妹店の「キングタコス1号店」があります。タコライスの味はまったく同じだそうですが、こちらは最近3階建ての新しい建物に引越し、内装もオシャレで店員も若いお姉さんたちが接客するカフェ風になっています。

 ただし、大きな声では言えませんが、地元の方の話によると、やはり「パーラー千里」のおばちゃんの方がタコライスを多めに盛っているとのこと。好みはそれぞれ。みなさんは好きなほうに行ってくださいね。


 

 さて、メジャーな観光地とはとても言えませんが、沖縄旅行の際には、ぜひ金武町も観光ルートのひとつに加えてはいかがでしょう。きっと、ディープな沖縄を体験できますよ。

伊波 一志(いは かずし)
1969年、沖縄生まれ。写真家。香川大学法学部卒。
2007年夏、44日間で四国八十八カ所1,200kmを踏破。現在、沖縄県在住で、主に『母の奄美』という作品撮りのため奄美大島を撮影中。家族は、妻と三人の子。

 
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旅まぐ写真館

読者の皆さんと一緒に作るコーナー『旅まぐ写真館』。
今週はYUJIさんからの投稿です。
元日、銚子の犬吠埼で撮影した1枚。
素敵なお写真、ありがとうございます。


『旅まぐ写真館』では、毎週1点を掲載させていただきます。
皆さんが旅先で撮られた渾身の1枚をお送りください。
素敵なお写真、お待ちしています。
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【旅まぐ】 2014/01/09 号(毎週木曜日発行)
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