まぐまぐユーザーのお悩みを解決するこのコーナー。今週は株式投資に関する入門的な質問にお答えします。 | | | | なぜ協調介入が行われると日経平均株価が上昇するの? | | | 協調介入が行われた結果、なぜ日経平均株価が上昇したのでしょうか? わかりやすい解説、お願いします! | | 回答 | いろんな物を輸入している輸入国家というのは自国通貨の価値が高いほど海外の物を安く買えていいんです。
逆に日本やドイツ、台湾などの海外から資源を仕入れて加工する工業国家というのは自国通貨ってのは基本 安いほどいいんです。
例えば以前リーマンショックでユーロが安くなりました。ユーロ169円→94円までになりました。
これがどんなもんかというとメルセデス・ベンツを日本で1000万で売っていた、ドイツ(ユーロ)にお金を換金すると59,000ユーロになります。
しかしリーマンショックで1ユーロ94円になると同じ日本で1000万で売っていたのをユーロに換算すると106,000ユーロになります。
これは日本にも言えます。1ドル50円→100円になれば同じ物を米国に売っても50円が100円になるわけです。 つまり自国通貨安は非常にいいわけです。又労働力などの自国通貨建て生産要素の価格を相対的に引き下げることによって失業率低下・資源稼働率上昇などもあり経済にとってはいいわけです。
なので各国自国通貨を安くしようと競争します。コレを『通貨安競争』といいます。 | | |
0 件のコメント:
コメントを投稿