2011年12月10日土曜日

[週刊まぐジン!] 自信があるから、完全生映像をお見せします

2011/12/10 発行

週刊まぐジン イチオシ
週刊まぐジン

内緒で婚活したいならオーネットでこっそり婚活

今週のまぐまぐ!
 アメリカ大陸、というか大西洋航路を発見したコロンブスですが、四度目の航海時に座礁しジャマイカに上陸するものの、彼らの数々のよろしくない行いが災いして地元住民から食料を分けてもらえなくなったころがあったといいます。
 天文学の知識を有し、数日後に月食が起こることを知っていたコロンブスは、「食料を分けてくれなければ神がお怒りになり、月を隠すだろう」と脅迫。"予言通り"に起きた月食に恐れをなした地元住民はありったけの食糧をコロンブスに差し出したのだとか。そして今日、12月10日は日本各地で皆既月食が見られます。
 こんな「へェー」をまとめた『週刊まぐジン』、今週もお届けします。
(大原広軌)

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自信があるから、完全生映像をお見せします
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「へぇー」的 注目ニュースプレイバック
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ラストはいつものお約束、それでは皆様いい週末を!
今週のまぐまぐ
元小沢一郎さんの秘書で衆議院議員の
石川ともひろさんにお会いしてきました!
『無所属議員・石川ともひろの「汚名返上!」』で政財界のきわどい話を暴露してくださっている石川ともひろさん!

─陸山会事件では有罪判決を受けられました。大変ですよね。

「ものすごい制限がかかるんですよね。テレビ局によっては放送コードに引っかかると。俺は隠語かと(笑)。だから、テレビに出してくれないんです」

─隠語って…。無粋な話ですが、お金集めも苦労するのでは?

「まず離党したので企業献金が受けられない。民間企業にしても、たとえばパーティ券購入のお願いをしても、"コンプライアンスに引っかかる"って言われましたね。コンプライアンスって、俺はそんなに問題児かと(笑)」

─水谷建設からお金を受け取っているってことになってますよね?

「そういうふうに世論も作られてしまっているので、ほとんどの人が私のことを"5000万円もらって、それをもらってないと言い張っている"と思っているわけじゃないですか。そういうのって悔しいですよね」

─それは死んでも死にきれないですよね。

「…自殺したいなと思ったこともありました。そりゃしたくもなりますよ、テレビつけたら自分のニュースいつもやってるわけでしょう…」

─すいません、話を別の方向に持ってきましょう!いろんな陳情や依頼があると思うのですが、強烈に覚えているのは?

「フィリピンからビジネスパートナーを呼びたいっていう人がいて、ある後援者を通して私に依頼が来たんですよ。で、税関に電話して、まあスムーズに手続きを取れるようにお願いしますって依頼したら、そのフィリピンから来た女性、裏DVDをカバン一杯に入れてきちゃった(笑)」

─わかりやすいですねー!でもそこは政治の力で無事入国とか?

「税関も困ってしまって、"これは通せません、どうしましょう"と。"そんな人は通さなくていいです"って言って、さすがに紹介者を怒りましたよ(笑)」

≪石川ともひろさんのまぐスペインタビュー≫
http://www.mag2.com/magspe/interview99/

今週のまぐまぐ
医師・野菜ソムリエ宮田恵 メグ先生の野菜放射線診療科
宮田 恵 (みやた  めぐみ)プロフィール
岩手県で生まれ育ち、大学まで岩手で教育を受ける。大学付属病院から僻地診療所まで、さまざまな医療を経験。
現在も岩手県に住み、医療活動を続けている。食と健康について幅広く研究するために、シニア野菜ソムリエを取得。 メグ先生の森の診療所

第18回

 個人的な感想ですが、原発は世界の課題です。一度問題が生じたら、どれだけの犠牲と、以前の環境に戻すのにどれだけの金銭を投じなければならないのか、日本政府としてきっちりと開示し、世界はそれを参考に自国で原発を利用するのかしないのか、判断していく貴重な資料にしてほしいと思います。

 日本の原発技術がインドへ輸出されるようです。中国の高速鉄道事故で日本の新幹線技術の高さが浮き出される結果にもなっています。日本の科学技術の水準は高い! この評価を原発処理後に技術集結して、また新しい評価を勝ち得て欲しい。しかし個々の高い技術を集結するための法の壁、そして児玉教授のように民意の心を動かす科学者のクローズアップ。最 終的に国を動かすのは「エビデンス:根拠」では無く、国民の声の大きさだと思うのです。主体者決定権……住民や国民自らが「こうする! こう決めて生きていく!」という気持ちも大事です。

 最後に私は、原発は基本的に反対です。私たちはこの地球上で暮らしていくこと、地球に負担をかけずに身の丈で暮らすということを考えるなら、経済活動にこれほどの電力エネルギーは必要ないと感じています。電力会社は消費量が増えたほうが会社としては良く、節電を謳い、一方で電力消費量は高いほうが良い、という仕組み。いずれ日本の人口は半減するのです。そのころやっとセシウムが4割くらいに減衰する、なんとも後味のわるい締めくくりです。

 私は食育の研究を通じて、大人たちでだけではなく子供たちも、食、運動、肥満など、がんリスクを多数抱えています。こちらからの改善だけで放射線被ばくのがんリスクを考えなくても良いほどに、日本人の健康度は上昇する、と言っても決して過言ではありません。いえ、確信(核心)です。

 子供たちには原発事故など何もなかったかのような心身の健康状態と美しい日本の国土を残したい……残さなくては……児玉教授との共通の想いです。

『メグ先生の野菜放射線科』では、「野菜は食べたいけど内部被ばくが怖い!」「どこの野菜を食べたらいいの?」という方のために、放射線の専門医にしてシニア野菜ソムリエ、さらにご自身も岩手県で生活する宮田恵先生が、食卓から放射線を遠ざける方法を徹底伝授します。


メグ先生の森の診療所

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あるきすと平田 実感できないユーラシアンな「へぇー」
あるきすと平田 (平田  裕)プロフィール
ユーラシア大陸を徒歩で旅しようと、ポルトガルのロカ岬を出たのが1991年。以来20年間、主に海沿いの国道を歩き続け、路銀が尽きると帰国してひと稼ぎし、また現地へ戻る生活を続けている。何のために?というツッコミはナシの方向で…。
そんなあるきすとが旅の途中で見聞きした、あんまり役に立たない『ユーラシアンヘェ〜』をぼんやりとご紹介! 今週のあるきすと

中國傳單騙局

 中国の田舎を歩いていると、電信柱に美女の写真付きのチラシがよく貼られている。美女の写真も書かれている文言も違っているが、すべて似たり寄ったりの内容だ。
 まずチラシの上部に携帯電話の番号を大書し、つづいて、
 「この広告は、当弁護士事務所がクライアントから委託されて貼っている」
 と書いてある。いいかげんなチラシではないぞ、という意思表示だ。
 それから写真の美女の名前や年齢、いったいなんのためのチラシなのかと説明しているのだが、その説明がどのチラシも五十歩百歩なのだ。
 いわく、写真の女性(ほぼアラサー)は大金持ちのビジネスマンの妻だが、夫が不慮の事故に遭遇して子どもを作れないからだになってしまった。しかし後代に引き継ぐべき膨大な家業が残されているので、どうしても実子が必要である。
 そこで、遠隔地に居住し、妻を妊娠させられる健康な男性を求めるので、とにかく電話を、とつづき、さらに条件面が提示される。
 この条件というのが、普通の神経の持ち主なら抱腹絶倒ものなのだ。
 「もし電話で折り合いがあえばすぐに写真の女性が飛行機であなたのもとに向かいます。それからしばらく二人で子作りに励んでもらい、見事、彼女が懐妊したならば、成功報酬としていくらいくら払います。さらにその後も彼女とは睦まじい関係を維持していただきます」
 ちなみにその成功報酬額はどのチラシも超破格! 中国の地方在住者の年収が日本円で10万〜50万円という現実に対して、女性がめでたく身ごもったら1000万円以上ってんだから、単純計算で年収の20倍から100倍に相当する高額なのだ。
 はたしてこんなトンデモチラシを信用し、鼻の下を長くして、書かれている携帯電話の番号にかけるバカ者がいるのだろうか。ターゲットが高齢者のオレオレ詐欺とは異なり、このチラシが釣ろうとしているのはどうみてもお金に飢えた若者。いったいどういう仕組みになっているのか知りたいところだ。
 勇気ある方、中国の片田舎でこんなチラシを見かけたら、一度トライしてみてはいかがですか? ただし責任は負いませんのであしからず。

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【週刊まぐジン】 2011/12/10 号(毎週土曜日発行)
配信中止はこちらからメールアドレスの変更はこちらからご意見&ご感想はこちらから
責任編集:大原広軌
デザイン :千葉光範、嶌田健一郎(JLDS)
スタッフ :本村彰英
発 行 元 :株式会社まぐまぐ
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配送技術:株式会社アットウェア http://www.atware.co.jp/
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株式会社まぐまぐは、プライバシーマーク認定企業です
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