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─■■──■■─ 1 日 2 食 の 健 康 革 命
────■── 松井 二郎
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─■■──■■ vol.329 2011/12/12
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こんにちは! 松井二郎です。
◆薬を飲んではいけない決定的理由
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「なぜ、むやみに薬を飲んではいけないのか?」
ずっと、その理由を述べてきましたが、
今回は最後の決定的理由を書いておきましょう。
まえに「難病の原因は "化学物質" だ」と言ったのを
覚えておられますか。
そこで、
薬って "化学物質" ですよね。
おわかりでしょうか?
薬そのものが、難病の原因にほかならないのです。
「化学物質がヤバい」
というと、
すぐに食品添加物や農薬が取りざたされますが、
これらは食べものの中にちょびっと含まれている
だけです。
それに対して、薬は、まるまる化学物質のかたまり。
それを日本人はジャラジャラ飲んでいます。
添加物などの害とは比較になりません。
◇
もともと、薬というものは、ほんとうに体によいものでした。
私が住んでいる富山は薬売りで有名ですが、
昔は化学物質などいっさい使わず、
薬草とか木の皮とか動物のキモとか、
自然のものだけを使った、
ようするに漢方薬を扱っていました。
化学物質などなかったのですから、当然ですが。
でも、いまはもうダメです。
化学物質の薬に切り替わっています。
こっちのほうが、安く作れて高く売れ、
しかも、その効き目たるや漢方薬の比ではないからです。
効くといっても、
免疫をたすけて病気を治す漢方とは違い、
免疫を黙らせ病気をより重くして
未来へ持ち越しているだけなのですが。
でも、庶民は瞬時に症状が止まるほうに
飛びついてしまったのですから、
薬売りも顧客ニーズにこたえていくしかありません。
◇
化学物質の薬に病気を治す力はまったくありません。
それどころか、
いま私がお世話になっている松本仁幸先生によると、
薬は新しい病気をつくりだすものであり、
わけの分からない病気は
すべて薬によって起こされたもので、
そういう病気が、病気全体の9割を占めるそうです。
地方の小さな医院にいくと、じいちゃんばあちゃんが
待合室をサロン代わりにしていますが、
薬袋にたっぷり化学物質を入れてもらって帰っています。
日本の医療費が30兆円をこえて
なお増え続けている理由がおわかりになるでしょう。
「薬は病気を治してくれるもの」
長らく私たちは、そう信じてきました。
しかし今となっては、
薬という言葉の概念を180度ひっくり返して
考えなければなりません。
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なぜ、薬をむやみに飲んではいけないか。
薬そのものが
難病の原因(化学物質)であるからだ。
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◆それでもステロイドをやめてはいけない?
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このような話を聞くと、
すぐにでも薬をやめたくなるかもしれませんね。
でも、
いまステロイドを使っておられる方、
それも長期に渡って使ってこられた方は、
くれぐれも、いきなりやめてしまわないで下さい。
それこそ死んでしまうかもしれません。
◇
免疫は、おさえられていたことを全部覚えています。
ステロイドをいきなりやめると、
あたかも限界まで引っぱっておいたゴムが、
手をはなせば「バチーン」と一気に元に戻るように、
免疫はいきなり活動を始め、体を一気に修復しようとします。
このとき、
息ができないほど気管支が狭くなることもあるし
(これが「ぜんそく」です)、
血流量が急に増えすぎて
心臓が止まることもあるのです
(「アナフィラキシーショック」といいます)。
ほんらい、自分自身にそなわっている防御システム(免疫)で
自分が殺されることはありません。
しかし注意すべきは、
不自然なことをされたため、
不自然な戻りかたをするということです。
薬によってゆがめられていた免疫は、
生命に危険がおよぶような修復のしかたをするのです。
◇
悲しい事故を防ぐためにも、
ステロイドはいきなりやめてはいけないし、
もし、やめて「ぜんそく」か「ショック」に
なってしまったときは、
このときこそステロイドの出番です。
逆にいうと、ステロイド剤は
こうした命の危険があるとき以外に使ってはならないし、
そもそもステロイドで免疫がゆがめられさえしなければ、
死ぬほどの「ぜんそく」や「ショック」になる
こともないのです。
◇
では、ステロイドをやめるにはどうしたらいいのでしょう?
ステロイドを使うことの恐ろしさも
やめることの恐ろしさも熟知している医師のもとで、
指導を受けながらやめていくのです。
ですから人並み以上に
西洋医学に通じている医師でなければなりません。
ただし、
薬をやめるだけでは、免疫が上がり切らず、
免疫が戻ろうとする反応症状で苦しむだけです。
すみやかに根本治療をしなければなりません。
その根本治療ができるのは東洋医学ですから、
東洋医学にも精通した医師でなければいけません。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ステロイド漬けになっている人は、
いきなりやめると命の危険がある。
西洋医学と東洋医学をマスターしている医師の
もとで慎重にやめていく。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆使ってもよい薬
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「薬は病気を治しているのではない。病気をつくっているのだ」
という話をしてきました。
では、薬という薬を、
この世から根絶したほうがいいのか?
というと、そうではないのです。
◇
まえにも書きましたが、
つぎの6種類の薬は、使ってもよい薬です。
○ ワクチン
○ 抗生物質
○ 降圧剤
○ ホルモン剤、抗ホルモン剤
○ 胃薬
○ 睡眠薬
これらは、免疫をおさえず、
遺伝子をいじることもないからです。
とくに【 ワクチン 】と【 抗生物質 】は、
「免疫を抑えない」どころか、
免疫が働きやすいように補助します。
【 ワクチン 】は、弱い敵をあえて体に入れて、
「あ、こういう敵がいるんだな」と
白血球に覚えさせ、
あらかじめ迎撃ミサイル(抗体)をつくらせるものです。
免疫が戦いをしやすいようにしている薬なので、
これはオッケー。
【 抗生物質 】というのは、バイ菌を殺す薬ですが、
やっていることは菌の細胞壁(さいぼうへき)を壊すだけ
なので、これもよし。
◇
というわけで、以上が「有用な薬」でした。
言葉をかえると、
これら以外の薬は、可能な限り飲まないほうがいいし、
注射もしないほうがよいのです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
必要な西洋薬は、
ワクチン、抗生物質、高血圧の薬、胃薬、
ホルモン剤・抗ホルモン剤のみ
(ときに睡眠薬も許される)。
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◆化学物質は無害?
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化学物質は難病の原因
と聞くと、
「やっぱり化学物質って怖い!」
と思われるでしょう。
なるほど世間には、化学物質は危険だと警告する本が
あふれています。
「アトピーやさまざまな難病・奇病の原因は化学物質ではないか」
と、断定はしないまでも、
意見している人たちは大勢います。
ところが、
食品添加物など、
ほとんどの化学物質は、
無害といっていいほどの弱い毒性なのです。
◇
化学物質は、
ほんとうは体に入ってきても無視していいのです。
異物を攻撃しなければならない理由は、
ほんらい、異物といったら生きている異物であり、
すなわち細菌かウイルスであり、
これらはみるみるうちに増殖して、
ほうっておくと体が乗っ取られて死んでしまうからです。
化学物質は、増殖しません。
体を乗っ取る意志もありません。
ただ、異物だ、というだけです。
しかし免疫は、異物を攻撃するのが仕事なので、
この化学物質をも攻撃します。
このとき、生きている異物と戦うときと同様、体が傷つきます。
ところが、相手は、すでに、死んでいる。
まるでターミネーターと戦っているみたいなもので、
戦いが終わりません。
それでも免疫が弱っていなければ、
「これはムダな戦いだ」
と学習し、戦いを終わらせてくれます。
しかし
免疫が極端に弱っていると、
ムダな戦いだということを
いつまでたっても学習できず、
えんえん戦い続け、自分の体も傷つき続けるのです。
◇
誤解をおそれず極言するなら、
化学物質は無害です。
しかし、薬とストレスで免疫がおさえられていると、
無害の化学物質で難病になってしまう。
だから「化学物質は怖い」のです。
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ほとんどの化学物質はほぼ無害。
ただし、弱った免疫がそれに反応すると難病になる。
だから化学物質は有害。
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◆ 編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ターミネーターって、完結するんですかね。
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松井 二郎
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特に病気をお持ちの場合の少食、健康な身体であっても極端な
少食は大変危険です。この場合必ず減食療法を指導できる専門家の
もとで行ってください。
減薬についても同様です。特に長期にわたりステロイドを使用した
場合は必ず医師のもとで減薬してください。
◇原則として無断転載を禁じますが、内容を一切改変せず全文転載する
場合に限り、転載許諾は不要です。
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発行: まぐまぐ!
編集: 松井 二郎(フリーライター・2食ネット主筆)
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