寺伝によると、大同2年(807)平城天皇の勅願により、弘法大師が七十番札所として開基。当時は「長福寺」という名で、本堂は大師が一夜ほどの短期間にて建立したという伝説も。また、天正の兵火では長宗我部軍が本堂に侵入の際、住職を刃にかけたところ脇仏の阿弥陀如来の右手から血が流れ落ち、これに驚いた軍勢が退去したため本堂は兵火を免れたといわれます。この仏は「太刀受けの弥陀」と呼ばれています。
さて、いつものように本堂・大師堂を参拝した後に寺を出発。次の札所は第七十一番弥谷寺で道のりは約11.3kmです。まず、寺を出て約200mでぶつかる国道11号線を左折し、北上しました。4.5kmほど国道を進むと、高瀬町下勝間の集落に入ります(この間、左右はお店、住宅そしてたくさんの溜め池がありました)。ここで、標識に従い、小さな溜め池から左に逸れて旧道へ。日本家屋が立ち並ぶ下勝間の集落を抜けて、さらに北へ向かいます。2kmほど歩き、高瀬郵便局を通り過ぎると、高瀬川を渡る県道221号線に合流。県道を右折し高瀬川を渡った後は、北東へ進みました。1.5kmほど歩き、Y字路に差し掛かったら、左へ折れます。標識に従ってさらに進むと、やがて弥谷寺のある弥谷山が見えてきました。 | | 同、仁王門 同、境内 俳句茶屋のおかみさん ●今回の歩数と総歩数
七十番札所・本山寺〜七十一番札所・弥谷寺 歩数16899歩 一番札所・霊山寺から 総歩数154万6275歩
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