NEWSを疑え! | | 日本は特定秘密保護法で試される 【マスコミの問題意識の希薄さ】 | | 私も政党のプロジェクトチームなどからヒアリングを受けた立場ですが、不思議でならなかったのは、私以外の「識者」が以下の点にまったく触れていなかったことです。 それは、第一に、秘密保全など語るのも恥ずかしいレベルの政府の現状について指摘せず、法制化に関する技術論や海外の制度に関する知識を語っていたこと、第二に、国民の代表である国会やジャーナリズム、アカデミズム・シンクタンクの側に高度の検証能力がなければ、「安全保障上の秘密」をたてに特定秘密保護法を都合よく運用されてしまう危険性があること、です。 第一の点については、具体的な内容を語ること自体が国家機密を暴露することにつながることから、マスコミ取材は頭撮りのみ、レジュメも非公開としました。 ここでは、そのうちの世界の情報機関にとって公然の秘密となっている問題点についてのみ述べますが、首相官邸には盗聴防止対策のイロハである電磁波のシールドが一部にしかなく、部外者が携帯電話を持ち込むことも許されているのに、その首相官邸で秘密保全に関する会議が開かれている「悪い冗談」のような光景を、国会も、マスコミも、どうして問題視しないのでしょう─ | | お試し読みはこちら>> | | |
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