2013年9月12日木曜日

42才女が生・無添加ジュースを飲んだら…/そうだ、小京都、行こう。旅情溢れる全国の小京都をご紹介。沖縄からは天然記念物ジュゴンが見える丘を【旅まぐ】

2013/09/12 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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【今週の旅の目次】
郷愁の原風景

沖縄、その聖なる気だるさ

まぐまぐからのお知らせ

旅まぐ写真館
 
【編集部より】
 『郷愁の原風景』、今回からは日本各地の小京都と呼ばれる街をご紹介します。『沖縄、その聖なる気だるさ』では、沖縄本島嘉陽(かよう)地区のジュゴンの見える丘をレポート。

 それでは今週も『旅まぐ』をごゆっくりお楽しみください。
 

 ほんの数週間前の猛暑の記憶が薄れるほど、秋の気配が強くなりつつある日本列島。秋といえば……、テレビCMの影響もあるとはいえ、京都を訪れたくなる方も多いはず。「だけどちょっと遠くて」という方、日本には「小京都」と謳われる素敵な街がたくさんあることをお忘れではないですか?そこで今回からは全国の小京都をご紹介していきます。

 まずご案内したいのが、「西の小京都」ともいわれる岡山県津山市。古くは美作国(みまさかのくに)の政治経済の中心地として栄え、江戸時代には津山藩初代藩主・森忠政により強固な城下町が形づくられました。

 その面影は時を下った平成の世にも色濃く残っており、とくに城東地区と呼ばれる地域には、1kmほどに渡り商家などが軒を連ねます。街を見守る津山城は西日本有数の桜の名所として知られていますが、秋の紅葉も見事。例年10月下旬から12月上旬まで楽しめるとのことですので、時期を合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

 続いてご紹介するのは、全国の小京都の中でももっとも南に位置する鹿児島県南九州市知覧町。この地にたたずむ武家屋敷は260年前から変わらぬ姿を保ち、現在も国の名勝に指定された七つの庭園が一般公開されています。整然と、そして凛とした「薩摩の小京都」、ぜひお楽しみください。

 本州最北の小京都といえば、青森県弘前市。知覧町から北東に1400キロあまり北東にあるこの街、お城跡や武家屋敷が雰囲気を盛り上げていますが、中でも一番京都らしさを演出しているといっても過言ではないのが、最勝院。国の重要文化財でもある五重塔が満月を背にした眺めは、一度ならずとも拝んでみたいものです。

 中国・九州・東北、それぞれの地に花咲いた"小京都文化"。そんな文化の香りを巡る旅に、あなたも出かけてみませんか?

■ 湯郷温泉 季譜の里
津山を訪れたらぜひ足を延ばしてほしいのが湯郷温泉。
こちらの宿は温泉も料理もおすすめです。
■ いせえび荘
伊能忠敬が感嘆した水平線に浮かぶ薩摩富士をお部屋から。
伊勢海老・焼酎・知覧茶を心ゆくまで味わってみては?
■ 星野リゾート 界 津軽
お食事・お部屋・温泉すべてがエリアトップランク。
弘前から電車でたった10分の距離はうれしいですね。
 
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沖縄県名護市嘉陽(かよう)『ジュゴンの見える丘』
 
 沖縄本島北部、名護市の東側に大浦湾という湾があります。点在する巨大なサンゴの群集に約170種ともいわれる魚の群れ。サンゴに囲まれたイノー(礁池)には海草が豊富に生え、それを食べに、国の天然記念物ジュゴンがやってきます。大浦湾はまさに生き物たちの楽園と言って過言ではありません。今回ご紹介したいのは、その大浦湾を一望できる『ジュゴンの見える丘』。
 
 ジュゴンはかつて、沖縄本島や周辺に広く分布していたそうですが、戦後の食糧難による乱獲などで65年以降激減、生息数はもはや数十頭とのこと。今では、目撃情報も大浦湾周辺と本島北西部の古宇利島で年に数回ある程度。 しかも、大浦湾の西岸・辺野古は、米軍普天間飛行場の移設予定地になっており、今後ますますジュゴンを目にする機会が減っていくかもしれません。  
目を凝らすと、この写真のどこかに…

 さて、『ジュゴンの見える丘』ですが、辺野古から車で北へ30分ほど行ったところにある「嘉陽(かよう)」という地区にあります。まず、嘉陽集落にある嘉陽小学校を起点に国道331号線を北上。1.7kmほど進むと、右手に「丸宮リサイクルセンター」「ハング・パラグライダー 嘉陽エリア」というふたつの看板がありました。そこを右折し、ゲートを抜け、しばらく進みます。だんだん道が細く悪くなっていきましたので、途中、少し開けた場所に車を止め、ここから歩きました。どんどん森が深くなっていき、ハブが出てもおかしくはない雑草だらけの山道。途中何ヶ所か崖崩れで道幅が2mほどに削られている所も。左右どちらに落ちてもタダではすまないのでご注意を(そのうちこの道が崩れてしまうと丘には行けなくなりますね)。ただし、ときどき木々の切れ間から海を見下ろす景色はすばらしいですよ。15分ほど歩くと森の前方が開けてきました。ようやく『ジュゴンの見える丘』に到着です。


途中、嘉陽の海を望む
 
 
 まずは、標高約100mから見下ろす真っ青な海と空が眼に飛び込んできました。まさに絶景です(もともとこの場所はパラグライダーの発射地点として切り開かれたそうです)。絶景を堪能した後は、ジュゴン探しです。目を皿のようにしてリーフを凝視し、カメラの望遠レンズも駆使しながら探したのですが、残念ながらジュゴンらしきものは見当たりませんでした。めったなことでは目撃できないとは分かってはいたのですが、本物のジュゴンを見てみたかったなあ。ジュゴンには出会えませんでしたが、丘に腰をおろし、30分ほど気だるくてまったりした時間を楽しむことができました。カップルや家族連れで行くのもおすすめです(実際、この日も家族連れに会いました)。
 

ジュゴンの見える丘と家族連れ

 ちなみに、2007年6月。大浦湾の入り口で泳ぐ2頭のジュゴンを、琉球朝日放送のカメラが捕らえました。6月21日、夕方のニュース映像でその姿が流され、沖縄出身の歌手Coccoさんはくぎ付けになったそうです。親子か恋人か。ジュゴンは1時間以上も、海面で戯れたといいます。
 Coccoさんはそのニュースを見て、涙が止まらなかったとのこと。そして数時間とたたずに、曲「ジュゴンの見える丘」ができました。そのCoccoさんもジュゴンが見たくて、数年前から何度かここに訪れているそうですよ。

 さあ。ジュゴンに会えるかどうかはあなたの運次第!『ジュゴンの見える丘』を訪ねてみませんか。持ってるあなたならきっとジュゴンに出会えると思います。

伊波 一志(いは かずし)
1969年、沖縄生まれ。写真家。香川大学法学部卒。
2007年夏、44日間で四国八十八カ所1,200kmを踏破。現在、沖縄県在住で、主に『母の奄美』という作品撮りのため奄美大島を撮影中。家族は、妻と三人の子。

 
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旅まぐ写真館

読者の皆さんと一緒に作るコーナー『旅まぐ写真館』。
今週は馬の目の卯之吉さんからの投稿です。
大分県の九重"夢"吊橋を撮影した1枚。
素敵なお写真、ありがとうございます。


『旅まぐ写真館』では、毎週1点を掲載させていただきます。
皆さんが旅先で撮られた渾身の1枚をお送りください。
素敵なお写真、お待ちしています。
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【旅まぐ】 2013/09/12 号(毎週木曜日発行)
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