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【ペーシングとバックトラック、そしてイエスセット】 | | | 今回はペーシングとバックトラック、そしてイエスセットというテクニックを紹介しましょう。
デートでは、まずは共通の話題を探したりして、会話をはじめていきましょう。たとえば、共通の趣味とか、流行りの音楽とかドラマとか、共通の知人とか、出身地が近いとか、好きな音楽とか映画とか、なんでもいいです。ラポール形成のために重要なことは、女子にまずは安心感を与えることです。そして、人間の脳は、よくわかっている状態を安全、よくわからない状態を危険、と感じるようになっています。人間は自分の体験から類推して物事を無意識レベルで理解するので、共通点があって自分と似ている体験があると思えば、女子はあなたのことをよくわかっていると思いはじめます。こうして、女子はあなたといっしょにいることは安全だと信じるようになります。
最初の会話では、こうした共通のことを話しはじめることで、女子にこの男は自分を傷つけたりすることがない、安全な人物だというメッセージを送れます。ここまでは心理学的なテクニックも何もありません。
ここで最初のテクニックのペーシングですが、これはここで女子の話すスピードと自分の話すスピードを同じにして、そして話題も女子の関心があることに合わせていくことです。５歳の子どもと話すときは、子どもと同じようなスピードでゆっくりと話し、簡単な言葉を使い、相手の興味があることを話しますよね。それと同じように、相手の女子に、話すリズムをどんどん合わせていくのです─
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【新人の工場配属曜日】 | | | 長野刑務所では新人の工場配属曜日が決まっていた。木曜日のお昼である。
訓練工場からやってくる新人との合流は、大抵は入浴が終わった頃のタイミング。もちろん前後することはあるが、先立って担当刑務官よりどういった人が来るのか衛生係に告知されるので、受け入れの準備をすることになる。
ロッカー、タオル掛け、石鹸＆シャンプー置き場、食堂、更衣室の位置を調整だ。普通の工場は番号が振ってあって、その番号を新人受刑者に伝えれば事足りるのだが、なんせウチは高齢者＆障害者の工場なので名札をつけないと分からない人も多い。また、着替えに手間取る人は先に入室させる運用がされており、順番も4つに分けていたし、ハンガーもバランスよく配置しなければならない。浴場の席も決められていて、入浴介助が必要な人は入口近くに配置するなどが行われる。食堂も同様だ。介助が必要だったり汚く食べる人の横には衛生係が配置される。車椅子の場合は、工場出役の際は衛生係が手押しするので、その役割分担も決めなければならない。
まぁ、要するに一人工場配置されるだけでも大変なのだ。入所してきたら、私物、官物含め、ゴザを敷いてその上に並べ、一つ一つ調べて帳簿に記入しなければならない。一つでも間違っていると大騒ぎで捜索することになる。不正を防止するためとはいえ、痴呆症の老人の私物を一つ一つ確認して洗濯札をつけたりするのは大変なのである─
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【なんでだよ！】 | | | みなさん！
象さんは鼻が長い動物です。
子供の頃に、そう教わりましたよね？
ワタシも同じように教えられた時、口をついて出た言葉は
「なんでだよ！」
でした。
出だしがどこだかわかんないのに、勝手に決めるんじゃない！
象さんは、鼻が出ているのではなく、鼻以外が引っ込んでいるのかもしれない！
もしくは先の2cmが鼻で、その手前は鼻に導くイントロダクションであると考えたわけです。
象さん 象さん♪ 鼻以外が引っ込んでるのね〜♪ と歌おうではありませんか！！
さあみんなで「なんでだよ！」
お茶の間で「なんでだよ！」
仕事場で「なんでだよ！」
富士山で「なんでだよ！」
高尾山で「なんでだよ！」
なんでだよって「なんでだよ！」─
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【が、上値は重いと見なければならないだろう】 | | | ５月高値から急落後、約４ヵ月半ぶりに日経平均VIは24％台に低下、先行き不透明感が減って警戒感が縮小したということになる。
シカゴVIX（別名「恐怖指数」）も13％台にまで下がった。
週末は日中の高値安値の差が114円で、８月末以来の小幅になった割には、売買代金は３日連続で２兆円台に乗った。
５月最高値と６月安値との半値戻りは既に抜けているが、黄金分割比の戻り水準を先週超えた。後は７月19日の戻り高値14950円だが、これも指呼の間に入った。
だが、米のQE縮小は決して中止したわけではないし、少々延期するというだけだ。
タカ派サマーズでないからマイルドだろう、というだけのことである。緩和縮小は雇用統計がよくなれば直ちに始まるかもしれない。この現実を思えば２ヵ月ぶりの高値を付けた日本株も、新高値を付けたNY株も上値は重いと見なければならない。年末にかけて欧州の動揺もあり得る。本稿で「欧州問題は決して終わってはいない」と既報で述べたことは取り消してはいない。上値は重いと見なければならないだろう─
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【「もやもや」と対峙するということ】 | | | ここのところ、『SELF CLEANING DIARY2014 あたらしい自分になる手帖』（アスペクト）や『別冊murmur magazine body ＆ soul２ 冷えとりとファッション』（エムエム・ブックス）をつくり終えたこともあって、ちょっともぬけの殻、みたいな自分になっていました。
いや、本当のことをいうと、もう少し大きな流れのなかで、自分が変容してきているというか（また！）、まあ、いってみたら思春期みたいなものですね、どうしても抗しがたい、「もやもや」が、自分の中に立ち現れて、その「もやもや」と対峙する２週間だったように思います。
まあ、夏の疲れが出たといえばそれまでなんだけれど！（爆）
「服部さんは、人の３倍くらい大げさにいうのがうまい」と友人夫婦によくいわれているのですが、まあ、夏の疲れを３倍にしていうとこういう感じになるのか（おおげさすぎるってば／笑）。
いやー、それにしても「もやもや」と対峙するのはしんどい行為ですね。
ぐずぐずしたい自分や、もやもやする自分や、はっきりしない自分や、どうしたいかわからない自分と向き合うって、けっこうしんどい。停滞するのって、体力使う。
でも、生きていると、そういう時期、みたいなのがあるような気がします─
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