まず、この体操は立位で前後屈し柔軟性を高める体操です。 前屈時に下肢後側や背中の筋肉を伸ばし、後屈時に腹部や胸、肩の筋肉を伸ばします。1回前後屈するのに15秒、2回で30秒ぐらいです。
1回目。脚を肩幅に開き膝を少しゆるめて立ちます。つぎに前屈します。前屈しながら背中を出来る限り伸ばし、股の間から後ろをのぞき込むような感じで手を後方に伸ばします。その姿勢で力を入れたまま5つ数えます。
つづいて、大きく息を吸いながら体を反らします。上半身は胸を張り両手を上に伸ばし、その姿勢で力を入れたまま5つ数えます。
それでは2回目です。これは1回目の変形型です。
脚を肩幅に開き、膝を少しゆるめて立ち前屈します。つぎに両手を組んで上肢と肩甲骨で円を作ります。そのまま前屈した際、上肢と肩甲骨で作った円に力を入れます。その姿勢で力を入れたまま5つ数えます。
つづいて、大きく息を吸いながら体を反らします。胸を張り肩甲骨同士を近づけながら両手を下後方に伸ばします。その姿勢で力を入れたまま息を吐きながら5つ数えます。
いかがですか。「背のばし背そらし体操」はシンプルな体操ですが、ずっと多くの筋肉に力を入れながら行いますので汗が噴き出します。 これは、伸筋と屈筋の両方に力を入れることによって、絞るようにして筋肉を伸ばしているからです。
場所もとりませんのでぜひ、休憩時間にやってみてくださいね。 | | 【1】前屈しながら背中を出来る限り伸ばします。
【2】大きく息を吸いながら体を反らし5つ数えます。
【3】立ち前屈し両手を組んで上肢と肩甲骨で円を作ります。
【4】胸を張り肩甲骨同士を近づけながら両手を下後方に伸ばします。 |
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