2014年8月20日水曜日

クレジットカード審査、落ちたらこの2つ/最重要指標が発表!市場が常に注視するFOMC議事録の行方は?激化するウクライナ情勢、東京市場への影響はあるか!?【株のまぐまぐ】

2014/08/20 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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今週のラインナップ




 
今週の株まぐオピニオン
今週の展望 〜 イエレン議長の講演に注目 〜
──株式評論家 北浜流一郎
 
東京市場ですが、先週は堅調な展開になってくれました。地勢学リスクが後退したことが大きかったといえます。

ところが、先週末から様子が少しおかしくなって来ています。ウクライナ情勢が緊迫しているのです。

ウクライナ軍がロシアから国境を越えて入ってきた武装車列を攻撃して一部を破壊したとの報道があり、一方ロシアは、ロシアが派遣した人道支援団のウクライナ東部入りを阻止するため、ウクライナ軍が激しい戦闘を繰り広げていることを非難しています。

そして最新ニュースとしては、ウクライナ軍当局者が東部ルガンスク州で空軍の戦闘機が撃墜されたと明らかにしています。

この種の情報はどこまでが真実なのかよくわかりませんが、それでも市場はその分からぬ情報に反応しますので、東京市場にもマイナスに働く恐れがあります。

なお先週末の米国市場は、NYダウ50.67ドル安、NASDAQ11.93ポイント高。まちまちの動きになったため、東京市場への影響は読みがたいところがあるものの、こんな時は慎重に見て対応する。これが鉄則になります。

では、今週のスケジュールです。

8月20日(水)
<国内>
7月貿易収支発表
6月全産業活動指数発表
7月コンビニ売上高発表
<海外>
FOMC議事録【7月29日〜30日分】発表

8月21日(木)
<海外>
中国8月HSBC製造業PMI【速報値】発表
独8月製造業・サービス業PMI【速報値】発表
ユーロ圏8月製造業・サービス業PMI【速報値】発表
米新規失業保険申請件数発表
米8月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数発表
米7月中古住宅販売件数発表発表
7月北米半導体製造装置BBレシオ発表
米ジャクソンホールで金融・経済シンポジウム開催予定(〜23日まで)

8月22日(金)
<海外>
イエレンFRB議長がジャクソンホールで講演予定

以上のようなスケジュールの中で、特に注目なのはまずは8月20日に予定されているFOMC議事録【7月29日〜30日分】発表になります。市場が絶えず気にしているのは、FRBが金融緩和策に対してどんな考えを持っているか。そして利上げの時期をいつ頃と考えているのか。これらの点になるため、FOMCでどんな議論があったか知りたがるのです。

決定的なことは分からないまでも、あれこれ推測しようとするので、市場もその影響を受けることがあり得ます。

なお先週は新規失業保険申請件数が31万1千人と、市場予想の29万5千人より増加したことでドルが下がりました。今週はどうなるか。先週以上に増えていたらドル安要因になる恐れがあります。

減少していたら、ドルは現状維持か、少し上がる。こんな動きになりそうです。

そして週末に予定されている米ジャクソンホールでのイエレン議長の講演。これまた米国の金融政策がどうなるかをあれこれ推察する手がかりを与えるものとして重要視されることになるでしょう。

ただそれらの市場に対するインパクトはさほど強くないと見ています。いま市場の大きな関心事はなんといっても地勢学リスクであり、それが幾分薄らぎつつあるからです。
 
『北浜流一郎の「一株開運」資金倍増株リッチ新聞』より抜粋
 
 
山崎和邦 北浜 流一郎
株式評論家。慶應義塾大学商学部中退後、コピーライター、週刊誌記者、作家業を経て個人投資家向けの株式投資のアドバイザーに転身。20年以上にわたって儲かる個人投資家を育て続ける。『北浜流一郎の「一株開運」資金倍増株リッチ新聞』では注目の銘柄を配信している。
 
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イエスノー世論
ウクライナ・ロシアはどうなるのか!?
ウクライナ軍によるロシアから国境を越えてきた武装車列への攻撃や、親ロシア派によるウクライナ軍の戦闘機を撃墜など、戦争に向かっていくように感じてしまいます。米国やEUの動きも日に日に激しくなってきていますが、この先ウクライナ情勢はどうなっていくと思いますか。
戦争に向かっていくだろう⇒YES
反対⇒戦争にはならず解決に向かっていくだろう
 
【あなたの意見はどっち?】
Yes!  戦争に向かっていくだろう
No!  戦争にはならず解決に向かっていくだろう
 
投票結果はこちらから
 
 
夜寝る前のちょっとした時間だけの株式投資
ウクライナ情勢はロシア不利に!?
 
ウクライナ情勢がいよいよ危険水域にまで達しているようです。ロシアとウクライナの駆け引きが激化し、各国緊張状態となっています。「現代ロシア政治・経済の展望」では現在のウクライナの戦況を激白!必見の情報が満載ですよ。
 
(1)ウクライナ、戦況は大逆転
『「現代ロシア政治・経済の展望」』より
 
(2)全銀協、貸出金増加35ケ月連続!
『セントラル総合研究所・八木宏之:経済時事ブログ』より
 
(3)英国、GDP、改定値も0.8%拡大
『NNA.EUメールマガジン』より
 
(4)投資において重大な決断は5回だけだった
『ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資〜雪ダルマ式に資産が増える52の教え〜』より
 
(5)空き家問題は各自治体が積極的に問題解決に乗り出すべき
『大前研一 ニュースの視点』より
 
 
お悩み解決 まぐまぐ! Q&A
まぐまぐユーザーさんのお悩みを解決するこのコーナー。今週は、みんなが気になる株式に対する質問に、他のまぐまぐユーザーさんから寄せられたお答えの一部を紹介いたします。
 
国債の金利暴騰と価格下落について
 
質問
低金利で発売された国債が、これから発売する国債が高金利になった場合、国債価格が下落するのはわかりますが、何で下落しているのに売るのでしょうか?売らなければ満期まで低金利のまま利息が入り償還されると思うのですが。なんで損をするために売るのでしょうか?発売されたときの金利が償還されるまで変わらないと聞いています。

何か私が勘違いしているのでしょうか?
 
回答
>なんで損をするために売るのでしょうか?

「損をするため」に売る、のではなくて、「大損しないため」に売る。もしくは、「もっと儲けるため」に売るのです。

>これから発売する国債が高金利になった

おおざっぱに言うと、これには2つの場合があります。

1つめは、国債の信用力がなくなって(償還時に額面通りの額が返済されなくなるんじゃないかという心配が生じて)、それなりに金利を上げないと誰も新発の国債を買ってくれなくなった場合です。

誰も、0.01%の国債を買ってくれないが、1%なら買ってくれる。だから国は「買ってもらう」ために、新発の国債利息を上げます。こういう場合は、もう一度書くと「投資のプロが、国債がホントに満額償還されるか不安視するようになった」場合は、「国債を持ち続けるのは、危険だ」とは思いませんか?今多少損をしても、手放したほうが、満期までずっと持ち続けて「大損」するよりはマシだと考えるのがふつうです。

それで、「大損」しないために、売ります。

ちなみに、「国債だから」と「額面通り償還するという約束」を信用して、前回アルゼンチン国債を最後まで持ち続けた日本人は、100万円の内約65万円くらいだったと思いますが、大損しました。35万円くらいしか返してもらえなかったのですよ。先日のアルゼンチン国債の技術デフォルトでも、大損したことでしょう(但し、日本人は懲りてしまってほとんどアルゼンチン国債は持っていませんでしたので無傷とのこと)。

もう1つは逆で、景気がよくなって資金需要が増大した場合です。景気が良くなると税金がたくさん入りますので、国債の信用力に不安はありません。ただ、資金が必要になった企業が高利率の社債などを発行します。また、利益増加を予想して株価が上がります。余裕資金を持っていた人は、低金利の国債よりも、ずっと高金利の社債やもっと儲かる株を買います。すると新発国債が売れません。だから国は「買ってもらう」ために、新発の国債利息を上げます。

そこで、従来の低金利国債を持っていた人の「気持ち」ですが、例えば今1%の利率の国債を持っているのに、トヨタクラスの巨大企業が10%の社債を発行し、さらに15%の社債を出す超一流企業も出そうだとなったら、5%や6%損しても国債を売り、売却した資金でそれらの社債や株を買ったほうが得だとは思いませんか。

それで、低金利国債を持ち続けたり売って損した分よりも、もっと大きく「儲ける」ために、今多少は損してでも、低金利国債を売る、というわけです。
 
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【株のまぐまぐ!】 2014/08/20 号
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