朝日新聞社がようやく過ちを認めた。 従軍慰安婦を強制連行したという吉田清治という男の証言が全くのでたらめであったことを認めたのだ。 8月5日付けの朝刊及びデジタル版に「吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します」という訂正文が掲載された。 しかし実にで卑怯で姑息で恥知らずなやり方である。 この朝刊は従軍慰安婦特集を組んでいる。第一面にもその旨が明記してある。ならば、これほど重大な訂正は第一面で行うべきだろう。しかし第一面の社説にはそんなことは全く書かれていない。特集を目を皿のようにして読むと、ようやく後半のほうにこの文章がチラリと出てくる。 この虚偽報道で日本はそして日本人はいかに名誉を傷つけられたか、国益が損なわれたか、子供達の中には世界でイジメにあったものもいよう。そういうことに対して謝罪の弁も反省の弁も一切ない。悪いことをしたら反省し謝るのが人間としての基本のはずだが、そういう姿勢はかけらもない。それどころか「一部の新聞や雑誌が朝日新聞批判を繰り返している」とまるでこの件で朝日を批判している人間が悪人のような書き振りである。 吉田証言がデタラメだったということは、それを真実として報道した朝日の記者は一体何をしていたのか?要するに騙されたということなのだが、ならばその理由を徹底的に追求するのが報道機関として当然の義務である。しかしそれについても「当時、虚偽の証言を見抜けませんでした」と書いてあるだけ、卑怯姑息恥知らずと呼ぶ所以である。 それにしてもこんな新聞を日本の良心と信じて愛読していた人間ほど気の毒な人間はいない。もう購読は止めるべきだろう。それでもやめないというならば「気の毒」という言葉は撤回して「愚か」と呼ぶしかない。胸に手を当てて考えてみればわかるはずだが、朝日がこういうやり方で読者をだましたのは1度や2度では無いからだ。 「ソビエトは理想国家」「北朝鮮は労働者の天国」「文化大革命は人類の偉業」そして四半世紀前までは「韓国は軍事独裁国家」と、徹底的に叩いていたのに今度は韓国の言い分は全て正しいと言わんばかりだ。 「もう騙されるのはやめましょう」 今、一番言いたい事はそのことである。 |
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