上海閥の領袖であり続ける江沢民の側近が次々と捕縛されている。薄熙来は、無期懲役、政治権利の終身剥奪、個人財産全没収という厳しい刑を受けた。周永康は重大な規律違反があったとして更迭された。習近平は、公安警察、武装警察(機動隊)、国家安全部(秘密警察)のボスであった周永康派を一掃したのだ。 これらの習近平の動きに対して、江沢民らは激烈に反駁し、調査の妨害、挑発に出た。 ここまでは、他のメディアでも報じられた情報だが、新唐人テレビは、ここからちょっと聞き捨てならないことを報道する。江沢民一派が、二度にわたって習近平暗殺を試みたというのだ。最初は時限爆弾で、二度目は検診の際の毒物注射で習近平を殺そうとした。だが、どちらも失敗した。この時期、習近平が一ヶ月ほど行方知らずになっていた(それは事実であると確認されている)。暗殺から逃れるためだったという。そして、江沢民一派は、周永康の配下にあった北京の武装警察を使ってクーデターを起こそうとして失敗したという。これに激怒した習近平が江沢民一派の粛清をはじめついには江沢民本人に対しても行動を起こしたとしている。 クーデター、暗殺計画、江沢民追求の3点以外はほかでも報道されている件である。そして、この3点についても整合性があり、充分あり得る話であると分析する。 そして、事件は更にMH370便事件に繋がっていくと見る。当初、MH370便は北京の中南海に突入しようとして中国空軍に追い返され、仕方なくインド洋のディエゴ・ガルシア島の米空軍基地に極秘着陸したとする見方があった。これが事実なら、江沢民の習近平潰し作戦に呼応する形で、外部勢力が北京に対する航空テロを計画し失敗したということではないのか? その外部勢力とは?長いあいだ江沢民一派と癒着してきた米国の金融ユダヤ人たちである。このあとに米国金融ユダヤ人によるウクライナ軍事クーデターが起きるわけだが、このあたりを契機に中国もロシアも「米国切り」に進み始めた。中国は米国を見捨てたのである。中露接近し、世界の中心はG7からBRICSへと移った。もはや、米国は世界の中心ではないのだ。極東で戦争を起こすために江沢民一派と日本の安倍晋三傀儡政権を裏から操縦してきたNYの金融ユダヤ人たち。だが、中国のリーダーである習近平や胡錦涛が戦争惹起に協力しないどころか、戦争担当の江沢民派閥を次々と摘発してしまう。これでは極東戦争は起こせない。 極東に戦争を起こして、中国の人民元も日本の日本円も疲弊させて、基軸通貨化への道を閉ざし、米ドルが依然として唯一の基軸通貨で有り続けるというシナリオが崩れつつあるのではないか?中国首脳が「戦争ごっこ」にお付き合いしてくれない。これがユダヤ金融資本に最後通牒を突きつけているのだ。米国は、存亡の危機にたっている。 安倍晋三があれだけ強硬に進めようとした「集団的自衛権」の論議がパタリとなされなくなった。報道もされない。なぜか?集団的自衛権の行使とは、憲法9条を改正しないでも日本が外国と戦える、外国に軍隊を派遣できるようにする「無理に無理を重ねた」はちゃめちゃ政策である。こんな暴挙がまかりとおるなら、議会も内閣もいらない。安倍晋三一人でなんでも決められることになる。 だが、現実論として、日中戦争ができなくなった現況で、集団的自衛権だけを強行しても何も意味はない。つまり、安倍晋三は無駄な努力をして国民を怒らせただけだったのであろう。 過去において金融ユダヤ人の傀儡だったエリツィン大統領を裏から操縦し、エリツィンの引退と同時に後釜に座り権力を掌握した途端に「反ユダヤ金融資本」の姿勢を明らかにしたプーチン大統領。権力を得るまではユダヤ人に協力すると見せかけておいて、手のひらを返すかのようにユダヤ人と敵対したプーチン。ユダヤ・オリガルヒを徹底排除したプーチン。この方法でしか、実権を掌握することはできなかったであろう。 江沢民に近いとみなされ続けてきた習近平。国家主席になった途端に姿勢に変化が見られた。江沢民=ユダヤ金融資本の傀儡とわかっていて、江沢民一派の排除に乗り出した。正しく、プーチン式「豹変」術である。大いに結構である。どんどんやっていただきたい。 神よ、習近平とプーチンを悪魔の手から守り給え。70億の人類のために。 リチャード・コシミズでした。 |
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