2014年3月21日金曜日

<必見>キャッシング審査に落ちた。でも…/NISAの意外な落とし穴!?失敗しない始め方や運用方法などわかりやすく解説。ここでしか読めない専門家の意見も【株のまぐまぐ!】

2014/03/21 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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NISA(少額投資非課税制度)ってなんだ!?

『NISA』という言葉を、一度は耳にしたことがありますよね。盛んにCMや広告が打たれていますが、「でも、具体的にNISAってなんなの?」という方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、『NISA』の基本の"き"を紹介します。

まずNISAとは、株や投資信託(投信)などの運用益や配当金を一定額非課税にする制度です。

株や投資信託では、配当や取引で利益が生じた場合、税金を納めなくてはいけません。その税率がなんと約20%! 相当高いですよね。10万円で買った株が110万円(10倍)になったら、20万円も税金として納めなくてはいけないので、利益は80万円。これでは、せっかく儲かったのに……ということになりますよね。そこで、この税金を"支払わなくていい"としたのがNISAという制度です。つまりNISAを活用すれば、10万円で買った株が110万円になったら、そっくりそのまま100万円の利益を得られることになります。

「そんなにいい制度なら、なんで全員がやらないの?」と思いますよね。しかし、NISAには4点の制限があるのです。

(1)1年の限度は100万円。総額500万円まで。
(2)一人一口座
(3)20歳以上
(4)期間は基本的には5年間。ロールオーバーという仕組みを使うと最長10年間。

以上の制限により、大掛かりな投資をしている人には向かない、あくまで投資初心者に向けての制度なんです。

特に考えたいのが(1)について。限度100万円とありますが、別に20万円からでも1,000円からでもかまいません。1年間非課税になる上限が100万円ということなので、ボーナスの中から一部を投資する、などでもいいかもしれませんね。

もちろん株・投資信託なので、投資したお金が増える可能性もあれば、減る可能性もあります。しかし、NOリスクでお金が増えるなんてことは、まあ詐欺です。リスクを取らなければ、お金が増えることなんて、ありえないのです。

大事なことは、自分に合った投資をすること。リスクを極力抑えたい人用、ほどほどのリスクでほどほどのリターンを望む人用、高いリスクで高いリターンを望む人用と、大きく分けて3種類の投資の方法があります。

投資信託は、リスクを極力抑えたい人、ほどほどのリスクでほどほどのリターンを望む人におすすめ。株式投資は、高いリスクで高いリターンを望む人におすすめです。

そして、自分はどういった運用をしたいかを考えて、投資方法を決めてから口座を開く場所を決めましょう。

口座を開くと一言で言ってしまいましたが、口座を開くのにもポイントがあるので、それは下記の『NISA口座の開き方』を見てみましょう。

 
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口座は銀行、証券会社、ネット証券で開くことができます。投資信託がしたい場合は、どこでひらいてもOK。株式投資がしたい場合は、証券会社、ネット証券になります。

投資信託というのは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品に対してお金を預ける仕組みのこと。そしてその運用成果によって、投資額に応じてお金が分配されます。例えば、「日本の債券+アメリカの債券+イギリスの債券」のセットなど、リスクの高低によってセットが変わってきます。
 
そして投資信託は、各銀行、証券会社によって扱っている商品が違うので、あらかじめ自分がどう運用したいかを決めてから、証券会社などに行きましょう。また、一度口座を開いたら4年間は金融機関を変えられないので、口座を開く会社を選ぶのも慎重に。

 
かといって、証券会社も山ほどあります。なので一度、なるべく大手の証券会社に行って「NISA口座について聞きたいのですが〜」と聞いてみて下さい。そうすると、詳しいNISAの仕組みや、「うちの会社ではこんないいところがあります」など、いいところを話してくれるので、その話を鵜呑みにせずに、聞いた話を咀嚼してから決めることがおすすめです。

話を聞いて、自分の方針が決まったら、方針に合った商品を売っている証券会社を探しましょう。

下記に店舗があり、対面で話すことができる証券大手4社を紹介しますので、運用方法が決まったら行ってみてはいかがですか。

 
■ 野村證券
認知度ではNO.1の証券会社で、充実度の高い投資情報を無料で利用できます。新規公開株が他社より多く割り当てられる場合が多いので、ハイリスクハイリターンを狙う人はここ。 Web「野村ホームトレード」に申し込めばネット取引が可能。株価や企業情報も豊富。
■ 大和証券
100年以上もの歴史と実績を持つ証券会社。少額の毎月決まった株を買い足していく「るいとう」の取扱もあるため、株価の動きに対して大きく影響を受けることなく、安心して投資をしたいという人におすすめ。「ダイワ・ダイレクト」でネット取引も可能。
■ SMBC日興証券
取り扱っている商品が、日本株式のほかに中国株や海外ETF、債券などと豊富で、うまくリスクを分散しながら資産を増やす分散投資に向いています。「日興イージートレード」でネット取引が可能。
■ みずほ証券
証券会社としての歴史は浅いが、銀行から始まった証券会社なため、債券では業界トップクラスの運用成績を残しています。「みずほ証券ネット倶楽部」でネット取引も可能。
 
お悩み解決 まぐまぐ! Q&A
まぐまぐ大人気メルマガ『山崎和邦の投機の流儀』の著者。世界が激震したサブプライムローンを予見し、日経平均の底値も言い当てた著者が語る『NISAのあるべき姿』とは?
 
 
山崎和邦 山崎 和邦
野村證券、三井ホームエンジニアリング社長を経て、武蔵野学院大学名誉教授に就任。大学院教授は世を忍ぶ仮の姿。実態は投資歴51年の現職の投資家。著書に「投機学入門ー不滅の相場常勝哲学」(講談社文庫)、「投資詐欺」(同)、「株で4倍儲ける本」(中経出版)等。 『山崎和邦の投機の流儀』では経済動向を解説。
 
 
 
──投資本来の考え方としては「たくさん儲けてたくさん納税すること」
本来の考え方としては「たくさん儲けてたくさん納税すること」が一番自分のためにも世のためにもなるということです。税金がかからないということは利益も少ないということです。

NISAは「たくさん儲けてたくさん納税すべきだ」という基本的な原理原則からは少々遠いところにあります。百万という少額投資であげ得る利益は多くはありません。だから無税なのです。将来は大きく投資して大きく儲けて多額の税金を納税できるようになりましょう。それが自分のためでもあり世のため人のためでもあります。

──経済学上の投資の意義
貯蓄は、経済の流れの上でGDPの構成要素から外れているものです。これを漏出(ロウシュツ:経済学用語)と言います。貯蓄は投資に戻って初めてGDPに参与するのです。故に、少額と雖もNISAはいいことです。
 
──源泉徴収増税の代わりに出されたカード
小泉内閣が「貯蓄から投資へ」を国是としたときは、投資市場は賑わいました。海外からも沢山カネが入って来ました。このころも源泉徴収は10%でした。それが今年から20%になりました。NISAはこれに代わるつもりで出してきたカードです。でも、これで少額といえども投資が増えることは国民所得(GDP)にとっていいことです。

──個人金資産を目覚めさせる意義
初心者、特に少額投資から入門する投資家にとってNISAは非常に便利でしょう。日本は個人の金融資産は世界一です。その半面、その中から株式(投信含む)に回っている分は世界先進国の中でケタ違いに最低です。保守的で且つ、投資の勉強不足なのです。そういう我が国にとっては現状を少しでも進化させる意味でNISAは大いに意義深いでしょう。
 
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【株のまぐまぐ![増刊号]】 2014/03/21 号
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