2014年3月14日、2:06に伊予灘地震が起きました。M6.2、震度5強でした。JESEAの「週刊MEGA地震予測」では昨年の秋から南海エリアの地震の可能性について言及してきました。特に次に示すように、12月18日号からは毎週九州、四国、紀伊半島、中国地方に異常な変動がみられるので注意を呼びかけていました。11月20日号で「12月から来年の春ぐらいまでに南海地震が来る可能性を否定できません。」と掲載しました。詳しい根拠は先週号に掲載致しましたのでそちらをご覧ください。JESEAでは引き続き異常変動が見られれば注意を呼びかける所存です。
3/12号 南海地方の変動に監視が必要 四国は静謐です。しかし紀伊半島では1週間に小地震が2回起きています。岬部の土佐清水は沈降を示しているのに対し、平野部の伊野では隆起をしています。今後の推移を監視します。
3/5号 概況 最近は地震空白地帯であった南海エリアで、2月25日に伊予灘でM3.3(震度1)、2月27日に和歌山県北部でM3.9(震度2)、2月28日に徳島県南部でM3.3(震度1)、3月1日に高知県中部でM3.2(震度1)、3月2日に徳島県沖でM4.0(震度2)の小地震が起きました。要注意です。
南海地震に要注意 週間変動量(2月9日〜2月15日)は静謐ですが、概況にありますように、要注意です。一方、隆起・沈降を見ますと、高知県の土佐清水で再び沈降が見られました。土佐清水や室戸の岬部は沈降で、伊野などの高知平野部は隆起、瀬戸内海および山陰は沈降と複雑な変動を示しています。今後の推移を監視します。
2/26号 南海地区は静謐期間、南海地震は引き続き注意 紀伊半島広川、瀬戸内海で小地震があったものの、九州、四国、紀伊半島は静謐期間と言えます。日本全体は隆起傾向にありますが、四国、紀伊半島の沿岸部の一部、および九州日向灘近辺はやや沈降しており、隆起と沈降が混在している状況です。今後の推移を注意深く監視していきます。
2/19号 北陸・山陰・四国地方は引き続き要注視 先週北陸・山陰地方の沈降が多数見られましたが、今回は収まっています。四国と連動して眺めますと四国側が隆起に転じていますので、南北方向の地殻変動が続いていると解釈できます。今後の隆起と沈降の推移を注視して行きたいと思います。
2/12号 北陸および山陰の日本海側は注視 先週に比べてさらに山陰地方から北陸地方にわたって沈降が進みました。ゆっくりと沈降が進んでいると解釈できます。注視を続けます。
南海地区は静謐期間、南海地震との関連は? 九州、四国、紀伊半島の週間異常変動はここ3ヶ月くらい全くありません。静謐期間と言えます。山陰地方および北陸地方の沈降がこの地方だけの変動なのか、四国側と連動した沈降かはまだ結論付けできません。もし連動していると解釈できるデータが出て来たら、南海地震と関連した動きと言えそうです。今後の推移を注意深く監視していきます。東日本大震災の前には、静謐期間が相当期間ありました。静謐期間は場所が異なれば同じ傾向になるとは限りません。今後も注意していくことが大切です。
2/5号 四国地方は念のため要注意 愛媛県の大洲、高知県の伊野、吉川で隆起していますが、高知県の室戸や土佐清水では沈降していますので、まだ安心できない状態です。念のため注意を続けます。
北九州の異常変動はまだ注視の段階 初めて北九州で週間異常変動が見られましたが、地震につながらない現象も視野に入れて注視を続けます。
1/29号 南海地方は今後の推移を注視 今回九州、四国、紀伊半島の南海地方は週間変動の値は静謐状態です。ただし高知県の土佐清水および室戸では2cm超の沈降を示しているのに対し、同じ高知県の伊野および吉川では4cm超の隆起を示しています。今後の変動を注意深く注視していく必要があります。
1/22 号 南海地震に要注意 南海地震に関連する地域は今回静謐状態ですが、フィリピン海プレートとユーラシアプレートが拮抗している状態と解釈します。どちらかのプレートがゆっくり滑り始めるときが危ないと考えます。
1/15号 南海地震に要注意 2年前に比べて2cm以上の沈降を示した点は、宮崎県の日向、都城、佐土原、熊本県の新和、城南、大分県の日田、高知県の宿毛、中村、北川、室戸、土佐清水、三重県の紀和などです。これらの点は南海地震の被災予想地域に重なります。今後の傾向や変動に注意しておく必要があります。先週、四国ではこのような沈降を示した点がありませんでした。今後も沈降が進むようであれば更に注意が必要です。
1/8号 概況 南海エリアは静謐状態となっております。静謐状態のあと地震が起きる場合がありますので今後の動きに注視していきます。
中国地方北部は要注意 岡山県、広島県、山口県、島根県の日本海側に異常変動が見られます。島根県の石見は昨年4回の異常変動を示しており、念のため注視しておきます。
1/1号 南海地震に要注意 依然として九州、四国、紀伊半島の地域は一斉沈降のあとの隆起だけに注意が必要です。
12/25号 西日本、特に南海エリアは要注意です 沈降は全国的に起きています。特に西日本では顕著に現れています。これまで6月7月の南海エリア一斉変動、9月の全国一斉変動、10月の2回目の南海エリア一斉変動と異常値が出ております南海エリアでは特に注意して下さい。
12/18号 中期予測 大分佐伯、高知、室戸を結んだ三角形の面積が大きく変動しております。日向灘地震につながる可能性はありえます。九州北部の平戸、天草、八女を結ぶ三角形の面積が大きく変動しております。この地域でも一応注意しておいたほうが良いでしょう。 |
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