2014年7月1日火曜日

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今回のちょい見せ LINEUP!
 ≫ 『男女共同参画の矛盾』 長尾たかし
 ≫ 『一転して“丁寧レベル”を上げるような人は信頼できない』 美月あきこ
ちょい見せ! その1
 
ちょい見せ! その1
長尾たかしの「国会へ戻るまでに、これだけは言っておきたい」
 
今週は、これを言っておきたい!!!!
【男女共同参画の矛盾】
 
 議場での野次は認めるべきか否か?非常にナンセンスな議論だと思います。「野次次第です」とバッサリ終われば宜しいのではないかと思います。

 東京都議会での塩村文夏議員へのセクハラ野次が社会問題になっていますが、塩村議員と、野次を飛ばした議員の一人である鈴木章浩議員の当事者同士よりも、周辺特にマスコミが本当に嬉しそうに大騒ぎをしています。

 今回の野次は、野次として議場で発言されるべきものではなかったと思いますし、鈴木議員(他複数)は当然非難されるべきだと思います。そして、塩村議員に謝罪をしたことで「一定の区切り」になると思っていました。しかし、一定の区切りどころか、更なる延長戦が繰り広げられています。セクハラ野次を増幅させマスコミが執拗に煽り過ぎていると思います。

 マスコミによる犯人探しが過ぎるため、行うべき、男女共同参画議論が置き去りにされています。

 民主党政権崩壊直前、安倍元総理が再び自民党総裁に選出され、衆議院本会議場で野田総理に対し代表質問をしていたときのことです。「私も一度は総理を辞したことがある」という旨の発言をされた直後、「腹壊して、政権をほっぽり投げたじゃないかよぉ」と野次が飛び、与党民主党席から、「そうだそうだ」と大連呼されたことを記憶しています。

 第一次安倍政権の頃、安倍総理は潰瘍性大腸炎という「難病」を患われていました。日本全国で13万人以上が苦しんでおり、難病対策として公費指定の対象となっている深刻な病気です。既に安倍総理が、潰瘍性大腸炎であったことは報道されていましたし、国会議員であれば全員にその認識があったと承知しています。にも拘らず、あの時の野次は不適切な野次として問題にはなりませんでしたし、マスコミも全く取り上げませんでした。

 因に、件の野次を飛ばした議員は、只今、某県知事選挙に候補者として戦いの真っ最中です。彼は難病を患っている13万人を罵倒したのです。 心が傷ついた人が大勢いるのではないでしょうか?そう思ったのは私だけだったのでしょうか?

 先日、竹田恒泰さんのTwitterにこんな投稿がありました。「都議会の塩村議員へのヤジ問題が話題になっている。僕も「たかじんのそこまで言って委員会」で多産計画について発言する度に、隣の田嶋陽子さんから「あんたが早く結婚しなさいよ」と言われる。でも男性蔑視などと話題になったこともない。おなじヤジでも、立場が変わると大分違うものだと思った。」

 女性蔑視はけしからんと思います。しかし、男性蔑視は許されるのでしょうか?

 会社員時代の友人に「無精子症」で苦しんだ友人がおります。本人曰く、高校3年生の時におたふく風邪にかかり無精子症になってしまった様で、私は彼が無精子症だったということは全く知りませんでした。彼が結婚をし、壮絶な不妊治療の末、ご夫婦にご長男が生まれた時それを聞かされたのです。

 二人は何年も付き合いがあるのになかなか結婚しないのはどうしてだろうと会社仲間で話題にしていたことが思い出されました。友人は「当時、結婚したかったけど、ためらいがあった」と言っていました。知らぬところで私たちは彼を傷つけていたかもしれません。

 そして、竹田氏に対する田嶋氏の言葉に傷ついていたかもしれません。全国に100人に一人ともいわれる「無精子症に苦しむ男性」「無精子症に苦しむ夫婦(カップル)」を傷つけることになるのではないでしょうか?

 さて、ここでチョッと冷静に落着きたいと思います。

 少々煽り過ぎました、というか、一連の報道を真似て、「敢えて煽り、拡大解釈し、議論の一部分を増幅」させてみました。

 安倍総理(当時は総裁)にしても、竹田氏にしても、浴びせられた言葉が事ほどさように取り上げられず、拡大解釈もされず、増幅されることもありませんでした。お二人ともその瞬間、ムカッとしたかどうかはわかりませんが、反射的に受け流したのではないかと推察いたします。

 受け手にとっての野次とは、
 ・受け流すもの
 ・受けて立つもの(その場で)
 だと思っています。

 一つの野次に反応していれば、時として他の野次にも反応しなければならなくなります。また、野次を浴びている瞬間、野次られている本人には演説というもっと大切な行為がある訳で、イチイチ反応していられないのが本音だと思います。

 そういえば、2000年11月に、衆議院本会議で演壇に立ち野次られた某議員が、コップの水を演壇から議場最前列の民主党議員にかけたという事がありましたね。野次の内容はここで記すことも出来ない程に野卑なもので、それこそ女性蔑視ともとれる野次でしたが、女性蔑視問題へ発展することなく、野次られてコップの水を演壇から議場に向けてぶちまけてしまったことばかりが取り上げられていました。

 これは、野次られた方の敗北です。受け流すべきでした。

 あるいは、「おいっ、いま野次ったヤツ、もう一回言ってみろっ、誰だ?おい、出てこい!!!!」と、受けて立つこともひとつの選択肢。

 実際に、国会の委員会でも時々そのようなやり取りがあります。あまりにも酷い野次、野次が多過ぎて議場が騒がしい場合、「そこの、◯◯議員、野次が煩いですよっ」と、名指しで安倍総理が野次に受けて立つ場面を記憶されている方も多いと思います。

 そうそう、日本維新の会のエネルギー部会で、石原代表に向かって、「出て行ったらよろしいですやん」に対して、「誰だ!!!名前言ってみろ」と緊迫しましたね。 あれは、あれでよいとも思います。全てが完結します。

 さて、都議会において件の塩村議員は、野次を受けながら、にっこり笑って受け流しました。頑張ってましたね。しかし、どうしても悔しくて涙が出てきました。それを女性の武器を使ったなどという議論を展開する人がいますが、それは別の問題として本当にアホらしい議論だと思います。

 また、バラエティー番組での発言を真に受けて塩村議員個人を攻撃している風潮もありますが、あれはバラエティーでしょっ。台本どおりに喋っているかもしれないし、事実かもしれない。でもそれは野次問題とは別の問題で、もっとアホらしい議論だと思います。

 さて、まとめます。 今回の野次は単なる野次ではなく、セクハラ野次という位置付けです。

 そのとおりです。野次問題ではなく、セクハラ問題なのです。

 ただこのセクハラという概念も考えものですね。竹田氏と友人の事例を出しましたが、二人は男性です。セクハラとは男性の女性に対するものであり、逆セクハラという概念は存在するも、社会的地位は全く確立していません。

 だから世間はスルーします。二人とも男だから、スルーされます。

 そもそもセクハラというものは男性の女性蔑視という概念の上に構成されていますから、男性蔑視は取り上げられない。だから男性の立場からもセクハラ問題を大いに議論されることが期待されるべきなのです。

 私は男女共同参画社会には大いなる矛盾があると思っています。
 ・セクハラは認められ逆セクハラが認められないのは不平等だ
 ・女性専用車両は不平等だ
 ・女性登用議論?優秀な人材に男も女もない筈だ
 ・専業主婦は労働として認められていないのは不平等だ
 ・スポーツはなんで男女別なんだ?男女平等にすれば良いじゃないかっ!!!!

 世間では誰がセクハラ野次を飛ばしたかの犯人探しに終始し、行うべき議論の手前で滞っています。

 男女共同参画議論。しなければならないことはたくさんある筈です。私は矛盾をつく立場のものとして議論を深めたいですね。 野次問題で終わらせてはなりません。

 外国人記者クラブにまで塩村議員を引きずり出し、日本国のイメージを貶める行為を促す連中の気が知れません。彼女もまた利用され、煽動された犠牲者かもしれません。
 
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ちょい見せ! その2
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【一転して"丁寧レベル"を上げるような人は信頼できない】
 
 人間、どんなに真面目に一生懸命に生きていても、何らかの窮地に立たされることもあるものです。私も、事あるごとに窮地に立たされています(胸を張っていえることではありませんが(笑))。そんな窮地に立たされたときこそ、その人の本質がわかるものではないでしょうか。

 先日起こった、都議会での"セクハラヤジ問題"。海外メディアにまで取り上げられ、大変な騒ぎになりましたが、ヤジを浴びせた一人として名乗り出たあの男性議員のインタビューや、女性議員への謝罪シーン、それに謝罪会見と、私もひと通りテレビで見ました。

 そして、窮地に立たされたあの議員の姿に、私は彼の本質を見た気がしました。ひと言で言うと、「この人は信頼できない」です(皆さん、同じご意見かと思います)。

 実際には、私はあの議員のことを詳しく知っているわけではありませんし、彼の人柄や女性に対する考え方なども知りません。もし知り合いだったとしても、腹の中まで覗けるわけではないので、どういう考えであのヤジを言ったのか、そして、どんな気持ちで名乗り出て謝罪をしたのかも、正確にはわからないでしょう。

 ですが、あんなにも"上から目線"で女性議員に下品なヤジを飛ばすような姿勢から一転し、やたらと丁寧に、腰を低くして女性議員に謝罪する姿、そして謝罪会見での苦しすぎる弁明などから、彼の本質は透けて見えてしまいました。

 社会からも広く信頼されている人たちは、誰にでも一貫して丁寧な姿勢で接するものです。親しくなれば、その"丁寧レベル"は低くなったりもしますが、それは親しみの表れなので、決して不快なものではありません。一流の人たちは、周囲からリスペクトされるものです。同時に、一流の人たちは周囲に対するリスペクトを見せてくれます。だから、接し方も常に丁寧なのです。

 "セクハラヤジ議員"が一連の中で見せた、"丁寧レベル"の「低い」から「高い」への変化。これは、あの女性議員に対して、彼がリスペクトをしていない証拠です。女性をリスペクトせずに蔑むような男性は、私は信頼できません。

 どうぞセクハラヤジや差別的なヤジをこれからも続けて、一生顰蹙(ひんしゅく)を買っていてほしい、とさえ思いました。選挙の時にはペコペコして泣いたり土下座するくせに、終わった途端、態度がLサイズになるのも同じ。

 一流の人は、時と相手により丁寧レベルを変えたりしないものだと思います。
 
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【ちょい見せまぐ!】 2014/07/01号(毎週火・木曜日発行)
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