2014年7月15日火曜日

クレジットカードの審査にお悩みの方/ののちゃん議員に自衛権。元議員だから話せる本音をちょい見せ!【ちょい見せまぐ!】

2014/07/15 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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今回のちょい見せ LINEUP!
 ≫ 『ののちゃん問題の深層』 石川ともひろ
 ≫ 『今、議員じゃないんです』 三宅雪子
 ≫ 『集団的自衛権容認に関するデマと、唯一の危惧』 長尾たかし
ちょい見せ! その1
 
ちょい見せ! その1
石川ともひろの汚名返上!第二章
 
小悪党の雑巾がけ
【ののちゃん問題の深層】
 
 地方議員の事件が相次いでおり、地方議員の資質を問う報道が目に付く。先日も千葉県議会議員が酒気帯び運転で逮捕。山口市議会議員が万引きした際の捜査で覚醒剤所持が発覚し再逮捕。偶然、山口市議会に詳しい知人がいるので聞いてみたところ、4年半前には彼女が覚醒剤所持で逮捕されているので、万引きで逮捕されたときに「覚醒剤でやられたんか?」と冗談で言っていたら、今回、本当に覚醒剤で挙げられてしまったというわけだ。この市議は『その筋』の人らしい。

 さて、これらをしのぐ大物「ののちゃん県議」が現れた。兵庫県議会関係者に話を聞いてみると、今回の政務活動費の支出報告書に関しても議会事務局が注意しようものなら「お前ら事務方が何を言っているんだ。俺は選ばれた人間なんだぞ」と平気で言うようなタイプだったそうだ。テレビではあまり報道されていないが強烈なマザコンで議会傍聴にも両親が来ていたという(普通、両親が議会傍聴なんて来ない・・・。うちの両親は7年間の在任中に議員会館に来たのも一度か二度。普通はそんなもんだろう)。

 記者会見で号泣しながら「この日本を・・・」と言っていたような政治への情熱は全くなく、お嫁さん探しのために「増毛」したり、婚活サイトに登録し議会でそれを発表するなど頓珍漢な事を平気で行っていたようだ。とにかく腫れ物に触るようにみんな扱っていたらしい。

 しかし、元凶は兵庫県議会事務局のチェック体制の甘さだと思いきや、兵庫県議会の関係者に電話で聞いてみると「石川さん、兵庫県議会は他県より厳しいんですよ」と言うではないか。野々村竜太郎議員は事務局側の注意に怒鳴り、訂正することもやり過ごしてきたということだ。報道によると4度の注意にも耳を貸さなかったという。

 今後は事務局側の指摘を議員が受け付けない場合、議長を通して訂正を求める方式に改めると言う。しかしここまで問題が大きくなってきた以上、各県の裁量で変えていくのでは無く、法律改正で政務活動費に関して抜本的な解決を行うべきでないだろうか?だいたい支出をチェックする側の議員が「使えるものは使わなきゃ損」という発想がおかしいのである。まずは領収書の完全添付。これはすぐにでも実現できる。国会議員は既に改革をしている。それに加えて活動費の削減も当然である。ろくな事に使っていない議員が多すぎるからだ。

 一番大事な改革は有権者自身である。このような人物を選ばないためにも投票する際に自分達でチェックするしかない。
 
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刑事被告人なる「汚れ役」になり、議員バッジを外すまでの濃すぎる人生経験を通して垣間見えた人間社会の機微を、「炎上覚悟!」でみなさまと共有させていただきます。
 
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ちょい見せ! その2
三宅雪子の「こわいものしらず」
 
ヒトリゴト
【今、議員じゃないんです】
 
 ネットでほぼ毎日送られてくるメッセージ。

 「しっかりと国会で議論してください」議席ないんです〜(心の叫び)
 「国会議員としてしっかり反対票を投じてくださいね」投じられないんです〜
 「高い歳費貰ってるんだから」貰ってないんです〜

 そのたびに「あの〜、今、議員じゃないんですけど」というセリフを返信する。正直空しくなることも。「失礼しました」と返してくる方が約1割、そのままが9割。

 でも、そんな勘違いも「たぶんまめに発信をしているからだろう」と前向きに捉えたい。むしろ有難いと思わないと。

 ただ、メッセージをくださる方が、投票に行ってくれているかどうかはわからない。でも、政治には関心があるんだと思う。そういう意味では「投票者予備群」。これからは、まず投票所に足を運んでもらう、そして票を入れてもらう。そこに向けて努力をしたいと思っている。

 最近の投票率を見ていると、政治不信だけでなく、投票に行くということが生活習慣になっていないと感じる。投票は面白いもので、毎回行く人と、一回も行ったことのない人に分かれる。毎回行っていると、行かないと気持ち悪いほどだ。

 投票!お勧めですよ!

 習慣にする。いきなりは難しいかもしれない。でも、最初の一歩から。
 
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●三宅雪子の「こわいものしらず」
http://www.mag2.com/m/0001616559.html  月額864円 毎月第2・第4金曜日
3年3ヶ月の与野党国会議員の経験を生かし、三宅雪子独自の通説に捉われない切り口でズバリ直球!発信、まさに「こわいものしらず!な時事コラム」を展開します。
 
ちょい見せ! その3
長尾たかしの「国会へ戻るまでに、これだけは言っておきたい」
 
今週は、これを言っておきたい!!!!
【集団的自衛権容認に関するデマと、唯一の危惧】
 
 中三の長女が「これ、おかしいっ」とスマホの画像を私に見せてきました。LINEタイムラインの書き込みでしたが、「うん、なるほどおかしい」と納得。

 そこには、

「これはほんまにあかん!7月1日のニュースみた??見た人は知ってるよね!安倍総理が憲法9条を変えようとして、る!集団的自衛権みたいなのつくって、戦後守ってきた平和が、、、6月23日沖縄で慰霊の日があってまぢ何考えてんのかなと思った!集団的自衛権ができたら、子供は最低でも二年、自衛隊の訓練をしないといけなくなる!もしこの訓練期間中に戦争があったら戦場に行かないといけないんだって!戦争が始まって反対しても間に合わない。安倍総理は軽い気持ちでやったとしたらこれから未来を壊さないでと訴えたい!!本当に平和を望むものなら、集団的自衛権に賛成をする人はいないと思う。本当に日本、平和を愛しているならば、(以下略)」(※原文そのまま)

 と書かれていました。

 とりあえず政治家の家庭です。私の解説(ぼやき)を聞きながら集団的自衛権に関するニュースを見ている我家の子供達は、大体正しい理解をしていたのか、この書き込みは、嘘八百、おかしいと思ったようです。長女を褒めてやりましたが、このデマ文章は、相当出回っていた様です。

 また、学校の授業でも先生が「戦争が始まる」と教えたようで、友達同士で相当パニクっていて私に相談したというものでした。

 私はこんなデマ、全くの嘘、デタラメな情報を子供に拡散し、ありもしない不安を駆り立てる手法はマズイと思い、「子供達を守れ!!!」と、Twitterで拡散依頼をしました。8000以上のリツイートを頂き今週は5本の取材を受けたほどでした。嘘を刷り込むとは、実に卑劣なやり方です。

 「沖縄の普天間第二小学校は世界一危険な小学校」

 ・・・ならば、普天間基地を移設するのではなく、小学校を移設しようと、校長、PTAをはじめ地域住民も賛同し小学校移設運動がわき上がりました。ところが、「そこにある危険」がなくなると、米軍反対運動が出来なくなることを問題視したプロ市民団体、左翼勢力が、小学校移設を計画する住民に圧力をかけ、計画が頓挫した事実があります。左翼勢力は運動継続のために、子供達の危険を温存させたのです。にも拘らず、「子ども達を戦争にいかせるなぁぁぁぁ」と偽善の声を上げているのです。それと同じ手法ですね。子供達の不安を盾に、運動を展開するのです。

 前出の文章は「何処かの国」のことを書いているんじゃないかと笑ってしまいますが、他にも似たようなデマが巻き散らかされています。

 その代表格が
◯「徴兵制が始まる」というデマです。100%あり得ませんっ!!!

 そもそも米国ですらベトナム戦争以降徴兵制を廃止しています。何故でしょう?徴兵された兵隊と志願兵とを比べればその士気の差は歴然です。徴兵とは言わば強制です。何処かの国は2年間の兵役が国民の義務です。その国の有名芸能人が兵役を逃れたと時々に報道されますが、基本的に兵役を強制されることは嫌なことです。嫌なことを強制された軍隊が強い筈がありません。

 また、現代兵器はハイテク近代兵器です。引き金を引く行程までにコンピューターなどの操作は不可欠で、高度な知識が求められます。例えば、何処かの国の様に2年の兵役があった場合、折角2年間訓練を受けたのに退役すれば唯の人。新しい人を対象に訓練をまた始めるなどということは、実に非効率、非現実的です。仮に退役後に有事が発生し臨時徴兵されたとしても、退役してからの期間の間に兵器は進化しています。全く使えません。

 志願兵による長期的な任務を前提としなければ軍隊は強くなりません。

 更に、憲法18条では、

「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない」

 とされています。「その意に反する苦役に服させられない」のです。具体的に憲法に書かれてありますので解釈で変更されることは出来ません。徴兵制を導入するならば、憲法改正が必要です。

◯「戦争が起これば人手不足になるんだから徴兵制が導入される」というデマもあります。実に原始的な思考です。戦国時代劇の見過ぎではないかと疑ってしまいます。

 軍隊のスキル向上と、使用する武器の性能向上により、その兵力は人数の多い少ないは関係ありません。スキルの低い兵隊が近代兵器を使用することで兵力が低下することだって十分考えられます。ただ入隊させるというのではなく、志願兵を優秀な人材へと育成し、部隊の世代間、経験値のバランスを保つことが重要になってきます。

◯憲法解釈の変更は許されないというデマ。

 憲法9条

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇、又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」

 集団的自衛権という具体的な言葉が一切書かれていません。よって、解釈の変更が可能です。「集団的自衛権は保有しているが、行使出来ない」というのも、内閣法制局つまり政府による憲法解釈なのです。

 集団的自衛権に関する憲法解釈は既に行われておれ、解釈変更が認められるかどうかという議論は周辺事態の状況次第です。その状況に関する見解の違い、また抑止による平和維持活動という概念が理解出来るか出来ないかで、認める認めないの議論となるのだと思います。

◯「子ども達が戦争に行かされる」

 徴兵制は絶対にあり得ませんから、戦争に行くのが嫌ならば、入隊しなければよろしいかと存じます。

◯「戦争が出来る国になる」

 勘違いしちゃいけません。今でも日本は戦争が出来る国です。個別的自衛権の行使として敵国が日本を直接攻撃してくれば我国は戦争をすることになります。何も難しい話ではありません。既に日本は戦争が出来る国であります。

 さて最後に、4月7日のメルマガにも記しましたが、もう一度、集団的自衛権行使容認に関する私の唯一の危惧を記します。

 米国は日本周辺で有事が発生すれば、必ず矢面に立つでしょう。それは、日米同盟があるからといえば聞こえは良いのですが、米国としては世界の警察はヤメたといいながら関わりを持たざるを得ないという微妙なニュアンスなのです。米国はもはや覇権国家ではありません。

 私の危惧は、有事の際、米国は日本と一緒に""最期まで""戦ってくれるでしょうか?というものです。米国が参戦し日本と敵国が事実上の戦争状態になったとします。その時点で、米国は自国のために一歩引いて、距離を取り、「安全なところ」に立つのではないかと危惧するのです。

 そして、しばらくのあいだ様子を見て、突如、善意の第三者を装って、停戦協定の主役になる。そして、和平に一役買った見返りとして、日本近海の共同資源開発の権利を掌握する。私は、米国とはこのくらいのことは考える国であると疑うべきだと思います。

 だから、我国は集団的自衛権行使と国軍の保有を、両輪抱き合わせで考えなければならないのです。

 集団的自衛権容認を決めたからこそ、米国は日本を利用します。だから、我国は一刻も早く国防軍をつくるべきなのです。その議論を始めるべきなのです。集団的自衛権の是非を議論している場合ではないのです。

 すべては、日本の平和のために!!!!
 
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●長尾たかしの「国会へ戻るまでに、これだけは言っておきたい」
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メディアが入り込めない国家の聖域に漂う空気や息づかいを克明に描き、読者のみなさまと共有させていただきます。
 
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【ちょい見せまぐ!】 2014/07/15号(毎週火・木曜日発行)
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