弘中 勝 マーケティングの専門家。全国の経営者やビジネスマンに様々なヒントを提供するプランニングを行ない、全国各社にマーケティング戦略の指導も行っている。有限会社ウィンビットの代表取締役を勤める。『ビジネス発想源 Special』では最新のマーケティングに関する情報や企業の取り組みを事例を交えてわかりやすく解説。 | 「意味」と「次」を考えられる人であるかどうかが、改善部分を見つけられる人の条件と思っています。 例えば、廊下にゴミ箱が設置してあるとします。普通の人は、最初からそこに置いてあったら、それが当然だと感じて何も思いません。 でも、そこにゴミ箱が設置される「意味」、そしてそれを無くしたり替えたりして「次」に起こることを考えることができれば、意味がなければ意味のあるようにする、次がなければ次が生まれるようにする、と発想が続いていくのです。 これは結構センスの問題なので、最初からそのセンスを求めるのはナンセンスですから、例えば「伝票に関する改善点を考えてきて」「この作業が3秒縮まるような工夫を考えてきて」と、ピンポイントで課題を与えて考えさせ、それを積み重ねていくといいでしょう。 |
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