都知事選に関して、「いつまでたっても「足るを知らない」ギョーカイの人びと〜なぜ舛添は優位になるのか?」というブログエントリーを読みました。なぜ日本の広告業界とマスコミが自民党にべったりで、舛添を応援する立場に立つのかに関する、それなりの筋が通った解説です。 原発を再稼動して電気をジャブジャブと使って東京中を掘り返す。さまざまな企業がオリンピックに協賛し、広告予算も最大のピークを迎えることは間違いない。 テレビ朝日の解説委員は、「都知事選の最大のテーマは東京オリンピックの成功」と言ったそうだが、まさしく彼らの頭の中はオリンピックのカネ一色だ。近年、右肩下がりが続いたマスメディアの広告需要は、一瞬とはいえ大きく跳ね上がることになる。 それを仕切る日本最大の広告代理店は、オリンピックの規模を膨らませるだけ膨らませに来る。その凄さは私も知っている。となれば、あのバブルの夢のような日々が再来する……。 これを読んで思い出したのが、ゲーム理論の「囚人のジレンマ」です。ある特定の条件を与えると、それぞれの囚人が自分の利益を最大化しようとした結果、全体として不利益な行動をとってしまう、という話ですが、原発はまさにその典型だと思います─ |
0 件のコメント:
コメントを投稿