2014年10月21日火曜日

英語この81文で何でも話せる、聞ける!?/批判されるべきは小渕氏だけ?なぜ新聞・雑誌が同時に問題を発表?気になる小渕問題を斬る!【ちょい見せまぐ!】

2014/10/21 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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今回のちょい見せ LINEUP!
 ≫ 『今あらためて「政治とカネ」の問題を問う』 長尾たかし
 ≫ 『小渕問題、新聞・雑誌同時発表の裏側』 石川ともひろ
 ≫ 『お粗末な女性閣僚で支持率を落とさねばいいが』 山崎和邦
ちょい見せ! その1
 
ちょい見せ! その1
長尾たかしの「国会へ戻るまでに、これだけは言っておきたい」
 
今週は、これを言っておきたい!!!!
【今あらためて「政治とカネ」の問題を問う】
 
 こんな低次元のことで足下をすくわれている政治家に対して強い憤りを感じます。「政治とカネ」これは永遠のテーマですが、一体いつまで古い政治体質を引き摺っているのかと呆れるばかりです。

 劇場を借り切っての後援会事業は、ある種のグレーゾーンでした。実は一連の「団扇問題」も同じです。

 「これは、団扇なのか?団扇の形をした討議資料なのか?」
 「柄がついているから団扇だろう!!!」

 この議論は不毛です。どう考えたって、「わかっていてやっていること」なのです。グレーゾーンの運用です。当局も特にこれを立件の対象にしていなかっただけで、「違反なのか?」と問われれば、「違反です」ということになるでしょう。これからはどの陣営も「団扇のようなもの」は使わなくなるでしょう。

 今回の「劇場借りきり」の他、「後援会バス旅行」も同様です。

 古き良き、古き悪しき一昔前は、政治家がODA予算を民間経由でキャッシュバックを受ける、公共事業においても同じ錬金術が蔓延り、政治家=金持ち=悪人という公式が出来上がりました。うなる程の資金を手にした政治家は、議員にカネを配ることで派閥を纏め、時には後援者対策も行ってきた、これは事実だと思います。

 ところが、悪事もこっそりとやるどころか、表で堂々とやってのける有様。歯止めが利かなくなり、呆れる程にまで政治は堕落しました。

 政治資金規正法の改正等で、「今までどおり」にはいかなくなりました。また、当該法違反による社会的制裁も、世論が強くなり、ますます厳しいものになっていきました。

 しかし、所詮政治家自身が作った法改正です。今でも、抜け道だらけのザル法です。そのザル法を利用して、政治家はあれやこれやとグレーゾーンを模索してきたのです。

 今までは「配れた」が「配れなくなった」。そこで登場したのが、配らずに「現物支給」、「現金以外の利益供与」です。

 東京の一流劇場での観劇が、食事付バス代込みで格安でいける。ここで重要なのが、「格安感」です。本来3万円は必要なツアーが1万2千円で参加出来るという格安感が問題。

 毎年選挙管理委員会に提出する収支報告書の中で、費目をイベント事に勘定せず、会費、交通費、活動費、通信費、食費等、バラバラに計上してしまえば実はわからないだろうという抜け道があるのです。

 ところが、この抜け道は、全然抜け道ではなく、チョッと時間を掛けて収支報告書と睨めっこをして、足し算引き算をすれば、容易にその問題点を追求することが出来るのです。ま、そんなことを誰もやりませんが、マスコミは、、、、、やるんです。

 今回の場合、事務所には、「まぁ、これくらいのことをしたってわからんだろう」という驕りがあったのだと思います。

 ところがマスコミは、そうは問屋が卸さなかった。利益供与と疑われる状況が炙り出されてしまったということになります。

 長尾たかし事務所の様に資金集めに苦しんでいる事務所であれば、利益供与したくても出来ません。ある意味、元より、「やりたくてもやれない」ので、寧ろ良かったと思います。

 小渕元大臣の地元の声が報道されていますが、このツアーに参加した方々の声にも問題がありますね。古き悪しき慣習に染まり続けていたのは小渕事務所だけでなく、有権者も染まっていたのです。驚くべきは、変り身早く、ツアーに参加して尚、「ガッカリした」などと、よくもまぁ、シャーシャーとマイクに向かって喋れるものだと感心してしまいます。

 「政治とカネ」の問題において、その主人公は政治家だけではありません。一方で誰が、どんな組織が関わっているのか?が議論されなければ、単なる政治家批判に終わり、問題が解決されることは永遠にありません。

 今回、批判されるべきは小渕元大臣だけであってはならないのです。勿論、政治家の非は免れません。

 しかし、公職選挙法では利益供与を受けた側は裁かれないという不思議に関しても、これをスルーしてはならないと問題提起したいのです。

 おそらく、今回の「劇場貸し切り」で戦々恐々としている政治家は多いと思います。バスツアーも同じですね。有権者に対する「格安感」は利益供与に相当するのです。それは、「収支報告書の差額」が証明しています。同時に、利益供与を受けた有権者の側も、多少の戦々恐々感を共有するべきです。
 
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ちょい見せ! その2
石川ともひろの汚名返上!第二章
 
小悪党の雑巾がけ
【小渕問題、新聞・雑誌同時発表の裏側】
 
 実は毎日新聞と週刊新潮が10月16日木曜日に同じタイミングで発表したのには、訳がある。

 維新関係者から「10月30日の経済産業委員会で小渕優子の問題を質問する予定ですよ」と聞いていた。政治家の質問は新聞記者と組んでする事がたまにある。報道の側も一面記事でスクープをした日に国会で質問となると売れるからである。毎日新聞サイドとしては質問のタイミングで記事を発信しようとしていたが、週刊新潮が16日発売号で特集を組んでいるとキャッチして急遽一面記事で報道となったらしい。

 週刊新潮と毎日新聞の記事を比較すると、毎日新聞では資金管理団体からネクタイやハンカチ、ネギなどの支出が不適切というのが主なポイント。週刊新潮ではそれに加えて天童よしみなどのショーを見るためのバス旅行の代金が安く、差額は事務所が負担しているのではないかと指摘している。新聞はより正確な情報を求めるので調査の時間がかかる。週刊誌は『エイヤ!』とやってしまうので新潮の方がより突っ込んで書いているのである。
 
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ちょい見せ! その2
山崎和邦の投機の流儀
 
身体検査を徹底すべき
【お粗末な女性閣僚で支持率を落とさねばいいが】
 
 安倍さんは過去最多に並ぶ5人を女性閣僚として内閣支持率を上げ、且つ女性活用の範を垂れるつもりだったろうが、やはり無理があった。小渕氏は週明けに辞任する事態に発展したが、閣僚就任の何年前にしたことと雖(いえど)も本人の不注意、用心深さの欠如である。建築家黒川紀章氏が都知事選に立候補した際に、妻の若尾文子と「銀恋」をデュットしようとしたら、元女優が無料で歌を聞かせることは公職選挙法に触れると言われて黒川紀章氏がサマにならないが一人で歌ったという茶番があった。小渕氏はこういう出来事からも学べたはずだった。その出来事を無関心に見過ごしたという、これだけでも、絶大な権限を持つ経産省大臣の資質なし、とされても仕方ない。

 筆者の知人の孫(野村証券高崎支店の次席時代に親しかった投信の顧客の孫)だから多少の気持ち的な応援はしたかったが、この不注意の女の下にトヨタも三菱重工も管轄下におかれるし、原発の判断もされるのだ。自民党幹部は「自分で調査して説明するのを見届ける」としていたが、この事態では至当だろう。将来の首相候補の一人としたのだから、窮地に立った時の凌ぎ方と身の振りかたを検分するところだろう。

 閣僚を選定する際はもっともっと身体検査を徹底すべきだった。安倍内閣は1年9ヵ月間、金銭問題、スキャンダル、大きな失言、何も出なかった。毎月頻出した民主党と比べれば、玄人と素人との差を見せてくれたが、小渕、松島には落胆した。

 松島氏は問題そのものは些細なことだと思う。だが法務大臣がやってはいけないし、それに気づかないとは不注意だ。第一、就任した時から適任でなかったことがバレバレだった。どうしても彼女を法務大臣にするなら誰か家庭教師がついて教えて欲しいと思った。
 
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