中島 聡 マイクロソフトでWindows95、Windows98、Internet Explorer 3.0/4.0のチーフアーキテクトなどを務めた。現在シアトル在住。「エンジニアのための経営学講座」を中心としたゼミ形式のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では世界に通用するエンジニアになるためのノウハウを分かりやすく解説。 | 結局は体力と気力の問題です。「一度一線から離れてしまったら戻れない」というのも間違いだと思います。 私の知り合いで、80年代の終わり頃までソフトウェアを書いており、90年代は管理・経営側に回り、2000年からは10年以上ベンチャー・キャピタルでベンチャー企業への投資をしていながら(つまり20年以上プログラミングから離れながら)、最近になって自分で会社を興し、Raspberry Pi 向けのソフトウェアをバリバリと書いている人がいます。 私は「プログラムを書くのが楽しくなくなった時、辛くなった時、創作意欲がなくなった時」がプログラミングの最前線から離れるべきタイミングだと思っていますが、その意味では、20代の人でも、ソフトウェア・エンジニアという職が「ブラック」だと感じるのであれば、別の職を探した方が良いということです。 |
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