2014年6月12日木曜日

初年度年会費無料JALカードはこちら/上陸する船は満席状態!世界遺産登録を目指す無人島をご案内。カオスすぎる沖縄のディープスポットも!【旅まぐ】

2014/06/12 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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【今週の旅の目次】
郷愁の原風景

沖縄、その聖なる気だるさ

まぐまぐからのお知らせ

旅まぐ写真館
 
【編集部より】
 今週の『郷愁の原風景』はそのあまりの美しさから「東洋の真珠」とも呼ばれる与論島、そして世界遺産登録を目指す無人島にうさぎが出迎えてくれる瀬戸内の島をご紹介。『沖縄、その聖なる気だるさ』は、知る人ぞ知るカオスすぎるスポットのレポートをお届けします。
 それでは今週も『旅まぐ』をごゆっくりお楽しみください。
 

 日本の絶景スポットを訪ねる旅。今週も西日本の三つの離島へと皆さんをご案内します。

 鹿児島県最南端、遠く南に沖縄本島最北端の辺戸岬を望むのは、奄美群島国定公園に属する与論島。周囲約23km、サンゴ礁に縁取られた「東洋の真珠」とも呼ばれる島です。

 そんな島の東部、大金久海岸の沖合1.5kmに大潮の干潮時にのみ姿を現すのが「百合ヶ浜」。ビーチからグラスボートなどでアプローチできるこの砂浜には「年の数だけ星砂を集めれば幸せになれる」との言い伝えもあるとのことなので、運気をアップさせたい方は是非。

 この浜周辺ではシュノーケリングをはじめとしたマリンスポーツも楽しめ、運が良ければウミガメに出会えることもあるとか。エメラルドグリーンの海にぽっかりと浮かぶ白砂の浜、そして射りつける太陽──。これを楽園と呼ばずして何と呼ぶ、思わずそんな言葉が口をついて出てしまう与論の絶景です。

 かつて海底炭鉱の島として栄華を極めた端島(はしま)。「長崎の軍艦島」と言ったほうが分かりやすいかもしれません。高層住宅が林立する姿が戦艦「土佐」に似ていることから軍艦島と呼ばれるようになったこの島、つい先日は人気コミックの実写映画版のロケが行われ話題となりました。ちなみに閉山は昭和49年。

 現在は様々な業者がこの島への上陸ツアーを展開、限られた区域ではありますが見学可能なことはよく知られています。料金は大人一人3000〜4000円程度。かつて世界一の人口密度を誇り、日本の産業を支えた端島の夢の跡を肌で感じてみてはいかがでしょうか。

 今週最後にご紹介するのは、瀬戸内海に浮かぶ無人島・大久野(おおくの)島(広島県竹原市)なんですが……、これまでご案内してきた島とは"絶景"の意味合いが少々異なるかもしれません。というのもこちら、上陸客をよく慣れた野性のうさぎたちが出迎えてくれるのですが、その数なんと700羽。おびただしい数のうさぎが跳ね回る様はある意味絶景です。

 今でこそ「うさぎの島」として人気を集めている大久野島ですが、旧陸軍の化学兵器製造施設が置かれていたことから「毒ガス島」と呼ばれた時期も。そんな負の歴史を風化させてはならないという地元の声が後押しとなって開館した「毒ガス資料館」に足を運ぶこともお勧めしておきましょう。

 南の楽園、古人の息遣いが聞こえる島、そしてうさぎが癒してくれる無人島──。お気に入りの離島を訪ねる旅に、あなたも出かけてみませんか?

■ ヨロン島観光ガイド
観光情報はもちろん、WEB写真館や農家民泊ガイドも。
百合ヶ浜の出現予測スケジュールもバッチリ記載されてます。
■ NPO 軍艦島を世界遺産にする会 公式WEB
軍艦島のすべての情報を網羅。
ストラップやフィギュアなど、グッとくる通販グッズも!
■ 休暇村 大久野島公式HP
大久野島唯一の宿泊施設。
人気ですので思い立ったらお早めにご予約を!
 
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白川フリーマーケット『ベトナム通り』沖縄市白川
 
 今回ご紹介したいのは、知る人ぞ知る沖縄のディープスポット、白川フリーマーケット。米軍基地「キャンプシールズ」裏の雑木林が生い茂る何もない市道沿いにマーケットはあります。
 
 古着や生活雑貨、農産物店など約300店が数百メートルにわたって連なり、東南アジアのバザールのような雑然とした雰囲気をかもしだしています。そのためか、地元の人たちや観光客らからは「ベトナム通り」と呼ばれています。週末の午前10時ごろには大勢の客でにぎわい、ときには、観光客がバスで乗り付けて来ることも。  

 ただ、このフリーマーケット、通常基地内でひらかれているフリーマーケットとは違い厳密には違法。

 市道は米軍と市が共同で整備し、その後、自然発生的に店舗が道路脇に並んだといいます。いわば、マーケットは「不法占拠」に当たりますが、行政にも米軍側にも黙認されながら続いている状況といえるでしょう。

 さて6月某日、実際に行ってきました。以前、ここを訪れた際は時間帯が午後だったこともあり、ほとんど店じまい状態でした。そこで今回は午前中をねらいます。
 
 「キャンプシールズ」のゲートを抜け、フェンス沿いを奥へ。しばらく車で進むと、市道の両サイドに路駐されたおびただしい数の車と店が目に入ってきました。対向車をさけながら奥へ奥へと進みます。  

 数百メートルほど行き、空いているところに車を路駐。ここから歩いて散策します。

 売っているのは廃品、怪しげなガラクタが多いように感じます。おじい、おばあが身の回りの物を換金しようとしているのか、店主はお年寄りが多いです。

 あと、出店者の中にはリストラや倒産に遭い、マーケットの売り上げを生活資金にする人も少なくないそう。
 
 うちなーぐちが飛び交う中、商品を見てまわりました。軍服、迷彩服や米軍の使われなくなった道具や日用品、PCや音響映像機械、カメラ、農耕具、着物などなんでも売っています。  

 驚いたのは偽DVD(違法DVD)やブランドのコピー商品の財布などが堂々と売られていたこと。違法スレスレではなく完全に違法という感じ。

 先日、週刊誌に大々的に写真を載せられたという店主が写真撮影は禁止と言ってきました。人はもちろんブツも絶対撮らないでくれとのこと。

 それ以降はあまり撮影できませんでしたが、ほかにも沖縄関係の古本や琉球切手が充実している店があったり、わけのわからない芸術作品が置いてあったり、骨董品があったり、賞味期限切れの冷凍食品などがあったりと、まさに何でもありの状態。
 
 大きな声では言えませんが、2003年、ここで売られていた不発弾を破裂させて爆死した自衛隊員がいた事件で、ミリタリーショップ系はかなり自粛してしまったようですが、昔は手榴弾なども売られるなど、もっと怪しげな場所だったそうです。  

 というわけで、意外に楽しめる『ベトナム通り』こと白川マーケット。やはり、行政側は追い出したいらしく、いつまでこの違法スレスレでゆるーいフリーダム空間が残るかわかりません。できるだけ早くおとずれてください。沖縄のしたたかな庶民パワーの源を垣間見れる場所です。
 
伊波 一志(いは かずし)
1969年、沖縄生まれ。写真家。香川大学法学部卒。
2007年夏、44日間で四国八十八カ所1,200kmを踏破。現在、沖縄県在住で、主に『母の奄美』という作品撮りのため奄美大島を撮影中。家族は、妻と三人の子。

 
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旅まぐ写真館

読者の皆さんと一緒に作るコーナー『旅まぐ写真館』。
今週は佐々木彦藏さんからの投稿です。
青森県の弘前公園で撮影した1枚。
素敵なお写真、ありがとうございます。


『旅まぐ写真館』では、毎週1点を掲載させていただきます。
皆さんが旅先で撮られた渾身の1枚をお送りください。
素敵なお写真、お待ちしています。
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【旅まぐ】 2014/06/12 号(毎週木曜日発行)
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