創刊の申し込みをした際には、メールを出す感じで、複数の読者に何か訴える事ができるのは面白そうだな、インターネット時代にふさわしい新しい言論メディアになるかも知れない、という程度の軽い気持ちでした。 申し込みが受理されて、最初の発信をしようとしたら、読者がいきなり300人もいて、びっくりした事を今でも良く覚えています。
以後、毎週欠かさずに15年も続き、読者も4万人以上にもなるとは予想だにしませんでした。 |
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●創刊して15年目ですが、ここまで長く続けられた秘訣はなにかありますか? |
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まずは、発行作業が、原稿をまぐまぐのWEB画面に入れて発信日時を設定するだけ、という簡便さが第一に上げられます。学生時代には同人誌の発行で、印刷、製本、宛名書き、封筒入れ、発送などという作業をしていましたが、それでは年に数回、数十名に発行するのが関の山だったでしょう。15年も毎週毎週、しかも数万人規模で発信を続けてこられたのは、この簡便さ抜きには考えられません。
もう一つは、読者からのフィードバックがメールマガジンへの返信という形で、即座に得られる、という点が挙げられます。たとえば、最近、800号到達に際し、次のようなメールをいただきました。
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■TTSさん(アメリカ在住)
伊勢さま、国際派日本人養成講座メルマガはもう何年も読ませていただいています。多分海外に移住した10年くらい前からだと思います。 いつも素晴らしい記事をありがとうございます。たまに感動のあまり泣いてしまいます。幅広い範囲にわたってのトピックでいろいろな角度から日本人であることを考えさせられます。しかしメルマガのおかげで日本に生まれ育ったことを誇りに思う気持ちは徐々に強くなっています。 10年メルマガを読んで日本と日本人の世界のかかわりについての意見はがらっと変わりましたし、わたし自身の人間性も少々変化しています。これが教育というもので、これが日本の未来を左右しますね。 これからも周囲にメルマガを紹介させていただきます。このような内容の濃い情報を発信してくださって、本当に感謝しております。
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読者からこういうお便りをいただく事で、私のメルマガを糧にして、地球の裏側で頑張ってくれている人もいるんだ、と気づかされました。発信者の私の方が、こういうお便りで、逆にエネルギーをいただいています。
また、このような読者からの口コミで、新規の読者が次第に増えて、今や4万人超ともなったことも、大きな励みとなっています。
(次週に続く)
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いかがでしたか? 来週も引き続き伊勢雅臣さんのインタビューをお届けします。 次回もお楽しみに! |
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