井戸 実 株式会社エムグラントフードサービス社長。 寿司職人の修業を経て、数社の会社を渡り歩き26歳で居酒屋を開業。その後ステーキハンバーグ&サラダバーけんを開業し株式会社として創業。『<ロードサイドのハイエナ> 井戸実のブラックメルマガ』では読者からの相談に対しアドバイスやアイディアを提言。 | 店によって違うから何とも言えないよね。うちの話で言えば例えば『CONA』で提供している売価1,800円のワインは、大体仕入れ価格で700円〜1,200円ぐらいのワインを仕入れています。 ワインに関して僕の売り方の考え方は、原価率で掛けちゃうと仕入れ価格が高額のワインになればなるほど提供価格も高くなってしまいます。 例えば1,000円で仕入れたワインを原価率50%で提供しようと思ったら、提供価格は2,000円じゃないですか。粗利で1,000円ですね。 では5,000円で仕入れたワインを原価率50%で提供するとなると、提供価格は1万円になってしまいますよね。粗利で5,000円です。 でも2,000円のワインを提供するのも1万円のワインを提供するにも手間は同じなんですね。抜栓してグラスを出して、白ワインだったらクーラーを置いてと。 でも粗利は4,000円も違う。これじゃお客様に優しくないよね、ってことで、ワインの売価設定に関しては原価率じゃなくて粗利額で考えるようにしています。大体3,000円の粗利をもらえたらいいかなぁ、と思ってます。 なので僕の関係している店で1万円で提供されているワインの仕入れ価格は7,000円ぐらいのワインだと思ってください。 真面目でしょ(笑)? 僕って。 |
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