2014年12月2日火曜日

審査が不安でも、今すぐお金が借りれる!?/有料メルマガを無料でちょい見せ!あの人はこの選挙をどう読む?【ちょい見せまぐ!】

2014/12/02 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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今回のちょい見せ LINEUP!
 ≫ 『選挙結果の予測は不可能』 高野孟
 ≫ 『安倍内閣、景気後退は自ら認めている』 山崎和邦
 ≫ 『極めて個人的な自己満足があるのみ』 上杉隆
ちょい見せ! その1
 
ちょい見せ! その1
高野孟のTHE JOURNAL
 
どうなる?日本の先行き
【選挙結果の予測は不可能】
 
 経済でも原発でも集団的自衛権・改憲でも、自分が一番関心のあること、あるいは腹に据えかねていることに焦点を当てて、それを自分がこの選挙に臨む争点と定めて投票所に足を運ぶしかない。最もいけないのは、余りの馬鹿馬鹿しさに呆れて棄権することで、それでは安倍の思う壺になってしまう。11月に行われた沖縄県知事選では、保守革新の壁を超えた「オール沖縄」の世論が「辺野古ノー!」の翁長雄志新知事を押し上げたが、その翁長が選挙戦でしばしば口にしたのは「自己決定権」というキーワードだった。自分たちの運命は自分たちで決める。そういう気概を持ってわれわれもこの選挙に立ち向かうべきだろう。

 しかし、安倍の「増税は先延ばししたから票を下さい」というトリッキーな誘いかけにコロリ欺される人の比率がどのくらいで、逆に「ふざけるな!」と怒って自分なりの判断を重んじて争点を立てて毅然として投票する人の比率がどのくらいであるか、全く予想の限りではないし、投票率も、12月の繁忙期でもあるし、白けて背を向ける人も少なくないだろうから、低くなるのは間違いないが、どのくらい低くなるのかは読めない。なので、今回ばかりは、どんな専門家の予測も当たらないだろう。

 週刊ポストの予想では、自民党は最低で200 議席、最大で259議席で幅が大きすぎて、中をとって231。これだと過半数の238 に届かないが、公明党が30前後は獲るので、足せば260前後で政権は維持されるのだろうが、231ということは現有から64も減らすのだから、自民党内からは「これでは統一地方選は戦えない」という声が彷彿として上がって「安倍下ろし」が始まるかもしれない。

 ポストの予測では、民主党は最低120、最大で161、中をとれば142だが、これは野党の候補者調整が相当に進んだ場合のことで、実際には3桁に届けば上出来ということだろう。しかし3桁を回復すれば、枝野幸男幹事長が言うように、この選挙では無理だが、その次の選挙では再び政権交代を目指すことも夢とは言えず、そのようにして次第にこの国でも二大政党による政権交代が当たり前という政治風土が培われていくのかもしれない。

 まあワケの分からない今度の選挙だが、自分なりにしっかりと目を見開いて、この国の将来は自分が決定するという心意気で、投票するようにしようではないか。まあ、この選挙区(千葉12区)は、自民党王国に対する挑戦者は共産党のみということで、ちょっと力が入らないのだが……(笑い)。
 
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ちょい見せ! その2
山崎和邦 週報『投機の流儀』
 
自民の公約は「景気回復、この道しかない」
【安倍内閣、景気後退は自ら認めている】
 
 キャッチフレーズに「景気回復」と言うのだから「景気後退は自ら認めている」ことになる。旧・経企庁の昔から4半期GDPが2期連続マイナスなら景気後退だとしてきたから、今さら言い逃れはできない。

 また、「この道しかない」と言うのだから、「第3の矢」も充分に説明できなければならない。野党側を彼らが苦手の経済の土俵に登らせて戦おうという戦術は自民にとって有利としても、票田に晒すと不都合な問題を小さく見せようという手はあまりにも見え見えである。

 憲法改定については、自民の宿願であり安倍さんの祖父の代からのDNAであるのに、末尾に「国民の理解を得つつ」という飾りを含めて4行だけしか触れてない。

 原発再稼働に注目を集めたくないから「エネルギーミックス」なる新語を開発して「その将来像を速やかに示す」と軽くイナシテいる。要するに経済問題以外のことで国論を真っ2つに割って叩きあうようなテーマは軽く述べるにとどめて、中心話題にしない方針である。

 善し悪しは別として、「(敵の)備えなきを攻める」と「孫子」の言う通りに解散の時期の旨さ、戦い方の巧みさ、キャッチフレーズの一見正直さ(景気後退を自ら認めて議論を避ける)、そのくせ「この道しかない」というヒットラー顔負けの断定のキレの良さ、到底、玄人政治家の図面師には素人政治家の民主党は敵わない。

 ここで考えるべきことは選挙の票田は60歳以上が増えているということだ。人生の後半になるとどうしても保守的になる。そこを狙って麻生さんは首相時代に「自民党こそ真正保守である」と主張したが旨く行かなかった。今度は表現を全く変えた。自民が過半数を取ることは自明だが、議席数は減る恐れはある。我々の感覚と少々違う海外投資家がどう出るか、いまのところ分からない。

 わからないときは(優柔不断で行動しないのではなく)断固とした意思の所産として何もしない、これが筆者流である。人にはそれぞれ流儀がある。筆者流が最良とは言わない。見方によれば最悪かもしれない。好機を逸しているのかもしれない。が、優柔不断によるものでなく、意思の所産なればそれでいいのだ、と思っている。

 過去、十数年のデフレ期間に日本は株式時価総額だけでも300兆円も喪失した。ノルウェイ、デンマーク級の国家が3つ、4つ消滅したことになる。日本国民は無責任な評論家稼業の連中の無責任な知的ファッション(筆者から見たら実に幼稚で醜いファッションだったが)に巻き込まれて、「成長無用論」「くたばれGDP」に汚染された。特に朝日新聞系、毎日新聞系はそれを正論としてきた。

 そして高い授業料を払って、長い時間を要してそれが間違いだと気がついた。成長なければ財政再建なし、成長なければ社会保障の原資も出ないと。当たり前ではないか。カネはどこから出ると言うのだ。

 成長こそ第一なのだ。富める者にも、貧しい者にとっても、だ。

 そこで本稿では、安倍内閣発足時から言ってきた(「第1の矢」「第2の矢」は日銀と財務省がその気で動けば実現するが)。「第3の矢」は民間発だから簡単ではないと。

 政府・行政が政策としてやれることは民間がそれをやり易くするための後押しと邪魔者排除をするだけだ。また、成長と言うものには率直に言ってマグレもある。運もある。ときの為政者との好取組もある。

 筆者は世の成長物語を読み漁った十数年間の期間があったが、そういうことをしみじみ感じた。

 さて、第3次安倍内閣の死命を制するものは本当は憲法だし、集団的自衛権だが、今は違う。

 その是非・賛否はここでは措くとして、安倍さんがその宿願をいずれは成したいなら、まずは日本経済を成長路線に乗せることだ。それができなければ安倍さんの隠れたホンネ(祖父から受け継いでいる宿願)もできませんぞ、と言ってやりたい。無論、本人は承知しているだろうから選挙中はホンネは一言も言わないであろう。
 
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ちょい見せ! その3
上杉隆の東京脱力メールマガジン
 
解散の本当の狙い
【極めて個人的な自己満足があるのみ】
 
 安倍首相の狙いは明確である。端的にいえば、歴史に名前を刻みたい、それだけに尽きるのである。

 具体的には、長期政権を目指し、できれば歴代在職期間で小泉越えを目指す(第一次政権と合わせて)というものである。

 「なぜ、そんなことに執着するの?」

 こうした疑問の声が小学4年生あたりから聴こえてきそうだが、思わぬところに執着するのが安倍晋三という人物なのである。

 6年前、『官邸崩壊』(新潮社/文庫版は幻冬舎)で安倍官邸を徹底取材している最中にみえた安倍首相の素顔は、国や国民のためではなく、自己顕示と小泉純一郎元首相への強烈なコンプレックスに縛られたものだった。佐藤栄作や岸信介ら先祖への憧憬と、間近で見続けた小泉純一郎への畏怖、その歪みから生じた名誉欲の塊が政治的原動力にすぎないというのが、当時の私の安倍首相への確定した評価だ。

 小さな権力者は、もっと小さいことにも執着している。安倍晋三ホームページにはもう何年にも、また数ページにもわたって、「上杉隆への批判」が書き込まれている。

 国家の最高権力者がひとりのジャーナリストを徹底して叩く姿からはかつての宰相のような余裕はみえない。よほど気に障ることに触れられたのだろう。

 安倍首相と私との確執は15年来のものだが、その経緯は別の機会に譲ろう。

 さて、ここまで悪し様に言われるのもある意味光栄なことだが、驚くのは、その恨みがいつまでも持続していることである。

 第二次安倍政権の2年間、官邸に通い、参加できる首相会見には可能な限り出席した筆者だが、結局最後の最後まで、挙手は無視し続けられた。とくに「解散会見」は、他に挙手する記者がおらず、私だけになってもなお官邸広報官から指名されることはなかった。

 「意趣返しですよ。上杉だけには絶対に当てるなと指令が出ているときいています」(元官邸スタッフ/匿名希望)

 「おまえが当てられるわけないだろ。官邸崩壊を書いた後から上杉隆だけは絶対に許さないと言っているんだから」(政治部記者/匿名希望)

 「上杉の記事をチェックし、ネット隊に徹底的に叩かせている」という情報を得たのは最近のことだが、この点については取材が終わり次第発表しようと思う。

 さて、自らの名誉に並々ならぬこだわりを持つ安倍首相がいま最もこだわっているのが第一次政権時の汚名挽回とリベンジである。

 「菅直人と枝野幸男だけは許さないと言っています」(安倍側近/匿名希望)

 野党の個別の議員への攻撃は端から見ていて小ささを感じてしまう。解散直前、予算委員会での枝野元官房長官への感情的な反撥をみているとやはり尋常ならざるものを感じてしまう。菅元首相は、安倍首相と50歩100歩なのでここでは言及しない(笑)。

 さて、畏怖する小泉氏を超えるために安倍首相が考えたのが「自民党総裁の6年カレンダー」である。

 いま解散することは決して予算のためではない。いま解散することで2018年までの在任が可能という計算が立った結果が今回の解散だと筆者はみている。

 仮に、来年夏に解散しても総裁任期は3年、どのみち2018年の退任になる。それならば、今年解散を打ち、事実4年間、計6年間「独裁体制」を敷けば良いと考えることの方が自然だ。そんなバカな、と思うかもしれないが、しょせん政治家とはそういう人種が多いのだ。

 とくに細部にこだわり、自己顕示の強い安倍首相はなおさらそうと言える。

 今回の解散総選挙で安倍首相が勝利すれば、4年後までの政権維持が約束される。つまり、2018年までは、たとえ支持率が0%になっても自ら辞めると言わない限り安倍政権は続くのだ。

 これにより在職期間も第一次政権と合わせて2500日超となり、中曽根康弘元首相の1806日、小泉元首相の1980日を軽く超える。

 その先には、場合によっては中曽根元首相と同じように総裁任期特別延長があるかもしれず、桂太郎(2886日)、佐藤栄作(2798日)、伊藤博文(2720日)、吉田茂(2616日)などの名宰相の記録を抜き、安倍首相の悲願が達成されることにつながるかもしれない。

 これで安倍首相の解散の意味がおわかりだろう。そこに国民生活や国家のためという理念も大義もない。あるのはただ、自らの政治的な野望、しかも極めて個人的な自己満足があるのみなのである。

 10年以上の間、追い続けて来た安倍晋三とはそういう人間にすぎないのである。
 
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【ちょい見せまぐ!】 2014/12/02号(毎週火・木曜日発行)
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