2014年12月23日火曜日

信用取引金利は業界最低水準の年1.30%/猪瀬氏本人が5000万円問題の弁明を!まぐまぐ大賞各部門大賞メルマガが無料で読めます!【ちょい見せまぐ!】

2014/12/23 ※サイトで読む 配信中止はこちらから
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今回のちょい見せ LINEUP!
 ≫ 『猪瀬さんの弁明』 辛坊治郎
 ≫ 『“EUの首都”ベルギーのブリュッセルに住む!』 高城剛
 ≫ 『アドラー心理学 〜怒ることの無意味さ』 大和まや・ゆうきゆう
ちょい見せ! その1
 
ちょい見せ! その1
辛坊治郎メールマガジン
 
今週の時事ネタ
【猪瀬さんの弁明】
 
  本日は核心の例の5000万円話です。どうです?皆さん、覚えてますか?

 まず記憶を呼び覚ましてもらいましょう。猪瀬さんが都知事になったのはちょうど2年前の12月ですが、その選挙の告示直前、猪瀬さんは徳洲会病院グループ総帥の徳田虎雄氏との面会に病室を訪れ、お金を用立ててもらうことになりました。その後、徳田虎雄氏の次男で国会議員だった徳田毅氏から議員会館で5000万円を受け取り、銀行の貸金庫にしまいます。ところが、この前後に徳洲会病院の内部で紛争が勃発し、長年徳田虎雄氏と共に歩んできたグループの全ての金の流れを知る病院事務総長が、徳田氏の親族とけんかしてクビになったんです。この男はその直後、徳洲会グループがかかわった過去の選挙違反事件の証拠や、裏金の流れを記した帳簿など一切合財を捜査当局に持ち込みます。検察はこの情報を元に内偵を進め、去年の9月に関係各所に強制捜査に入り、虎雄氏の娘などが芋づる式に捕まりました。証拠を検察に持ち込んだ事務総長は、徳洲会側から逆に横領で訴えられて、こちらは未だに公判が続いていて、拘置所の塀の中です。

 受け取った5000万円を金庫にしまっていた猪瀬さんは、徳洲会の各所が選挙違反事件で強制捜査された直後に、全額返金しています。5000万円から500万円が右翼団体一水会の木村三浩氏に渡っていましたが、返金の直前、猪瀬さんはこれを回収して満額を返しています。

 猪瀬氏が5000万円を徳田氏に返したのが昨年の9月25日、この直前の9月7日に2020年東京オリンピック招致が決まり、両日の中間の9月17日に検察の強制捜査が入っています。徳洲会の事務総長が検察にタレこんだのがその半年ほど前であることを考えると、検察はオリンピック招致の結論が出るまで強制捜査を待っていたってことですね。その二か月前、7月21日に猪瀬さんの奥さんが息を引き取っています。

 おさらいです。猪瀬さんは一昨年の11月に徳洲会から5000万円受け取り、500万円を木村氏に渡し、残りは手を付けずに貸金庫に保管していましたが、徳洲会に捜査のメスが入った直後に全額返金したんです。

 この段階では、一連の動きについて、関係者以外に話は一切漏れていません。ところが、昨年11月22日の朝、朝日新聞が全国版でこの一連の流れを記事にしました。誰が何の意図で朝日に情報をリークしたのかについては、いくつかの仮説が成り立ちます。猪瀬さんはこれについて独自の見立てを披露してくれましたが、真偽のほどは分かりません。

 猪瀬さんの話を紹介する前に、その後明らかになった客観的事実をいくつかお話ししておきましょう。徳田虎雄氏の手元には過去に最大7億円程度の裏金が現金で存在したという話が今年の秋に読売新聞に掲載されました。この金はどこから来たのかと言うと、徳洲会が全国に病院を建てる時に、ゼネコンから総建築費用の一割程度が虎雄氏の元に裏金として現金で運ばれる慣習になっていたんだそうです。ようするに元々この金は、徳田氏の病院が支出したものなんですが、建設会社を迂回することで、税務署も知らない裏金となって戻ってくるというわけです。勿論違法行為ですが、公共事業で作った裏金を受け取る政治家よりは、元が自分の金である分だけマシですよね。ゼネコンは同様の方法で、政治家の天の声で受注した公共事業費から一定額を裏金として政治家に渡していたんです。日本の腐った一断面です。

 ちなみに昨年9月に検察が強制捜査に入った時に、この裏金は既にほとんどなくなっていたそうです。既に政界にばらまかれた後だった訳ですね。この金の行方でたびたび名前が上がるのが元東京都知事ですが、それが単なる噂話か、それとも時効で捜査当局の手が及ばなかったのか、確たる証拠はありません。

 またもう一つ最近明らかになったのは、一水会の木村氏には、例の500万円とは別に猪瀬氏から360万円が渡っていたことです。猪瀬氏がニューヨークタイムズに嵌められて「イスラム諸国は喧嘩ばかりしている」とオリンピック招致レースのライバル、イスタンブールを批判して問題になった時、木村氏が湾岸諸国との仲介役を務めたことに対する謝礼として猪瀬氏が個人的に払ったとされています。

 さて、ずいぶん基礎知識部分が長くなりました。これらの事実に対しての猪瀬氏の弁明はこうでした。

 「いやあ、脇が甘かったんだよね。自民の東京都連が、議員宿舎の建設を潰した俺に批判的で、選挙で敵に回るかもしれず、連合だって対立候補を立てるかもしれないってタイミングで木村三浩氏から徳洲会紹介されてさあ。ポスターを東京中に貼るだけでもいくらかかるか見当もつかないんで、万一の時の資金不足が怖くて借りちゃったんだよね。素人だったってことだよ。でもね、結局与野党相乗りで選挙資金もほとんど使わなかったから、すぐに返そうと思ったんだけど、カミさんが病気になったり、オリンピックの招致活動が佳境に入ったりして、返せたのがやっと9月だったんだ。木村三浩から500万円仲介料取られたんじゃないかって?いや、彼はただの気のいい人で、金貸してくれって言うから渡しただけで、5000万円とは関係ないよ。え?弱みを握られたから同じ木村に360万円脅し取られたんだろうって?違うよ。アッラーの名前を出した俺の発言でオリンピック招致がピンチになった時に、イスラム諸国に強い木村氏が関係国を取りまとめてくれたんで、そのお礼の意味で一か月30万円、一年分で360万円払っただけで、まあコンサルタント料のようなもんかなあ。それだけの事だよ。結局、収支報告書に借入金を書かなかった罪で50万円罰金とられて、5年間公民権停止になったけど、とにかく俺が素人だったってことよ。石原慎太郎さんも全然関係ないよ」。

 おおむね猪瀬さんの弁明は以上の通りです。事実関係としては確かに文句のつけようがありませんし、検察もこのストーリーに沿って処理をしましたから、事件としてはこれですべて終わりです。ただ、これが完全に信じられるかどうかは別ですよね。私は、猪瀬さんは「金を受け取らざるを得なかった」のではないかと思っています。石原慎太郎元知事の関与について猪瀬さんは完全に否定しましたが、木村三浩氏と猪瀬氏の関係が出来たのは、石原さんが尖閣諸島を都が買う構想をぶち上げた前後から頻繁に木村氏が都庁を訪れるようになったのが理由ですし、木村氏が徳洲会との仲介を申し出たのもその流れですから、一連の金の動きについて、石原氏が一切知らなかったというのは信じがたいです。

 私はこう考えています。「猪瀬氏は仲介者に言われて5000万円を受け取らざるを得なかった。真の仲介者を背後に持つ木村氏は、初めから一割の手数料を手にすることを前提に話を猪瀬氏に持ち込んだ。弱みを握られた猪瀬氏はさらに360万円支払うはめに陥った。事務総長と徳田家の確執で検察が捜査に入っていなければ、永久に話は表に出ず、手数料を除いた4500万円は猪瀬氏の手元に残った。しかし、想定外の徳洲会の内紛の結果、猪瀬氏は発覚を恐れて、金を返さざるを得なくなった。徳洲会としては、猪瀬氏当選後の病院建設、既存施設の払い下げ、福祉法人の設立などについて新都知事とのパイプが必要で、その為に5000万円を贈った」。

 客観的に明らかになった事実は一つしかなく、その事実の説明として、猪瀬さんの説明も、私の推量も共に成り立ちます。猪瀬さんが5000万円をもらうつもりだったのか、本当に借りただけなのか、結局内心の事ですから、証明のしようがありません。もしかすると猪瀬さん自身、私に説明したストーリーで自分自身を納得させようとしているのかもしれません。かくして真実は永久に藪の中ですが、政治家の周りには、巨額の金を使って権力に近づこうとする企業家と、それを橋渡しする右翼がいて、ハプニングが無い限りその構図は表に出てこないのだ、ってことが今回の件で白日の元に晒されました。そうなった理由は正に猪瀬さんが言うように、「素人の政治家だったから」なんでしょう。その裏で、闇から闇に大金を受け取る「プロの政治家」がいるってことです。一昔前の自民党政治家の豪邸がそれを物語っています。議員歳費だけで、一匹一千万円もの錦鯉が泳ぐ池付の豪邸は建ちません。
 
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ちょい見せ! その2
高城未来研究所「Future Report」
 
デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
【"EUの首都"ベルギーのブリュッセルに住む!】
 
  ベルギー王国(Kingdom of Belgium)、通称ベルギーは四国の約1.5倍、人口1,122万人(2014年10月/外務省、基礎データ)の小国ながら、非常に存在感のある国だ。地理的には、北部が北海に面し、フランス、ルクセンブルク、ドイツ、オランダとそれぞれ国境を接していて、古くから"ヨーロッパの十字路"と呼ばれてきた。ドイツやフランスなどの強国に翻弄され、その歴史は決して平穏ではなかったが、西ヨーロッパの中央という地の利を生かして、交通の要衝として栄えてきた。国土の中央よりやや北部に位置する、首都ブリュッセル(Brussels)の人口は116万人。EUの本部をはじめとする主要機関の多くがこの地に置かれているため、EUの首都とも呼ばれている。そんな小さいながら多彩な魅力を持つブリュッセルを、4回にわたってじっくり紹介していきたい。

早速、ベルギーまたはブリュッセルに行く前に、押さえておきたいポイントを以下にまとめよう。

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ちょい見せ! その3
★セクシー心理学GOLD 〜最先端の心理学技術★
 
僕がもっとも伝えたいこと。
【アドラー心理学 〜怒ることの無意味さ】
 
  アドラーとは、フロイトやユングと並び、「心理の三大巨頭」と言われる人物です。

 アドラー先生、日本ではあまり有名ではありません。

 しかし以前に紹介した、精神科医の「フランクル」先生ですとか、また「7つの習慣」などの書籍で有名なスティーブン・R・コヴィー博士も、このアドラー先生の影響を受けているとされています。

 でも不思議と、アドラー先生自体の名前は、そこまで知られていません。みなさん影響を受けつつも、もとの名前は知られないのですね。

 実はアドラー先生の思想、「みんなが自由に持っていっていい金脈のようだ」とされています。誰もがあまり名前を出さず、勝手に持っていって使っちゃう、という。

 またアドラー先生もそこまで書籍を書く方ではなく、弟子の人が書いた書籍によって世界的に知られるようになっています。

 さてこのアドラー先生の考え方、具体的にどのようなものなのでしょうか?

今回はそんなことについて話してみたいと思います。

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「人間を声だけで見抜く方法」「バレないウソをつく方法」などなど、読んでいるだけで楽しめるトピックが満載。一度でいいので、のぞいてみてくださいね。
 
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【ちょい見せまぐ!】 2014/12/23号(毎週火・木曜日発行)
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