2014年11月20日木曜日

審査⇒最短30分!ご融資⇒最短1時間!/冬だからこその絶景!日本が世界に誇る夜景スポットをご案内。建築ファンも訪れる南国の教会も【旅まぐ】

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旅まぐ 2014/11/20号
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神戸・摩耶山より
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【編集部より】
 土曜日から三連休という方、多いのではないでしょうか。『郷愁の原風景』では北海道、神戸、そして長崎の「絶景ポイント」をご紹介。連休の旅先が未定という方、ご参考にしていただければと思います。
 それでは今週も『旅まぐ』をごゆっくりお楽しみください。
郷愁の原風景
函館山より
 北海道や東北からは初雪の便りも届き、いよいよ本格的な冬へと向かい始めた日本列島。寒さが堪える季節の到来ですが、冬だからこそより楽しめる絶景があります。その一つが、夜景。今回このコーナーでは「日本三大夜景」と称されるスポットをご案内しましょう。

 と、その前に。そもそもなぜ「冬は夜景が綺麗に見える」と言われるのでしょうか。夜景評論家、夜景プロデューサーなどの肩書を持つ丸々もとおさんによると、「西高東低の気圧配置により冷たく乾いた大気が雲の低層域に入り込むため、低層や中層域にあるよどんだ大気が高層へと押し上げられ、遠くまで視界が効くようになるため」なんだそう。つまりはほかのシーズンでは目視不能な遠方の光までが見えるようになるため、より綺麗な夜景が楽しめるということなんですね。なるほど。それでは「日本三大夜景」を北から訪ねてみましょう。まずは北の大地・函館から。

 ナポリ、香港と並んで「世界三大夜景」にも数えられている函館山からの眺望が、当コーナーのタイトル写真。北海道を訪れたのならぜひ足を延ばしたい観光地ですね。
郷愁の原風景
裏夜景
そんな函館で近年話題になっている、新たな「夜景」があります。市街地から函館山とは逆方向、北に向かい車を走らせること30分ほどの七尾町は城岱(しろたい)牧場付近からの「裏夜景」です。地元の方が親しみを込めて「七つ星夜景」と呼ぶ素敵な眺めですが、残念ながら冬季は車でのアクセスが不可能。というわけで今回は写真でお楽しみください。
 続いてご紹介するのは、兵庫県神戸市、六甲山地のほぼ中央に位置する摩耶山の掬星台(きくせいだい)。「手で星を掬(すく)う」がその名の由来です。
 こちら、そのスポット名に偽りナシ、です。神戸市内、大阪湾、そして関西国際空港までをも一望できるスケールの大きさはまさに圧巻のひと言。「まやロープウェイ」の「星の駅」の目の前にあるため、アクセスも簡単。11月30日までの土・日・祝日は終発が20時30分ということですので、全国屈指の人気を誇る夜景をたっぷりと堪能できそうですね。 郷愁の原風景
摩耶山より
 「日本三大夜景」を巡る旅、最後は長崎県へ。県庁所在地・長崎市の稲佐山へ登ってみることにします。
郷愁の原風景
稲佐山より
 2012年に開催された「夜景サミット」で、香港、モナコとともに「世界新三大夜景」に認定された長崎。稲佐山山頂の展望台からは、ライトアップされた女神大橋や港に浮かぶ船、そしてもちろん市街地と、大パノラマを楽しめます。「1000万ドルの夜景」とも呼ばれる稲佐山からの眺めですが、その冠言葉、伊達じゃないですよ。
 バッグに一枚多めに服を詰め、行く先々の"夜景狩り"を楽しんでみる──。そんな旅に、あなたも出かけてみませんか?
オススメ旅情報
オススメ旅情報
街灯りと函館山の競演「裏夜景」を愉しむ
函館市公式観光情報「はこぶら」内のページ。
レポートが充実しています。
 
オススメ旅情報
神戸夜景
摩耶山はもちろん、神戸中の夜景情報を網羅。
写真も多く見ているだけで楽しくなります。
 
オススメ旅情報
長崎ノ夜景(注:音が出ます!)
美しいスライドショーで長崎の夜景をアピール。
夜景マップ等も充実していますよ。
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沖縄、その聖なる気だるさ
カトリック与那原教会(聖クララ教会)与那原町与那原よなばる
 沖縄(琉球王国)におけるキリスト教の伝来は、17世紀初頭とされています。現存する文献記録によれば、1624年、石垣島の宮良某が西洋人(カトリック神父)と接触。それを理由に、キリスト教の教えを聴き洗礼を受けたとの罪で告訴され、火刑に処されたといいます。沖縄とキリスト教の最初の出会いは、殉教という悲劇的な出来事だったという驚き。その後、黒船来琉、琉球処分、沖縄戦と激動期の中、紆余曲折ありながらも沖縄とかかわり続けたキリスト教。現在、沖縄には、登録されるものだけでも269の教会・伝道所があるそうです。

さて、前置きが長くなりましたが、今回ご紹介したいのは、与那原町にあるカトリック与那原教会(聖クララ教会)。
沖縄、その聖なる気だるさ
マリア像
 沖縄がまだ戦争の痛手から立ち直る途上にあった1958年、太平洋をのぞむ小高い丘に、アメリカの宣教師たちが教会を建てました。それが聖クララ教会です(設計は、アメリカの建築設計事務所SOMの監修のもと片岡献さんが行ったとさ れています)。ちなみに、モダニズム建築の保存を目指すドコモモジャパンの日本近代建築選に沖縄で初めて選ばれた教会で、信者以外にも建築ファンなどが多く訪れるとのこと。僕自身もかねてより興味のあった教会ですが、10月某日初めて足を運びました。
沖縄、その聖なる気だるさ
ドコモモのプレート
 沖縄本島を南下する国道329号線の直線道路の終点、与那原交差点の丘の上に教会は建っていました。地域のどこからでも見えるこの建物は、まさに与那原のシンボルといった風情をただよわせています。与那原警察署の脇をまっすぐ入っていくと教会併設のクララ幼稚園がありその横に教会に向かう石段がありました。石段を登り切ると目の前に教会が現れます。
沖縄、その聖なる気だるさ
国道329号から見える教会
 道路を走っている際の目に飛び込んでくるような迫力とはうらはらに、近くで見ると実にこぢんまりとした素朴な教会です。屋根は中央がくぼんだ、バタフライ屋根で(蝶が羽を広げた形をしていることから、バタフライ屋根とよばれるそう)、どこか安らぎをおぼえました。
 陽差しがきつい建物の西側面には穴あきブロックを施して日射を遮蔽しています。このブロックは『花ブロック』と呼ばれ、多彩なバリエーションがあり、沖縄のブロック造の特徴となっています。
沖縄、その聖なる気だるさ
聖クララ教会外観
 教会玄関から内部へ入ると、草木がみずみずしく咲き誇る中庭があり、芝生にどっしり根付いた木は青々とした葉を風に揺らしていました。中庭はグルッと一周できるようになっていて、入り口から数段上がって礼拝堂へ(中庭と回廊を隔てる花ブロックはタテ使いとなっていて、外部と表情を変えていますよ)。
沖縄、その聖なる気だるさ
回廊と中庭をへだてる花ブロック
 礼拝堂内部はすごく明るかったです。この教会の特徴はモダンなステンドグラスの開口部。スチール製のモダンなサッシュの中にステンドグラスが組み込まれ、きちんと通風も取れるようになっています(ここからは与那原の町が一望できますよ)。
沖縄、その聖なる気だるさ
スチール製のモダンなサッシュとステンドグラス
 また、地域性を考えてなのか畳式と椅子式の座席の両方があるのも特徴的です。僕はクリスチャンではありませんが、そんなことは関係なく、本当にほっとする癒し空間でした。
沖縄、その聖なる気だるさ
畳と机
 オキナワンモダニズムともいうべき温かなデザインの素晴らしさはもちろんですが、そこを取り囲む清楚な雰囲気と人々に大切にされてきた感じがうかがえる、聖地としての教会のあり方も印象に残りました。とても素敵な空間です。みなさんも一度たずねてみてはいかがでしょう。きっと心洗われるひとときになりますよ。教会の関係者にお願いすれば基本的に見学は快く許可していただけると思います。ただし、祈りのための場所だということはくれぐれもお忘れなく。
 
伊波 一志
伊波 一志いは かずし
1969年、沖縄生まれ。写真家。香川大学法学部卒。
2007年夏、44日間で四国八十八カ所1,200kmを踏破。現在、沖縄県在住で、主に『母の奄美』という作品撮りのため奄美大島を撮影中。家族は、妻と三人の子。
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わたしの旅だより
読者の皆さんと一緒に作るコーナー『わたしの旅だより』。
今週はハルママさんからの投稿です。
「入間基地航空祭」といえば首都圏最大規模の航空祭!!
毎年ブルーインパルスを見に30万人近い人が訪れるそうですよ♪
私の旅だより
埼玉県 航空自衛隊入間基地
「毎年楽しみに参加している入間自衛隊基地で行なわれる航空ショー! ブルーインパルスの凄さはやっぱり生で見なくちゃ! 6機が息を合わせて飛行する様は圧巻です。 また来年も見に行きたいです!」
ハルママ
『わたしの旅だより』では、毎号1点を掲載させていただきます。
皆さんが旅先で撮られた思い出の1枚をお送りください。
素敵なお写真、お待ちしています。

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