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◆ やぶ医師のひとりごと 第 335号 ◆
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2012年6月22日発行 購読者数 9142名
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<本日のテーマ> アトピー性皮膚炎の治療2
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皆さん、こんにちは。
今回から購読して頂いた方、はじめまして。
循環器内科医のDr. Iです。
今日も、元気を出して行きますよ〜♪
「アトピー性皮膚炎」について。
まずは、先週までの復習。
●アトピー性皮膚炎とは
○アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを
繰り返す、かゆみのある湿疹を特徴とする皮膚疾患。
○多くの患者は、皮膚が乾燥しやすい体質とアレルギーを
起こしやすい体質(アトピー素因)を持っている。
○アトピー性皮膚炎は、小さい子に起こりやすい病気。
●アトピー性皮膚炎の症状
○アトピー性皮膚炎の症状は、「かゆみ」と「湿疹」。
○湿疹が出やすい場所は、顔や首、肘や膝のくぼみ。
○小さい子供の時は発疹は頭、顔(おでこ、目のまわり、
口のまわり、耳の下)、首、にはじまり、
肘・膝・手首などの関節周囲、背中やお腹に拡大。
○思春期、成人期になると、上半身(顔、頸、胸、背中)
に皮疹が強い傾向がある。
●アトピー性皮膚炎の特徴
○急性期の皮疹は、赤みがあって、
水分が浸み出して、ジクジクした感じ。
○慢性期の皮疹は、皮膚が厚くなって、
ゴワゴワした状態になる。
●アトピー性皮膚炎の原因
○体質に関連する原因
▲アトピー素因
▲皮膚が乾燥しやすい素因
○環境に関連する原因
▲アレルギーに関係するもの
食物(卵、牛乳、小麦、など)、ダニ、
ハウスダスト、花粉、ペットの毛、等。
▲アレルギー以外のもの
皮膚を掻いたりこすったりする事、
汗、乾燥、石鹸や化粧品、日光(紫外線)等
●アトピー性皮膚炎の診断
○問診、視診、触診
○血液検査
○アレルゲンの検査
血液検査、皮内検査、パッチテスト等。
●アトピー性皮膚炎の重症度
○軽 症:面積に関わらず、軽度の皮疹のみみられる。
○中等症:強い炎症を伴う皮疹が
体表面積の10%未満にみられる。
○重 症:強い炎症を伴う皮疹が
体表面積の10%以上、30%未満にみられる。
○最重症:強い炎症を伴う皮疹が
体表面積の30%以上にみられる。
●アトピー性皮膚炎の治療1
○スキンケア
▲皮膚の清潔を保つ
▲皮膚の保湿
○悪化の原因探しと対策
○薬物治療
アトピー性皮膚炎っていうのは、その名の通り
皮膚の病気なんですけど。
具体的には、良くなったり悪くなったりを繰り返す、
かゆみのある湿疹を特徴とする皮膚疾患です。
アトピー性皮膚炎の症状は痒みと湿疹で、
湿疹が出やすい場所は、顔や首、肘や膝のくぼみで、
年齢によっても少しずつ変わっていきます。
アトピー性皮膚炎の急性期の皮疹は、
赤みがあって、水分が浸み出すようね、ジクジクした感じ。
慢性期の皮疹は、皮膚が厚くなって、
ゴワゴワした状態になる、というのが特徴です。
アトピー性皮膚炎にはアトピー素因(アレルギー体質)や
皮膚が乾燥する素因など、遺伝が関係しています。
そして、遺伝だけでなくって、食物や汗、乾燥など、
環境も原因として関係があります。
アトピー性皮膚炎と診断するには、話を聞いたり、
皮膚を見るのがすごーく大事で、それ以外に、
血液検査やパッチテストもやります。
そいで、治療としては、皮膚の清潔や保湿が重要で、
薬による治療や、原因があるのなら、それに対応する
対策が必要な事もありますよ、って話でしたね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
そいじゃあ、本日もアトピー性皮膚炎について。
今日も先週に続いて、「アトピー性皮膚炎の治療」
についてです。
●アトピー性皮膚炎の治療2
アトピー性皮膚炎の治療として、スキンケアや
原因に対する対策も大事なのですが。
それと同じくらい重要なのが、薬による治療です。
そんな訳で、今日は薬物療法について勉強していきますよ。
○薬物療法
アトピー性皮膚炎って、基本的には「体質」ですから。
大人になったら自然に良くなった、という事はあるけど、
薬を飲んだら体質そのものが、きれいさっぱり治っちゃった、
なーんて事はあり得ないんですよ。
だから、治療の目標は、アトピー性皮膚炎なんだけど、
薬を使っていれば痒くない、かいたりしなくても良い、
とか、日常生活が普通に送る事が出来る、
っていう事になります。
そして、周りの人からアトピー性皮膚炎って事がわからない
くらいまで症状が良くなって、その状態が維持できる、
ってのが理想ですね。
薬を適切に使っていれば、そういう状態になるのは
さほど困難ではない、という事を理解してくださいね。
んで、もう少し詳しい話になっていくんですけど。
薬物治療には大きく分けて、塗り薬(外用薬)と
飲み薬(内服薬)の2種類あります。
▲塗り薬(外用薬)による治療
■ステロイドの塗り薬
人間の体の中では、「副腎皮質ステロイドホルモン」という
ホルモンが分泌されています。
ステロイドホルモンの働きの一つに、免疫やアレルギーに
関係する細胞の働きを抑えたり、炎症を起こす物質を
作り出さないようにする、というのがあります。
ステロイドの塗り薬は、この副腎皮質ステロイドホルモンの
化学構造をもとに作られた薬で、
炎症を強く抑える作用を持っているんですよ。
アトピー性皮膚炎という病気は、
アレルギーや免疫が関係する皮膚の炎症です。
だから、ステロイドの塗り薬を使うと、
皮膚の炎症反応が抑えられて病気も良くなるんですよ。
そいで、ステロイドの塗り薬にも強さがいろいろあって、
「最強」、「とても強い」、「強い」、「弱め(ミディアム)」、
「弱い」という5段階のランクがあります。
それぞれの皮膚の症状の種類や重症度、
炎症が起きている場所、患者さんの年齢などを考えた上で、
適切なランクの薬を選んで使ってもらいます。
原則として皮膚が厚い手足というのは、
吸収が悪いので強めのステロイドを使います。
顔や首なんかは、皮膚が薄いから吸収が良いので、
基本的には弱いステロイドを使う事になります。
でも、これらはあくまでも原則ですので、
医師から言われた通りに使って下さいね。
「ステロイド」っていうと、10数年前くらいかな。
なんか、 「ステロイド」=「悪」
みたいな報道、ありませんでしたっけ。
強いステロイドをずーっと間違った場所に使ったり、
勝手に突然ステロイドを中止すると、
アトピー性皮膚炎がものすごい悪化する、
という事は実際にあります。
それで、「ステロイドを使うなんてけしからん」
みたいな流れの報道になった事もあるんでしょう。
でも、それってあくまでも、
「ステロイドの間違った使い方は悪い」
というだけの話ですからね。
ステロイドを使う時に大事なのは、「勝手に止めない」
とか、「間違った場所に使わない」、「人の薬を使わない」
とか、そういう間違った使い方はしない、って事ですよ。
最近は「変なステロイド神話」みたいなのがなくなったのか、
きちんとステロイドを使ってくれるので、
昔みたいに重症のアトピー性皮膚炎は少なくなりましたから。
皆さんは、適切にステロイドの塗り薬を使って下さいね!
■ステロイド以外の塗り薬(免疫抑制外用薬)
アトピー性皮膚炎の診断とか治療とかで、多分一番有名なのは、
日本皮膚科学会が発行する、
「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」
というのものです。
この中で、治療の効果や安全性が科学的に評価されていて、
基本外用薬として推奨されている薬が2つあります。
一つは上でも書いたステロイドの塗り薬。
もう一つは、ステロイド以外の免疫抑制薬の塗り薬です。
ステロイド以外の免疫抑制薬の塗り薬(免疫抑制外用薬)は、
正常な皮膚には作用しないで、炎症が強く壊れた皮膚にだけ
浸透していく、っていう性質があるんですよ。
ステロイドの副作用で「皮膚が薄くなっちゃう」
というのがあるんですけど、この副作用は
元々皮膚が薄い、顔とか首に出やすいんです。
免疫抑制外用薬にはこの副作用がほとんどないので、
顔や首などによく使われます。
免疫抑制外用薬には大人用と子ども用の2種類あって、
大人用の効果はステロイドの塗り薬の「強い」クラス、
子ども用は「弱め(ミディアム)」〜「弱い」クラス
とだいたい同じ位です。
そいで、アトピー性皮膚炎特有のかゆみを抑える効果も
あるので、長期のコントロールに適しています。
ちょっと長くなっちゃったので、
今日はこのくらいにしておきますか。
そんな訳で、本日は「アトピー性皮膚炎の薬物療法」
についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のまとめ】
●アトピー性皮膚炎の治療2
○薬物療法
治療の目標は、日常生活が普通に送る事が出来る事。
▲塗り薬(外用薬)による治療
■ステロイドの塗り薬
強さによって5段階のランクがあり、
重症度、炎症が起きている場所などで使い分ける。
■ステロイド以外の塗り薬(免疫抑制外用薬)
ステロイドの塗り薬より副作用が少ないので、
顔や首などによく使われる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
最近は、昔みたいに重症のアトピー性皮膚炎の子供が
少なくなっていますよね、実際。
昔は良くみたけど、私も最近はあんまり見なくなりました。
変なステロイド神話がなくなって、
きちんとステロイドを使ってくれるようになった。
というのと、免疫抑制剤の塗り薬が出来たからだと思います。
ステロイドは正しく使えば非常に良い薬なので、
皆さんは正しく使って下さいね。
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