【 鈴木先生の回答は? 】
更年期を過ぎた女性は、カラダを温める働きが低下しやすいです。女性の「月のリズム」で体温は上がり・下がりを繰り返していますが、「更年期」という「おカラダの安定期」を迎えると、「体温を引き上げる」ことを納めるようになります。こうして更年期以降、「落ち着きを保つおカラダ」に、女性のおカラダは移り変わっていきます。
更年期に差し掛かるあたりから、「体温を引き上げる」働きにブレーキがかかりはじめます。日常に必要な「体温」も無理に引き上げることがなくなります。それでも、毎日のお食事が「それまで通り」だったり、運動量が減ったりすると、「普通に召し上がっているお食事」が「多すぎる」ようになります。男性であれば「お腹がポッコリ」して、「過食である」ことを「姿勢」から推し量ることができます。
しかし、女性の場合「赤ちゃんのゆりかご」が「下腹」に備わっているため、「過食している飲食の熱」を蓄えてしまうことがあります。これが「更年期を過ぎてからのカラダの火照り」になることが、しばしばあります。更年期以降の「安定期を迎えた女性」で、「下腹がポッコリ」している方をみかけますが、「余分な飲食の熱」をだいぶ蓄えている状態だったりします。涼しくなっても「汗ばむくらい」の「おカラダの火照り」は、もしかしたら「余分な飲食の熱」によるものかもしれません。ご自分の「おカラダから発する体温」でないため、疲れ・だるさ・気持ちの落ち込みなどが伴うことも。「頑張りはきくけど、そのあと、がっくり疲れてしまう」なんていうのは、「余分な飲食の熱」によるところが多いです(ご自分の体力で発熱している場合は、「がっくり疲れる」ということが、おこりにくいです)。こんなときには「期門(キモン)」のツボ療法がオススメです。 | 期門(キモン)は、乳頭線上の、四角い赤印のところ。ここに指先をあてる。 息を吐き出すとき、両手の指先で、優しく圧力をかけていく。 |
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