【 鈴木先生の回答は? 】
「肩だけの冷え込み」ということですね。「肩」は「外界からの変化に対してカラダを守る盾」の役割をしています。気温や湿度の変化のような「生活環境の影響」や、精神的ストレス・イライラ・不安のような「身の回りに対しての精神的な負担」などから、「盾」のように「肩を固く」して、「カラダの内側の働き」を守ろうとしているわけです。
現代人の「時間に追われる過ごし方」も、実は「肩」をこわばらせる原因になっています。また「肩がこわばる」と、「精神的な緊張」も引き起こしやすくなりますから、就寝時、「深く寝入ることができていない=眠りが浅い」なども見られます。日常生活の中で気が付かない程度でも、こうした「肩への負担」があると、慢性的に肩がこわばって血のめぐりが十分でなくなり、「肩こり」などの症状になります。
また「カラダを温める血のめぐり」が十分でないと、「肩が冷えやすく」なります。ご質問では、肩回りはかなり温かくしてお休みになられるとのこと。就寝されるお部屋の環境というよりは、日中、「こわばり続けた肩」が睡眠中もこわばり続けて、十分な「温かい血のめぐり」が及んでいないことが原因と考えられます。
こうした「肩や背中の不十分な血のめぐり」を促すために、「手の三里(サンリ)のツボ療法」をオススメします。 | 手の三里のツボは、3等分したヒジ側の1/3にあります。 反対の手で張り付くように、赤印の位置をやさしくつかみます。 |
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