【 鈴木先生の回答は? 】
風邪は、「くしゃみ・鼻水・鼻づまり・咳・腹痛・下痢・悪寒・発熱」など、様々な症状が現れます。しかし、どれも「命を守る為の、カラダの調整作用の一環」です。
「くしゃみ・鼻水・咳・痰(たん)」などは、カラダに入り込んだ「不都合」を「吐き出す」ための「カラダのお掃除」です。「喉の腫れ・鼻づまり」などの「炎症」も「局部の血行促進」で「組織の回復」のお手伝いです。「腹痛・下痢」は、「おなかに停滞する不都合」を「強い蠕動(ぜんどう)運動=腹痛」を起こして、「さっさと排泄=下痢」してくれているわけです。それでも「カラダのリフォーム」が追い付かないと、全身の体温を引き上げるために「寒気(かんき)」を起こして、「全身の筋を身震い(みぶるい)」させて「発熱」を促します。
こうした風邪症状をしっかり引き起こせるのは、おカラダが「こまめなリフォーム」を出来ているので、軽めに発症している分には、おカラダにとっては「都合の良い事」となります。しかし、頻繁に風邪症状がでると、「生活の不都合」になってしまいますね。そもそも「こまめな風邪症状でおカラダのリフォーム」が必要なのは、十分な「体温」を維持できていないからです。
常に「十分な体温」を維持できていると、「カラダの働き」は活性した状態を保てます。カラダのリフォームも、こうした「おカラダの平熱」の範囲内で出来てしまいます。カラダの「発熱」を引き起こすのは「上半身の働き」で行われます。そして、カラダの「平熱」を保つのは、「下半身の働き」で行われます。「平熱を高める足少陰腎経(あしのしょういんじんけい)」のツボ療法が、とってもオススメです。 | 指先を添えるのは、赤矢印のある恥骨の両脇。そして足をかるく前後に開く。 前足は、ひざがつま先より前に出ない様に注意し、かかとに重心をおき、体重をのせる。 |
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