【被告】 首都圏アンテナ方向 | デジタル放送は、現在は東京タワーから電波が発信されていますが、来年(?)には東京スカイツリーに移行します。
この時、アンテナは建て替えなくても大丈夫なのでしょうか?
極端な例ですが、東京タワーと東京スカイツリーを結んだ線上に住んでいる人は、アンテナの向きが180度変わるはずです。埼玉県の一部でも90度位は向きが変わると思います。
来年の東京スカイツリーの開業時に問題が出ないのでしょうか?
是非よろしく御調べいただきますようお願いいたします。 | 家電に対する質問・疑問・苦情を受付中!下記のアドレスまで送ってください。 kaden_goiken@mag2.com | | ご質問が東京のことだったもので……今回限りの東京家電裁判所復活です。判決は下さないのでご容赦を……。
東京スカイツリーの竣工予定は2012年2月です。2012年5月22日には開業するとの告知はされております。http://www.tokyo-skytree.jp/。
なお、デジタル放送の試験放送は、今年の年末から開始され1年間くらいをかけて、現在の東京タワーと同じ地域に電波が届くのかどうかテストを放送を続けるということです。本放送開始は現在のところ2013年の1月頃と考えられています
で、ご質問いただいた、アンテナな方向をまた変えなくてはいけないのか? という件について、総務省に直接問い合わせてみました。
結論から言うと……ほどんどの人は変えなくても大丈夫ということです。
都内など元々電波が強いところに住んでいる方の場合、東京タワーからスカイツリーに変わっても、電波の強さ自体は変わらず、アチコチの建物に反射して結局は入るそうです。アナログ放送と違って、デジタル放送の場合は、反射した電波でも、ある一定以上の強さであれば放送の受信に問題はないんですね。
問題は東京タワーからずっと離れた地域に住んでいる方の場合です。まずアンテナの方向の問題ですが、遠くなればなるほど、アンテナの方向はあまり問題なくなるというのは、わかりますよね。遠くの地域に住んでいる方は、アンテナの角度は東京タワーでもスカイツリーでも数度くらいしか変わらなくなるので、基本的には入るということです。
また、東京スカイツリーのほうが、高い位置に送信施設を作るので、東京タワーよりも、電波自体はより遠くまで理論上は届くということです。でも、たまたま、スカイツリーの方向に高いビルや山があり、これが電波を遮断してしまう場合は、その地帯では入らなくなるケースもゼロとは言えないということでした。
年末から1年という長期間の試験放送が予定されているので、電波が届かない地域を限りなくゼロに近づけていくのが課題ということです。
正直2013年になってみないと分からないのですが、今年の年末から、少しずつ、この問題に関する情報が出てくると思うので、それまでお待ちくださいね。 |
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