【 鈴木先生の回答は? 】
いろいろ細かいことが気になるのは、「肩と首に力が入っている」ことが多いです。
気分転換に、お散歩や好きな音楽を聴いたり、香りを楽しんだり、ゆるりとお茶の時間を楽しんだり。ご自分でも、上手に「気分転換」を楽しまれる時間づくりをされているようですね。とても良い習慣だと思います。
それでも「些細なことにイライラ」するのは、やはり「肩、首に余計な力が入っている」ようです。
気持ちを支えているのは、「カラダ」です。おカラダ全体に「余計な力」が入ったままだと、肩、首に力が入りやすい状態となり、「気持ちのイライラ」につながります。それでは、「カラダの余計な力」はどこから来るのでしょうか。
それは「カラダを支える力」に鍵があります。例えば、お家は柱がなくても、「梁や壁」でお家全体を支えています。最近の建築物はこうして「柱」を減らすことで、快適な広いスペースを確保できるようです。確かにお家や建物は、動かないから「それ」でもいいですね。しかし、人は「カラダや気持ち」が常に不安定に動き続けます。
「カラダや気持ちを寄りかけるところ」がしっかりしていないと、「不安定な心身」は「こわばり」を始めます。そして、「カラダや気持ちを支えるカラダの柱」は「伸び伸びした足腰」です。柱のように「カチッとした構造物」ではないわけですね。伸び伸びした足腰は、「常に不安定に動き続ける気持ちやカラダ」をしなやかに「受けとめ続けて」くれます。
しなやかな気持ちのクッションを日常生活で楽しむには、音楽に合わせてカラダを使う「踊る」など、気分転換も含めてオススメです。また、きちっとした姿勢でウォーキングをするよりも、「気持ちのノリ」で心地よくステップを踏める方が、「しなやかな足腰」を回復できます。そしてツボでは、「委中(イチュウ)のツボ療法」がお手軽なのでオススメです。 | 委中(イチュウ)は、ひざ裏の真ん中にある赤矢印の位置。ここに指先を添える。 膝を曲げる時も、委中(イチュウ)に指先を添えたままにします。 |
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