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◆ やぶ医師のひとりごと 第 346号 ◆
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2012年9月7日発行 購読者数 8875名
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<本日のテーマ> 急性心筋梗塞の予防2
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皆さん、こんにちは。
今回から購読して頂いた方、はじめまして。
循環器内科医のDr. Iです。
今日も、元気を出して行きますよ〜♪
本日も「急性心筋梗塞」について。
まずは、前回までの復習。
●急性心筋梗塞とは
○心臓の表面にある心臓に血液を送っている血管
(冠動脈)が詰まって、心臓の筋肉が死んでしまう病気。
○心筋が死ぬので、胸痛の症状が出る場合が多い。
○危険な不整脈が出て、突然死する場合もある。
●急性心筋梗塞の症状
○胸痛が最も多い(75%)。
○重症の場合は、呼吸困難にばる場合や、冷や汗が出たり、
意識低下、失神、突然死、する場合もある。
○胸痛などの症状が出ない心筋梗塞もある。
●急性心筋梗塞の診断
○問診
○心電図、血液検査
○心臓超音波(心エコー)
○心臓カテーテル検査(冠動脈造影)、など
●急性心筋梗塞の原因
○年齢(高齢)、喫煙(タバコ)
○糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)
○家族歴、など
●急性心筋梗塞の治療
○心臓カテーテル治療
○内服治療
▲血液を固まりにくくする薬
▲心臓(心筋)を保護する薬
▲コレステロールを下げる薬
○禁煙、食事・運動療法
●急性心筋梗塞の予防
○食事療法
▲基本的にはカロリー制限。
▲野菜や魚をなるべく多く摂るようにする。
○運動療法
▲少しずつでも良いので、なるべく有酸素運動をする。
心臓は血液を体中に送り出すポンプの役割をしている臓器で、
その表面には冠動脈という血管があります。
冠動脈が詰まると心臓に血液や酸素がいかなくなって
心筋が死んでしまうので、胸痛という症状が出ます。
これが、急性心筋梗塞です。
心筋が死んでしまいますから、
胸がずーっと痛くなるのが特徴的です。
でも、高齢者とか糖尿病なんかで、神経が鈍くなって
痛みがわかりにくい人は、胸痛がない人もいます。
急性心筋梗塞の原因というのは、いくつかあって、
年齢が高くなれば当然なりやくなるんですけど。
それ以外に、タバコを吸っていたり、糖尿病や高血圧、
脂質異常症などの病気があると、動脈硬化が進んで
急性心筋梗塞になりやすいんですよ。
そいで、急性心筋梗塞や狭心症の診断をするのに
最も大事なのは問診で、それ以外で重要なのは心電図。
そして、血液検査や心エコーなんかも使って、最終的には
心臓カテーテル検査で診断する事になります。
心臓カテーテル検査までいって、急性心筋梗塞だ、
って診断したら、そのままカテーテル治療を行って、
血管を広げて血液が流れる様になるようにします。
そして、その後に血液が固まりにくくなる薬とか、
心臓を保護する薬、コレステロールを下げる薬を
飲んでもらったり、食事・運動療法も行います。
心筋梗塞っていうのは、生活習慣病の一種ですから、
予防するために一番重要なのは生活習慣の改善です。
具体的には、食事で塩分やカロリーを制限したり、
運動するのが良いですよ、っていう話でしたね。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
そいじゃあ、本日も心筋梗塞について。
今日も先週に引き続き、
「急性心筋梗塞の予防」についてです。
●急性心筋梗塞の予防2
先週の復習ですけど、急性心筋梗塞の原因は、
●急性心筋梗塞の原因
○年齢(高齢)、喫煙(タバコ)
○糖尿病、高血圧
○脂質異常症(高脂血症)
○家族歴、など
という事になるんですが、先週は、
食事療法と運動療法について書いていきましたね。
今週は、それ以外のものについてです。
○禁煙
急性心筋梗塞の原因で一番上に書いてあるのが、
年齢とタバコです。
年をとらないようにする、とか、もっと若くなる、
なんて事ができれば良いですけど。
そんな事は、できる訳ないんですよ。
不老不死っていうのは、何千年も昔から
人類の夢でしたけど、科学が発達した今でも、
そんな事は不可能です。
家族歴っていうのは、お父さんが心筋梗塞だったら、
心筋梗塞の家族歴がある、とか。
家族に心筋梗塞の人がいるか、という事です。
自分のお父さんやお母さんの病気を変える、とか、
家族を変える、なんて事は出来ませんよね、当然。
年齢を若くするとか家族歴を変えるとか、
そんなの無理なので、出来ない事は出来ないって諦めて、
出来る事をきちんとやるのが予防とか医学です。
タバコを吸っていると、心筋梗塞になる確率が
だいたい2倍に増える、という事はわかっていますから。
タバコを吸っている人は今すぐやめる、
というのが心筋梗塞の予防ではとても大事です。
まあ、これは今までタバコを吸っていない人には
出来ない事ですけどね。
禁煙するだけで、簡単に言うと心筋梗塞になる確率が
半分になるわけですから、今すぐやるべきですよ。
でも、ニコチンには依存性があるから、
意志の弱い人は難しい、という場合もあります。
そんな時は、保険も使えるようになった禁煙のための
飲み薬とか貼り薬なんかもありますから。
自分の意志だけでは禁煙できない、という人は
禁煙外来のあるところに行って、処方してもらってね!
○内服治療
心筋梗塞になった人で最も重要なのは、
もう一度心筋梗塞にならないようにする事です。
一回病気になった人が、もう一回同じ病気になるのを防ぐ、
というのを医学用語で、「2次予防」と呼びます。
ちなみに、逆に病気に一回もなった事がない人が、
その病気にならないように予防する事を、
「一次予防」という言い方もします。
▲血圧を下げる薬
心筋梗塞の治療でも書きましたけど。
心筋梗塞の治療では、心臓カテーテル治療を行った後も、
カテーテル治療をやっていない人も両方、
心臓を保護するような薬を飲んでもらいます。
おおざっぱに、心臓が省エネで動けるようにする薬
(ベータブロッカー)という薬と心臓の筋肉を保護する薬
(ACE阻害薬、ARB)というタイプの2種類あります。
これらの薬はどちらも血圧を下げる薬なんですよ。
血圧がそんなに高くない人でも、心筋梗塞になった後、
これらの薬を飲むともう一回心筋梗塞になる確率を減らせる。
長生きできる、という事がわかっていますから、
基本的には全員に飲んでもらいます。
量に関しては、血圧をみながら増やしたりするのですが、
これらの薬だけでは血圧が十分に下がらない、という場合は
別のタイプの薬も更に追加します。
心筋梗塞になった後、血圧が高いままでいると、
もう一回心筋梗塞になりやすいよ、死亡率も高いですよ、
という事がわかっていますから。
他の薬を追加してでも、しっかり血圧を下げる必要があります。
▲血糖値を下げる薬(インスリン)
糖尿病があると、心筋梗塞になる確率は、普通の人と比べて
2倍から3倍に増えてしまいますから。
心筋梗塞になった人で血糖値の高い人は、
きちんと薬を飲んで血糖値を下げてもらいます。
心筋梗塞になっていない人だったら、なんとか
食事とか運動だけでゆっくり下げるように頑張る、
という人もいるんですけど。
一回、心筋梗塞になった人は、そんな事を
言っている余裕はありません。
もう一回心筋梗塞になったら、死亡率2倍ですから、
死んじゃうかもしれないんですからね。
だから、食事・運動療法はもちろんやってもらいますけど、
それでも不十分な場合はそれに加えて、
飲み薬を飲んでもらいます。
それでもまだ高ければ、インスリンを使う場合もあります。
▲コレステロールを下げる薬
コレステロール(特に悪玉コレステロール:LDL)が高いと、
心筋梗塞になりやすい事はわかっています。
悪玉コレステロール(LDL)の正常値っていうのは、
139mg/dl以下ですので、140mg/dl以上あると、
脂質異常症(高脂血症)と診断されます。
でも、実際のところ、女性の場合だと閉経後に
コレステロールが上がるのは当たり前ですので、
LDLが140mg/dlくらいでは
他に全く病気のない人なら、治療の必要はありません。
でも、心筋梗塞になった事がある人の場合は、
LDLの値が100mg/dl以上あると、また心筋梗塞に
なる確率が高くなってしまうんですよ。
だから、正常値よりもはるかに低い、LDL 100mg/dl以下に
なるように飲み薬を飲んでもらいます。
ちなみに、これは日本のガイドラインの話で、
アメリカだともっと厳しくて、LDL 70mg/dl以下
というのが目標値になっています。
さすがに、正常値の半分以下っていうのは、
いくらなんでもやりすぎかな、と個人的には思います。
でも、LDLが70mg/dl以下だと、更に心筋梗塞になる
確率が下がった、というデーターがあるので、
アメリカの基準ではそういう事になっています。
簡単にまとめると、心筋梗塞の予防っていうのは、
生活習慣の改善と、きちんと薬を飲んで、血圧や血糖値、
コレステロールを下げましょうね、って話ですよ。
そんな訳で、本日も「急性心筋梗塞の予防」についてでした。
そいじゃあ、今日はここまで。
いつものように、下にまとめを書いておきまーす。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【今日のまとめ】
●急性心筋梗塞の予防2
○禁煙
○内服治療
▲血圧を下げる薬
▲血糖値を下げる薬(インスリン)
▲コレステロールを下げる薬
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
だいたい、病気の予防と治療って同じようなものなんですが、
急性心筋梗塞の場合も、ほとんど一緒ですね。
一回、心筋梗塞になった人の場合の予防の事を、
2次予防と言うんですけど。
おおざっぱに言うと、一回心筋梗塞になった人は、
なっていない人よりも、血圧も血糖値もコレステロールも
きちんと管理が必要ですよ、って話ですわ。
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