登録されるや、一躍世界的な観光地となる世界遺産。新年を迎えた今、2013年に登録を目指し向け盛り上がる三つの候補地をご紹介いたします。 観光客が押し寄せる前に、じっくりと味わうのはいかがでしょうか。 |
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| | 関東を代表する古都・鎌倉は、1992年より候補地とされてきましたが、2004年から武家文化を中心としたコンセプトに変え世界遺産登録を目指しています。
鎌倉と聞き、まず思い浮かぶのは、やはり高徳院の鎌倉大仏です。北条泰時が建立したと伝えられる鎌倉大仏は、武家が広めた禅寺が多数存在する鎌倉を象徴する名所です。 |
そして、鎌倉の中心地にある鶴岡八幡宮は源頼朝ゆかりの神社として有名。他にも寿福寺や建長寺など、鎌倉時代の史跡も多く残っており、街全体で歴史を感じることができます。
東京からはJR横須賀線に乗り鎌倉駅で下車。鎌倉大仏に近い長谷駅は鎌倉駅から江ノ島電鉄線で行くのがおすすめです。
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| | 富士山は1992年から「自然遺産」として登録を目指してきましたが、ゴミやリゾート開発の問題で候補地として見送られてきました。
現在はコンセプトを変更し、登山道・山麓の神社を含む「富士山域」と富士山から湧き出る忍野八海や富士五湖など25の資産を含めて登録を目指しています。 |
日本最高峰でありながら美しい風貌は日本人だけでなく海外でも有名。河口湖から眺める均整のとれた稜線はまさに絶景。日本に生まれた以上、一度はておきたい景色ではないでしょうか。
東京からはJR中央本線で大月駅で富士急行線に乗り換え河口湖駅で下車。
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| | 1992年に日本の世界遺産暫定リストに入った、滋賀県の国宝・彦根城。
築城された1622年から、取り壊されることなく約400年、そのままの姿を保っています。また、彦根城の区域にある玄宮楽々園は国の名勝で、見事な日本庭園を見ることができます。
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映画『武士の一分』や『大奥』のロケとして使われたのも、江戸時代そのままの姿が残るからかもしれません。 彦根城へのアクセスはJR彦根駅で下車し、徒歩で15分ほど。
世界遺産に登録されると国内外から多くの観光客が集中したり、観光地化されるデメリットもあり、登録前に訪れておきたいところです。 ゆっくりと堪能するのであれば、登録前に候補地を巡ることをおすすめします。 2013年の国内旅行の地として計画を立ててみてはいかがでしょうか。 |
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