| | 男女の関係をテクニカルに徹底分析する "恋愛工学"で読者を恋の勝者に導く!
理論物理学分野で博士号を取得し、欧米の研究機関に在籍後、外資系エリート投資銀行マンに転身したという経歴を持つ藤沢数希さん。そんな彼が今もっとも注目しているのが、男と女の関係性をリスクマネジメントの理論で紐解いていくという"恋愛工学"だ。『藤沢数希メールマガジン「週刊金融日記」』では、彼のブログでも大いに人気を博すこのテーマについて、より掘り下げて語られるとともに、読者から寄せられた質問・相談に対しても、この"恋愛工学"を駆使した独自のノウハウを惜しみもなく提供してくれる。
例えば10月15日に配信されたメルマガ第27号では、複数人の女性から好意を寄せられている20代の独身男性から、このうちの何人かと時々会ってセックスをするような関係になりたいのだがどうすれば良いか、という相談が紹介される。女性からすれば"なんと虫のいい話だろう"と大変不愉快な内容だが、おそらくこれが男性の本音ということか。それに対する藤沢さんの回答は"まあ、落ち着いてくださいよ。ポーカーで、4568を持ってるときに次の1枚でストレートが来る確率はわずか8.5%です"。つまり、あと一歩に見えても、実際にセックスまで持ち込むのは意外と難しいぞという、いたって冷静なアドバイスだ。確率論から説明してもらうと、"なんだかいけそうな気がする"のが実は錯覚にすぎないことが納得できる。浮かれていた男性も少し頭が冷えたことだろう。
また30代の妻子持ち男性から寄せられた"ばれない浮気方法"についての相談に対しては、"万が一に備えてメールを暗号化してはどうか"と回答。デート→勉強会、泊まり→オフサイト・ミーティング、セックスが良かった→昨日の議論はすごくためになりました、といった具体的な符丁まで提案してくれるとともに、同時に男女の価値観の違いから浮気のリスクに対する心構えも伝授してくれる。このように、藤沢さんのアドバイスは机上の恋愛論に終わることなく、合理的な説明と具体的なプランの形で提供されるため、読んでいるとつい実践してみたくなる。その結果、デートに成功した・童貞を卒業した・妻との交渉回数が増えたなど、読者からのうれしい報告メッセージが毎号途絶えることがない。
"恋愛に言葉はいらない"とはよく言われるフレーズだが、それに敢然と挑戦するかのごとく、恋愛に関するあらゆる事象を理論的に説明しようと試み、また恋愛する者が抱きがちな激しい衝動に対しても、それを諌めつつ現実的なアドバイスをしてくれるのが藤沢さんの"恋愛工学"。これまで数多あった恋愛指南の類とは一線を画す、そのいたって冷淡ともいえるスタンスが、"恋愛工学"が持つ説得力の源であり、同時に人気の秘訣となっているのであろう。 |
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