| 堀江貴文のブログでは言えない話 | | ホリエモンこと堀江貴文氏による、購読者数日本一のメルマガ。経済情報から芸能界の裏話まで、ブログには書かれないディープな情報や独自予測が読める。持ち前の卓越した情報力と発想力を駆使し、読者の悩みを解決してくれるQ&Aコーナーが人気。初月無料、まぐポイント対応。 | | | 堀江貴文 | | | 週刊 | | | 840円/月 | | レビュアー:加倉井路子 | まぐまぐから出ている有料メルマガの、ほぼ全てに目を通すアラサー女子。幼少より哲学に興味を持ち、学生時代はラテン語を学ぶ。趣味は家電店巡り。 | | | 再始動の堀江メルマガ、早くも読者が急増中! 感動たっぷりの出所前後ドキュメント
3月27日午前7時40分、1年9ヶ月の服役を終え、仮釈放の身となった堀江貴文氏。購読数日本一のメルマガ『堀江貴文のブログでは言えない話』の最新号Vol.167には、そんなホリエモン自身による出所前後の克明な記録が全文掲載され、その結果、購読者数急上昇ランキングでは2位以下を大きく引き離し、堂々の1位となった。今週は、この記念すべきホリエモン復帰第1号を読んでみた。
服役中もずっと更新されていた日記コーナー。最新号掲載の3月12日から28日分には、刑務所内という普段知ることのできない施設内で展開される「出所」という非日常体験がつぶさに記録されていて、ドラマ以上の面白さがあった。
3月12日午後、「処遇首席から呼び出しが。どうやら出所が近い」と、出所の兆しを察知する堀江氏。しかし、情報は厳しく制限されていて直前まで決して明かされないため、ただただ待つほかない。時間の流れが遅くなったように感じたという。
3月13日、「新しい衛生係がやってくる」。どうやら引き継ぎのようだ。やはり出所の気配。
3月15日、「2月の作業報奨金が確定。5,457円だった。いつもどおり、×10を長野県は栄村に寄付」。報酬の少なさに驚き。堀江氏がずっと寄付していたことにも驚き。
そして3月21日、「午後休憩後、突然のお迎え」。いきなり3月27日の「突然の出所!!!」の知らせ。「!」マークの数からものすごい興奮だったことが伝わる。しかしまだ「突然すぎて、全然実感が湧かない」のだった。そのとき堀江氏の脳裏に浮かんだのは、「土曜の集会の菓子のこと(笑)」だったというあたりから、すぐに事態を飲み込めなかった様子がわかる。その日のうちに出所に向けて最後の一週間を過ごす「単独室」へ移動。「フカフカ布団だ」、「テレビのチャンネルが自由!」と小さな快適さや自由を喜ぶ姿から、過酷な服役生活が垣間見えた。
3月22日、受刑生活のアンケート、釈前指導用のビデオ放送視聴など。
3月23日、待望の集会の菓子を食べる日。「うまい棒サラミ味」、「トッポ」などいたって質素なのだが、服役中の彼はこれが何よりの楽しみだったのだから面白い。果たして彼は出所後、これらの菓子を食べるのだろうか? 自由にチャンネルを選べるTVを見たり、ゴルフ雑誌を読んだりしながら、出所後に思いをはせる堀江氏。「出所後のスケジュールの相談で、『ゆっくり』して的キーワードがよく出てくるんだけど、(中略)十分のんびりしているから出所したらフル回転で働きたいんですけど……」と、はやる気持ちの一方で、「しかし、このまますんなり出所できるのだろうか? 意味もなく不安だ」と、不安に駆られる瞬間もあり、急な変化に戸惑い揺れ動くリアルな心境が伝わってくる。
そしてついに、その日がやって来た。3月27日、「びっくりするくらい細身のパンツ」を履いた堀江氏は、朝7時にめでたく釈放となった。出所後の第一声、「保護観察なう」とツイッターでつぶやいた。
この前後の様子は、同じく最新号の編集後記コーナーにも記されている。堀江氏の服役中に原稿書き起こしを担当していたSさんの記録だ。出所のことを教えられないもどかしさや、出所後の映像を気にする堀江氏の様子、刑務所を出た瞬間のお決まりの感動場面などが書かれていて、身近に堀江氏を支え続けてきたSさんにとっても、これが感慨深い大きな節目であったことがわかる。
出所翌日にはすでに二日酔いになったという、出所後すでにアクセル全開のホリエモンから、今後も目が離せない。 (メルマガ評論家 加倉井路子) |
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